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ブックマーク / honkawa2.sakura.ne.jp (10)

  • 図録▽人口1人当たりエネルギー消費量の推移(主要国)

    主要国における人口1人当たりのエネルギー消費量(1次エネルギー供給量)の推移を石油換算量で示した図録を掲げた。省エネ型の国づくりがどの程度進んでいるかをうかがうためのデータである。ここで示しているのは産業用と家庭用のエネルギーを合わせた消費量である。産業用ではなく、家庭用のエネルギーのみの各国比較は図録4030参照。 近年、日ドイツ、フランス、英国など主要先進国はほぼ4万kWh以下の消費量となっているのに対して、米国は8万kWh前後と約2倍の人口1人当たり消費量になっており、世界の中でも目立ったエネルギー多消費国家となっている。世界全体ではなお約2万kWhであり、米国を除く主要先進国でも世界平均の2倍のレベルとなっている。 このため、人口1人当たりCO2排出量も米国は、日、フランス、ドイツ、英国、韓国といった国と比較して約2倍となっている(図録4180)。 1973年のオイルショック

  • 図録▽トウガラシの辛さランキング

    新種改良によって、トウガラシの辛さのランキングは更新され続けている。現時点の激辛唐辛子の辛さランキングを上に掲げた。関連して日人の好きなカレーの辛さについては図録0416参照。 キャロライナ・リーパーは、ゴースト・ペッパー(かつて世界記録保持していた)とレッド・ハバネロの交配種であり、2013年現在、ギネス世界記録で世界で最も辛い唐辛子に認定されており、それまで記録を保持していたトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーに勝っているという(ウィキペディア2017.10.23)。 辛さランキングは品種改良などでさらに更新されていく。以下に最新のランキングを掲げた。2位のペッパーXは薄黄緑色をした米国生まれの唐辛子。ギネス認定は受けていないが、世界一辛い唐辛子としても知られている。4位のキャロライナ・リーパーの開発者エド・カリーにより生み出されたといわれる。 順位 品目(SHU:スコヴィル

  • 図録▽世界各国のセックス頻度と性生活満足度(第2版)

    Durex社では、2005年ほど国数は多くないが、2006年、2011年にも、世界各国のセックス頻度と性生活満足度に関する調査を行っている。2005年調査の結果については図録2318参照。 26カ国を対象にした2006年調査については、結果を上に示した。頻度の世界一がギリシャで、日は最下位である点、また、南欧、東欧の頻度が高く、南欧の満足度が低い点など、41カ国を対象とした2005年調査結果との共通点も多い(ただし、頻度について2005年は年間回数、2006年は週1以上割合で示しているという差がある点には注意が必要である)。 新知見としては、2005年には対象でなかったアフリカの大国ナイジェリアについて、頻度がかなり低い割には、満足度が世界一である点などが目立っている。 2005年調査の結果と異なる特徴としては、アジア諸国の頻度は中国、マレーシアなどに見られるように欧米と遜色がない点、欧

  • 図録▽米国の地域別殺人発生率

    米国の他殺率は欧州諸国と比較して格段に高いレベルとなっているが(図録2776a)、理由を考えるに当たって、米国における地域別の大きな違いを理解しておく必要がある。 ここでは、米国の州別の人口10万人当りの殺人発生件数のマップを掲げた。北部は東から西に帯状に件数の少ないベルト地帯が広がり、南部もやはり東から西に件数の多いベルト地帯が続いていることが分かる。 歴史的な暴力の低減過程を研究したスティーブン・ピンカーは「暴力の人類史」(青土社、原著2011年)の中で多くの者が何故だろうと思う米国の高い殺人発生率レベルの理由についてかなり多くのページを割いている(以下、引用は上巻)。 国家が人民に武器を捨てさせた後に人民が国家を引き継いだ欧州諸国と異なり、米国では、国家が暴力を独占する前に人民が国家を引き継いでしまった。「アメリカ人、とりわけ南部と西部のアメリカ人は、合法的な武力行使を政府に独占させ

