ベンチャー企業はもちろんのこと、ある程度成熟した企業においてもイノベーションが必要なことは認識していると思います。 では、イノベーションはどうしたら起こせるのか?、従業員の創造性はどのようにしたら増すのか?という疑問がでてきます。 今回は、イノベーション・クリエイティビティについて職場環境という観点から研究しているハーバード・ビジネス・スクールのテレサ・アマビール教授の研究結果をご紹介したいと思います。 アマビール教授らは1996年に職場のクリエイティビティを測定する「KEYS」という尺度を開発しました。 KEYSは78項目の質問に回答する形の診断テストで、以下のような項目となります。 参考:https://www.ccl.org/lead-it-yourself-solutions/team-organizational-assessments/keys-creativity-innov
ー ちょっと小話+α ー この日本においては、例に挙げたような野球に関する話題が出た時には注意が必要です。特に男性諸氏。 私にはこれと言って好きな球団はありません。 しかし、就活の時、役員との面接で「好きな球団はあるか」と聞かれ、心得がなかった私は「試合に勝つと地元のスーパーがセールやるしな……」というちゃっちぃ理由から、「中日です」と答えてしまったのです。 私がそう答えた直後に、場の空気が凍るのを感じました。その後、役員の一人が「ほぅ……」とだけつぶやかれ、その場の役員全員が巨人ファンであることを私に告げたのです。 まさに悪夢。私は急いで「スーパーが、セールでー、他意はないんです~!」と弁解しましたが、その後の空気はピリリと張り詰めっぱなしでした……。 どうか賢明な皆さんは、このような過ちを犯さぬよう。 もしも「好きな球団」を聞かれたら、本当はあるけど「特にない」と答えるか、「あなたはど
博士課程相当に進む女子比率、工学系女子学生比率、社会科学系女子学生比率、OEDC諸国の中でいずれもワースト1の日本。しかし、問題意識は共有されず、議論も進みません。国際教育開発に携わってきた畠山勝太さんに、統計を読み解きながら、今いちど日本の女子教育の課題について解説していただきました。(聞き手・構成/山本菜々子) ――本日は、日本の女子教育の現状を畠山さんに伺えればとおもいます。カトマンズの出張中にお引き受けいただきありがとうございます。 いえいえ。よろしくお願いします。 ――シノドスでも「Education at a Glanceから見る日本の女子教育の現状と課題」を2012年にご執筆いただきましたが、日本の女子教育は諸外国と比べてどのような状態なのでしょうか。 その前にまず、女性の教育の収益率、とりわけ高等教育のそれの話をしたいとおもいます。今回のお話の土台になる部分だとおもいますの
Education at a Glanceから見る日本の女子教育の現状と課題 畠山勝太 比較教育行財政 / 国際教育開発 教育 #女子教育#ジェンダー政策 先月、経済開発協力機構(OECD)から”Education at a Glance 2012 (図表で見る教育)”が出版された。この出版物はOECD34カ国+G20諸国の教育状況を、比較可能でかつ信頼できる指標を用いて比較することで教育問題を浮き彫りにし、教育政策の効果・進捗状況も明らかにすることで、各国の教育改革に活かせるように出版されているものである。本編は600ページほどあるが、それとは別に各国毎に教育状況の特徴と課題が記された簡潔なカントリーノートも出版されている。 日本についてのカントリーノートももちろん出版され、多くのメディアはEducation at a Glance本体ではなくこちらの内容を取り上げている。しかし、本編で
最近、理系の大学に進学した女性を「リケジョ」と呼ぶようになったようですが、わざわざそんな言葉が生まれたのは、女性が少ないから。 更に理系の中でも女性が集中している学科とほとんど居ない学科に極端に別れがちです。 理系でも女性が比較的多いのは生命、化学、建築などでしょうか。食品、化粧品、洋服の素材、デザインなど女性に好まれやすい仕事につながる学科には比較的女子学生が多くいるようです。 一方、女子学生が極端に少ないのは、私が所属する電気・電子・情報や機械。電気や機械は人数も多いですし、卒業後の産業界の裾野も広い。 電気というと「電機メーカー」と思われるかもしれませんが、自動車、IT、通信、電力・・・電気を必要とする産業は実に多いのです。 産業規模が大きく、就職が良いにもかかわらず、女子学生が極端に少ない。 こうした理系の卒業後の職場では、成果が数字で表しやすいため、比較的実力主義です。 技術者は
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