毒親は虐待、育児放棄、独裁的、束縛、抑圧、極度な過保護、同じ価値観を強要するなど子どもに悪影響を与える親を意味する。 毒親という言葉はアメリカの精神医学者スーザン・フォワードの著書『TOXIC PARENTS』の邦題『毒になる親』が元ネタになっている。「Toxic」は「有毒な」を意味する英語の形容詞で、英語では”心”に関する問題に「Toxic」など「有毒」や「汚染」といった表現がよく用いられる。 本著は言葉の暴力をはじめとする虐待、育児放棄、アルコール中毒、自分の思う通りに子どもをコントロールしようとする親など子どもにとって「毒になる親」のケースを紹介しており、著者はカウンセリングを行う精神科医として子どものころに植え付けられた感情が大人になっても害となって苦しめることを啓発し、毒親に傷つけられた心を癒やし新しい人生を踏み出す方法を紹介している。 著者は『毒になる姑(原題:TOXIC IN
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