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ブックマーク / bigissue-online.jp (7)

  • 子どもだけで通学させることは世界の非常識?/徒歩通学のメリットや必要性を考え始めた国々の動き : BIG ISSUE ONLINE

    子どもがランドセルを背負い、一人で徒歩または電車で通学する光景は日ではごく普通のこと。しかし、世界的に見るとまだまだ「親の送り迎え」が通学手段の主流だ。国によって治安や距離の問題もあろうが、子どもたちだけで通学することを推進している動きを追った。下記の記事は2019/03/09に翻訳・公開したものです。 7歳の少女はひとりで家を出ると、世界で最も乗降客が多い新宿駅へと歩き出す。 ちょっと急がないと電車に間に合わない―。 東京ではごく当たり前のこんなシーンが、海外では「SF映画のワンシーン」かのように取り上げられた。これは、オーストラリアの公共放送局SBSで放送されたドキュメンタリー番組『日の自立した子どもたち(原題:Japan’s Independent Kids)』の一場面。 番組の冒頭では、日の子育てに対する考え方として「かわいい子には旅をさせよ」ということわざが紹介された。子ど

    子どもだけで通学させることは世界の非常識?/徒歩通学のメリットや必要性を考え始めた国々の動き : BIG ISSUE ONLINE
  • 「ミート・パラドックス」―肉食を減らしたいけど減らせない人へのアドバイス : BIG ISSUE ONLINE

    肉や乳製品をべるときに、その影響にまで真剣に思いを馳せる人はごく少数派だろう。しかし、世界規模で多大な影響があるとの警鐘が鳴らされ続けている。英アングリア・ラスキン大学心理学部で「種差別」(ヒト以外の生物に対する差別)について研究するサラ・グラディッジ(博士課程に在籍中)が『The Conversation』に寄稿した記事を紹介しよう。 Diego Sans/Unsplash, CC BY-SA 人間の活動によって発生する温室効果ガスのおよそ14%は、肉、卵、牛乳の生産を目的とした家畜の飼育に伴うものだ。畜産業の中でも、とりわけ広大な牧草地を必要とする牛の飼育は、森林破壊の最大の要因となっている。この他にも、肉産業はさまざまな環境への有害性と関連している。さらに、赤身肉や加工肉の過剰な摂取は大腸がんになるリスクを高めると指摘されている*1。 *1 参照:Red meat, proces

    「ミート・パラドックス」―肉食を減らしたいけど減らせない人へのアドバイス : BIG ISSUE ONLINE
  • 異なる世代と交流することで幸福度が高まる?世代間交流の重要性 : BIG ISSUE ONLINE

    カナダ・サスカトゥーン市(サスカチュワン州)にあるシャーブルック・コミュニティセンターでは、介護施設の入居者ハーブ(69歳)が小学6年生の生徒たちからファンキーなTシャツを贈られ、大いに盛り上がっている。ハーブと子どもたちは時間をかけて、関係を築いてきた。 生徒たちから誕生日プレゼントをもらった介護施設の入居者ハーブ。(著者提供) カナダでは2010年より、老若間で広がるギャップを縮めることを目的に、6月1日を「世代間交流の日」としている。高齢者と若者では、倫理的価値観、政治的見解から音楽趣味まで、さまざまな点で大きな違いがあることは、だれもが感ずるところだろう。「世代間交流の日」には、そんな両世代が交流することで、お互いがどんなことを学び、何を得られるかを再確認しようとのねらいがある。サイモンフレーザー大学社会心理学の博士課程の学生ジェイソン・プルーらが『The Conversatio

    異なる世代と交流することで幸福度が高まる?世代間交流の重要性 : BIG ISSUE ONLINE
  • 世界最大の温室効果ガス排出者は米軍。気候変動報告書では記載なし、情報公開請求で明るみに : BIG ISSUE ONLINE

