昨今、なでしこジャパンを代表とした女性アスリートの活躍を目にする機会が多くなっています。我々ラグビー界も一概ではなく、女子ラグビーが注目されています。 日本における女子ラグビーの歴史は古く、1988年に日本女子ラグビーフットボール連盟が設立されるまで遡ります。当時の加盟チームは15チーム。同年には、東京・駒沢陸上競技場補助グラウンドで第1回女子ラグビー交流大会が開催されました。女子ラグビーの礎を築くべく情熱を傾けた先人たちの思いを強く感じることができます。 その後、(財)日本ラグビーフットボール協会の関連団体として活動を続けていましたが、2010年には2016年夏季五輪での7人制ラグビー正式採用を受け、女子ラグビーの競技力向上と更なる普及拡大を目的として女子連盟を発展解消する形で協会内の一委員会として女子委員会が発足しました。現在は、同委員会が中心となり日本国内の女子ラグビーの強化・普及を