サッカー・J2の試合観戦でベストアメニティスタジアムを訪れる遠来組のサポーターをもてなそうと、鳥栖市元町の妙善寺の僧侶菅原賢史さん(33)が、宿泊用として寺の無料開放を打ち出した。菅原さんは「鳥栖に来て良かったと感じてもらえれば」と利用を呼びかけている。 菅原さんは、フューチャーズ時代からの熱心なサガン鳥栖サポーター。企画のきっかけは昨年11月のホームでの柏レイソル戦。試合当日の早朝、スタジアム周辺で寝袋や車中泊をしている柏サポーターを見かけた。 「応援の時に敵として向かい合い、試合が終わったらすぐサヨウナラじゃさみしい。情報交換などでお互いの良さを吸収し合えないだろうか」。ツイッター上で本名を明かし、利用の呼びかけを始めた。 宿泊には、50畳ある寺の会館を使用。浴場も備える。寝具などはできる限り持参してもらう考え。まだアウェーサポーターの宿泊利用はないものの、ツイッターを通じて愛媛や栃木