子どもがランドセルを背負い、一人で徒歩または電車で通学する光景は日本ではごく普通のこと。しかし、世界的に見るとまだまだ「親の送り迎え」が通学手段の主流だ。国によって治安や距離の問題もあろうが、子どもたちだけで通学することを推進している動きを追った。下記の記事は2019/03/09に翻訳・公開したものです。 7歳の少女はひとりで家を出ると、世界で最も乗降客が多い新宿駅へと歩き出す。 ちょっと急がないと電車に間に合わない―。 東京ではごく当たり前のこんなシーンが、海外では「SF映画のワンシーン」かのように取り上げられた。これは、オーストラリアの公共放送局SBSで放送されたドキュメンタリー番組『日本の自立した子どもたち(原題:Japan’s Independent Kids)』の一場面。 番組の冒頭では、日本の子育てに対する考え方として「かわいい子には旅をさせよ」ということわざが紹介された。子ど
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