    加速する気候危機に対し、世界で最も温室効果ガスを排出している組織「米軍」の存在はあまり知られていない。京都議定書の合意により、最も信頼される気候変動の報告書でも計算対象外とされ、米国も排出量を公開していない。米ルイス&クラーク大学のマーティン・ハートランズバーグ名誉教授(経済学)によるレポートをお届けする。 2007年、曲技飛行を行う米海軍の「ブルーエンジェルス」Photo: U.S. Navy photo 世界最大の石油消費組織、米軍 4人の研究者が推定値を算出 気候変動が起こっているのは誰の目にも明らかになってきた。天候パターンは劇的に変化し、台風や洪水、干ばつ、森林火災といった自然災害が頻発。多くの人の暮らしや命を脅かしている。化石燃料に依存した経済システムによって大気中に放出される温室効果ガス(二酸化炭素やメタンガスなど)は増え続ける一方で、政府や企業の行動を変えるべく何百万人もの

    世界最大の温室効果ガス排出者は米軍。気候変動報告書では記載なし、情報公開請求で明るみに : BIG ISSUE ONLINE
  • 上真一さんが語る「クラゲスパイラルを食い止めるには?」 : BIG ISSUE ONLINE

    (2007年9月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第79号より) クラゲが大発生する、荒れ果てた日の海 60年代東京湾、90年代瀬戸内海、そして2002年からは毎年のように日海がクラゲだらけになる。この物言わぬ海の生物は私たちに何を警告しているのか? 苛酷な海の環境に耐え切れなかった魚たち 日の海がクラゲだらけになる。そんなSFかホラー映画のような話が現実に起こりつつある。 1960年代、高度成長期で富栄養化と沿岸開発が急速に進んだ東京湾にミズクラゲが異常発生。臨海の火力発電所に押し寄せて冷却水を止めてしまい、都市が大停電に陥った。「富栄養化と埋め立てが進んだ苛酷な海の環境に、弱い魚は耐え切れなかった。そんな状況にでも耐えられるクラゲだけが残ったんです」と広島大学、生物生産学部教授の上真一さんは語る。 1990年代には、漁獲量が半減した瀬戸内海でも猛威を振るったミズ

    上真一さんが語る「クラゲスパイラルを食い止めるには?」 : BIG ISSUE ONLINE
  • 「ホームレスの人はどうして生活保護を申請しないのですか」/早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの授業で、学生から質問 : BIG ISSUE ONLINE

    ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回は早稲田大学ボランティアセンター「ボランティア論2」の時間に、ビッグイシュー日東京事務所長の長崎、そして販売者の上野さんがお邪魔しました。 ホームレス状態に至る経緯・・・怠けていたからなるわけではない ・仕事を失う (非正規雇用だと解雇されやすい/寮つきの仕事解雇とともに住まいを失う) ・頼れる家族がいない (家族との縁が切れている/家族も経済的・精神的に不安定な状態/暴力的であるなどのケース) ・健康状態がよくない (発達の特性や、怪我や病気など) 学生の皆さんやその家族の多くが特に意識せず享受してきた基盤やつながりを、生まれつき・または人生の過程で享受できなってしまった状態にある人が存在しているということ、それらをだんだんと失ってホームレス状態となり、ビッグイシュー

    「ホームレスの人はどうして生活保護を申請しないのですか」/早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターの授業で、学生から質問 : BIG ISSUE ONLINE
  • 雑誌と本屋と図書館がコラボしていく:「今、本屋で図書館を考える」トークイベントレポート3 : BIG ISSUE ONLINE

    <「今、屋で図書館を考える」トークイベントレポート2を読む> 土田:いろんなキーワードが出てきましたが、綾野さんのほうで新たに感じられたこととか、何かあれば。 綾野:今、伊丹市内の屋さんといろいろタイアップして事業をやらせていただいてます。もっと広げたいなと思っていたので、ぜひジュンク堂書店さんとか、『ビッグイシュー』さんとか、いろいろタイアップできたらなと。ずっと市民の方々と一緒につくりあげてきた図書館で、それは今後も変わらないですけど、もう少し持続的に何かやっていかなあかんな、ということを考えたときに、やっぱり企業の方とのタイアップというのは必須、というのが率直な感想です。 ベタな話だと、ちらしを棚に置かせていただいたりとか、ビブリオバトルのプレゼンの大会なんかもできたら。書店員さんの勧めるということで、ビブリオバトルなんかを「ことば蔵」でやっていけたらな、と思ったり、『ビッグイ

    雑誌と本屋と図書館がコラボしていく:「今、本屋で図書館を考える」トークイベントレポート3 : BIG ISSUE ONLINE
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