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ブックマーク / univ-journal.jp (8)

  • 食べていけない博士を量産、国内の博士人材追跡調査

    文部科学省科学技術・学術政策研究所が2018年度に大学の博士課程を修了した人の1年半後を追跡調査したところ、人文系は年収100万円以上200万円未満が最多となるなど、仕事べていけない博士を量産している実態が明らかになった。 それによると、博士課程修了1年半後の進路は大学などが51.7%、民間企業が27.2%、公的研究機関が8.4%、非営利団体が7.3%。大学などが最も多かったが、大学では雇用形態が不安定な契約職員や任期制研究員の比率が高かった。 学問分野別に見ると、工学の76.2%、保健の74.1%、農学の66.0%が正社員や正職員だったが、人文は41.0%、教育や芸術などその他は49.5%にとどまり、不安定な立場に置かれる博士が目立っている。 年収は保健、工学、理学、社会で高い傾向にあり、保健は30%以上が1,000万円を超えていた。これに対し、人文は最も多い層が100万円以上200

    食べていけない博士を量産、国内の博士人材追跡調査
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2022/02/03
    オラは交通事故の為博士課程中退…別な意味で食べていけない…
  • 性接触人数は「べき分布」に従う、長崎大学と静岡大学が調査

    長崎大学熱帯医学研究所と静岡大学の研究チームは、日国内における性接触ネットワークの性質として、一人あたりの性接触人数が「べき分布」に従うことを明らかにした。これは性接触ネットワークがスケールフリーと呼ばれる特徴を持ち、性感染症が蔓延しやすい状態を意味している。 研究チームはインターネット調査を行い、日在住の男女それぞれ2,500人(計5,000人)から「人生でこれまでの累計の性接触人数」と「直近三か月間の累計の性接触人数」についての回答を得た。その結果、どちらも性別によらずスケールフリー性を持つことが分かった。また、男性は女性よりも性経験人数を多く申告するという世界的に共通する傾向が、日でも確認された。 今回の研究により、アジア圏で初めて性接触ネットワークがスケールフリー性を持つことが判明し、世界的に普遍性が高いことが示された。この研究は今後、日での性感染症の拡散予測に役立つことが

    性接触人数は「べき分布」に従う、長崎大学と静岡大学が調査
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2019/09/05
    "男性は女性よりも性経験人数を多く申告するという世界的に共通する傾向が、日本でも確認された"でもこれネット調査でしょ?どこまで信用できるもんか。
  • 成績上昇には「メタ認知」が重要 東京大学とベネッセが高校生を追跡調査

    ベネッセ教育総合研究所と東京大学社会科学研究所は、同じ親子を12年間追跡する「親子パネル調査」を2015年度から実施してきた。 今回、このうちの2018年3月に高校を卒業した子どもの高校3年間の追跡データ(703人)を用いて分析したところ、成績が上昇した高校生は、自分の学習を客観的にとらえる「メタ認知」などを持っている(持つようになった)ことがわかった。 また、勉強する理由(学習意欲・学習動機づけ)において、成績が「ずっと上位」や「上昇」の子どもは、「新しいことを知るのがうれしいから」勉強している比率が高かった(「ずっと上位」57.0%、「上昇」42.6%)。一方、成績が「低下」した子どもは、「先生や親にしかられたくないから」 勉強する比率が49.0%と高いことがわかった。これらの結果から、成績の維持や上昇には、学習に好奇心や関心を持って(内発的な学習意欲)学習することが効果的だと考えられ

    成績上昇には「メタ認知」が重要 東京大学とベネッセが高校生を追跡調査
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2019/04/14
    ズービン・メータを知ってるかどうかがカギ?(<んな訳はない)
  • アルコールは共感を強める 東京大学が実験的に証明、自閉症への効果期待

    東京大学の池谷裕二教授らの研究グループは、アルコールが共感を促進することを実験的に証明し、その神経回路機構を明らかにした。共感性低下を特徴とする自閉スペクトラム症の治療法開発が期待される。 マウスは恐怖を感じるとその場で四肢をすくませて動かなくなる「無動行動」をとり、その時間の長さが恐怖の度合いを表す。実験では、恐怖下にある仲間を見ても無動行動をとることからマウスは共感性を持つことが確認された。さらに研究グループは、マウスにエタノールを与えると仲間の痛み(電気ショック)に対する無動時間が長くなるという共感様行動を示すことを発見した。 さらに、アルコールを投与されたマウス脳内のニューロンの観察により、仲間の痛みに応答する神経活動が、実際に自分自身が痛みを受けたときに応答する神経活動と類似することを突き止めた。つまりアルコールにより、他者の情動変化を目撃したときに自身が同じ状況にいるかのような