  • 図録▽米国人の銃保有率

  • 図録▽主要耐久消費財の世帯普及率推移

    耐久消費財の普及が国民生活を大きく変化させてきた状況を図示した。末尾コラムで限られた品目だが米国の状況も示した。 高度経済成長期の所得向上の中で、耐久消費財の普及が進んだ。1953年は電化元年と言われているが、この頃登場した電気洗濯機、電気冷蔵庫、電気掃除機という「三種の神器」は高度成長期から安定成長期に移行する画期となった1973年のオイルショック頃にはほとんどの家庭で一家に一台の普及を見た。当時最先端の商品としてあこがれの対象であるとともに、これらの耐久消費財は家事労働にかける時間の短縮を可能とし、家事労働に従事することが多かった女性の社会進出にも貢献したと考えられる。 その後、1960年代から普及がはじまった乗用車、ルームエアコン、カラーテレビという「3C」と呼ばれる耐久消費財が、当時の一般家庭の夢の商品として黒白テレビを引き継いだカラーテレビから急速に普及していった。 その後も電子

  • 図録▽平均寿命の歴史的推移(日本と主要国)

    アンガス・マディソンAngus Maddisonの「世界経済」(*)から日と世界主要国の平均寿命の歴史的推移を見た図を掲げる。 *The World Economy: A Millennial Perspective/ Historical Statistics (Development Centre Studies) 結論的には、近代以前の世界の平均寿命は20歳代。産業革命時代の欧米や江戸時代の日は30歳代。遅れていた日は1950年以降に一気に欧米を抜き去る。 最も古い時代の推計としてはローマ時代のエジプト33-258年の推計値が24歳とされる。1000年頃の世界の平均寿命も多分24歳ぐらいだったとされる(マディソン同資料)。14~15世紀のイングランドが24歳、18世紀のフランスが25歳とヨーロッパ中世もこれとほとんど変わらない水準である。 1820年になってもインドでは古代エジ

  • 図録▽主要国の他殺率推移(死因統計)

  • 図録▽幸せはお金で買えるか(所得水準と幸福度の国別相関)

    豊かさと幸福度が比例するか、幸せはお金で買えるかについて多くが論じられている。自由市場経済を万能とは認めない人々は両者の不一致を示す事実に着目する傾向がある。このため「イースタリンの逆説」が引き合いに出されることが多い。 1970年代、米国の経済学者のイースタリン(Richard Easterlin)が「第2次世界大戦後に急速な経済発展を遂げた日における生活に対する満足度は、低下している」という調査結果を基に「経済成長だけでは国民の幸せは量れない」という「イースタリンの逆説」を提唱した。所得水準と生活満足度(well-being)はある時点の一国内ではゆるく相関しているが、時間を超えた2時点や地域を越えた2地点ではほとんど相関がないとするものである。 ところが最近は所得と生活満足度あるいは幸福度には相関があるとする論文がときどき欧米有力経済誌に紹介されるようになってきた(ニューヨーク・タ

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2012/04/26
    イースタリンの逆説
  • 図録▽男女別喫煙率の国際比較

    OECD諸国(+クロアチア)の男女別喫煙率を掲げた。 喫煙率は国によって大きく異なる。男性の喫煙率は最低のアイスランド11.9%から最高のラトビアの47.1%、女性の場合は最低のコロンビア4.5%からクロアチア36.1%まで大きな幅がある。 2022年の更新は、クロアチアがワールドカップカタール大会で日と競り合ったことから、どんな国民性なのだろうかと、同国のテレビドラマ「ザ・ニュースペーパー」(2016年開始)をネットフリックスで視聴しはじめたからである。このドラマの中では、ジャーナリストが自分をクルマで連れて行く相手に、そうした下働きを指示した「ヨリッチに何の恩が?」ときくと、「話せば長くなる」「戦争がらみか?」「ここでは全てが戦争がらみだ」というような会話が妙にリアリティをもっているのであるが、その他、登場する女性たちがほぼ全員たばこをふかしているのが印象的だった。そこで、クロアチ

    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2011/09/06
    "喫煙率の高い国としては…途上国と…東アジア"
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