    アルコールは共感を強める 東京大学が実験的に証明、自閉症への効果期待
  • 認知機能の低下に、性差と教育歴が影響 東京大学が3年間追跡調査

    東京大学の研究グループは、認知機能の低下が進行していく過程を追跡・検討するJ-ADNI研究により、234名の軽度認知障害の被検者の認知機能を最長3年間追跡した。その中で、認知機能の低下に関与する要素として、性差、教育歴が影響を持つことを見出した。 続いて、教育年数での比較では、全ての評価項目について、16年以上の教育(大学卒業以上)を受けた方の進行が遅いことがわかった。さらに性別で分けて解析したところ、この効果は女性では認められず、男性のみに認められた。 女性で認知機能低下の進行が早い原因をさらに追求したところ、慢性腎臓病のグレードが高い方で進行が早いことがわかった。この理由として、腎機能低下の要因である高血圧や動脈硬化によって、脳の小血管の障害を来たすことが、認知機能の悪化に拍車をかけている可能性が推測された。 一方、北米の同様な研究ではこうした傾向はみられない。今回明らかとなった、高血

    認知機能の低下に、性差と教育歴が影響 東京大学が3年間追跡調査
  • 生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見

    哺乳類もメダカもY染色体を持っていると身体はオスになる。ところが、身体がY染色体を持っていようがいまいが、生殖細胞は身体をメスにしたがる働きを持っていることを、メダカを利用した実験で名古屋大学らが見出した。 例えば、メスのメダカで、生殖細胞が「精子になるか卵になるか」を決める遺伝子機能を破壊すると、生殖細胞は卵の代わりに精子を作り始める。しかし、それにも関わらず身体はメスになるという。このことは、生殖細胞は卵になろうが精子になろうが身体をメス化させる能力を保持していることを示す。 メスにおいて卵巣ができる過程とオスにおいて精巣ができる過程を比較してみると、メスでは卵巣が形成された直後に生殖細胞の数が増加して卵を作り始めるのに対し、オスでは精子を作り出す前に生殖細胞の増加が停止するという。研究で明らかとなった生殖細胞の「身体のメス化」という特質に着目すると、メスにおいては生殖細胞の数を増や

    生殖細胞は身体をメスにしたがる 名古屋大学らが新たな特質を発見
  • 「生物が眠る理由」 睡眠で脳回路はクールダウンされる 東京大学

    海馬が学習や記憶に関わっていることは古くから知られている。しかし、神経細胞には限りがあるため、あるレベルに到達するとそこで飽和し、それ以上の記憶ができなくなってしまう。そのため何らかの「クールダウン」の機構が海馬に備わっていると予想されてきた。 研究グループはまず、睡眠中のマウスからニューロン間の繋がりの強さの指標である興奮性後シナプス場電位(field excitatory postsynaptic potential,fEPSP)を記録した。すると、睡眠の経過とともにfEPSPの減弱が見られ、睡眠中にはニューロン間の繋がりが自然と弱まることが確認された。 続いて、睡眠中に生じるSWRを阻害する実験を行ったところ、fEPSPの減弱は観察されなかった。すなわち、SWRが睡眠中に海馬のニューロン間の繋がりを弱め、海馬の神経回路をクールダウンしていることが明らかになった。SWRを7時間阻害し続

    「生物が眠る理由」 睡眠で脳回路はクールダウンされる 東京大学
  • AIで予測した2万通りの未来シナリオをもとに、京都大学が政策提言

    京都大学こころの未来研究センター広井教授らは、日立製作所の人工知能AI技術と融合させ、持続可能な日の未来に必要な政策を提言した。 日では、少子高齢化や産業構造変化によりポスト成長(非成長・非拡大)時代へシフトしつつあり、これに伴う大きな社会課題に対処するには時機を捉えた戦略的な政策の立案と実行が必要である。 今回、京都大学は日立のAI技術を活用し、「少子化」や「環境破壊」など149個の社会要因についての因果関係モデルを構築。AIを用いたシミュレーションにより2018年から2052年までの35年間で約2万通りの未来シナリオ予測を行い、23個の代表的なシナリオのグループに分類した。 シナリオは大きく都市集中型と地方分散型で傾向が2分されたため、都市集中型か地方分散型か、またその社会が持続可能か、破局的かの観点で、シナリオのグループ同士が分岐する時期と要因を解析。これを元に、持続可能な未

    AIで予測した2万通りの未来シナリオをもとに、京都大学が政策提言
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