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ブックマーク / www.jst.go.jp (7)

  • 【対談】コロナ禍の現場で見た「政策と科学」の相克(第2部)- POLICY DOOR ~研究と政策と社会をつなぐメディア~

    (第2部) 森田:ここからは三つめの論点であるサイエンスコミュニケーションの話に移りたいと思います。 第1波以降、にわか専門家のような人たちが世論に対して影響力を持ちました。これが危ないとか、専門家が言っているのは限られた部分だけだとか、視聴率に最も結び付くというということからもしれませんが、ずいぶん過激なことも言っていました。ただ、それで世論がある程度形成されてしまい、それを受けて政治家も反応するという状態が生まれたのも事実です。 不安なときに頼れる情報を 西浦:国民に流布されるべき科学的情報というのは、パンデミックが起こるとどうしても百家争鳴状態になります。何が正しいか判別しにくくなるからです。今、私が関わっている新しいプロジェクトではそういったあたりを改善できないか、民放テレビ局出身の科学コミュニケーションの専門家志望者も交えて相談しています。具体的には、報道される科学的情報をある程

    【対談】コロナ禍の現場で見た「政策と科学」の相克(第2部)- POLICY DOOR ~研究と政策と社会をつなぐメディア~
  • 【対談】コロナ禍の現場で見た「政策と科学」の相克(第1部)- POLICY DOOR ~研究と政策と社会をつなぐメディア~

    森田:新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まってから3年になります。この間、西浦先生が実際に政策決定に関わられる局面がたくさんあったと思いますが、そこから見えてきた景色について、三つのポイントに絞ってお話を伺いたい。 まず一つ目は、科学技術でどこまでわかるのか、わかっているのか。二つ目は、科学者の見解が政策に反映されるためには政治的なリーダーがきちんと決める必要がありますが、当初かなり問題がありました。ここから、科学者による科学技術的な助言と政治的リーダーの関係はどうかということ。三つ目は、科学的な見解を伝えるサイエンスコミュニケーションはどのように行われていたかです。この回は最初の二つについてお話を伺います。 ぎりぎり間に合った 西浦:今までの過去のデータしかない状態では、未来のリスクアセスメントはなかなかできなかったのですが、数理モデルを用いることで、科学的に一定の認められた手法

    【対談】コロナ禍の現場で見た「政策と科学」の相克(第1部)- POLICY DOOR ~研究と政策と社会をつなぐメディア~
  • 人気のないダチョウ研究に没頭する激ヤバ博士だったのに、感染症問題でめちゃめちゃ注目されてきた学長|2020年9月|産学官連携ジャーナル

    クローズアップ 人気のないダチョウ研究に没頭する激ヤバ博士だったのに、 感染症問題でめちゃめちゃ注目されてきた学長 誌編集長 山口 泰博 ダチョウの卵から抗体を取り出し、感染症予防に寄与する研究で注目を浴び続けてきた塚康浩教授は、この4月から京都府立大学学長に就任した。 鳥類の免疫学や感染症を研究し、獣医師としても知られる塚学長だが、大学運営を担い、学部生と大学院生も受け持つ教員でもあり、研究者として起業家で事業家としても注目を集めている。 地方にいながらにして研究成果を大学発ベンチャーとして社会に発信し、産学連携でも巨額マネーを生み出し新しい事業を作り出す。 直近では、ダチョウの卵から新型コロナウイルスの抗体を抽出し、ウイルスを不活化する抗体成分を染み込ませたマスクやスプレーなどの商品化で、ウイルスの感染力を抑制し感染予防に貢献する時の人だが、過去にも新型インフルエンザから始まり、

    人気のないダチョウ研究に没頭する激ヤバ博士だったのに、感染症問題でめちゃめちゃ注目されてきた学長|2020年9月|産学官連携ジャーナル
  • ムーンショット型研究開発事業|トップ

    「ムーンショット型研究開発事業」は、 我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、 従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく 挑戦的な研究開発を推進する新たな事業です。 > 事業について

    ムーンショット型研究開発事業|トップ
  • 人間と機械の境界―浅田稔×西垣通×國領二郎

    「人新世」をテーマとするHITEの対話シリーズ第3弾。今回は、HITE領域の命題ともいえる「人間と機械」をめぐる議論を通じて、いま何を考えるべきかを二人の研究者に尋ねた。 ひとりは人文学と工学の中間的立場から情報学を築いてきた西垣通氏、そして国内におけるロボット研究の道を拓き続けてきた浅田稔氏だ。対称的な二人の議論から、何が見えてきたのだろうか。 浅田稔(大阪大学先導的学際研究機構特任教授) 西垣通(東京大学名誉教授/「人と情報のエコシステム」研究開発領域アドバイザー) モデレーター:國領二郎(慶應義塾大学総合政策学部教授/「人と情報のエコシステム」研究開発領域総括) 機械の自律性をめぐって 國領二郎(以下、國領):今日は「人間と機械」というテーマにおいて、いま議論すべき論点を明確にできたらと思っています。そこでまず先生方に伺いたいのは、「自律性」の問題です。機械に自律性は生まれうるかど

    人間と機械の境界―浅田稔×西垣通×國領二郎
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2021/10/27
    "使い方をマスターすること自体が、共生のあり方のひとつ"/"原理的かつ学問的には、生物と機械の違いをきちんと踏まえてロボットを設計しないと皆が困る"/"責任や自由意思の問題は機械には問えない"
  • 大学見本市:TOP

    「大学見市2024~イノベーション・ジャパン」は終了しました。 ご参加いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。 2025年度開催については、決定次第ページでお知らせいたします。

  • 拡がりゆく数学201206千葉N.dvi

    シャボン玉とシャボン膜の数学 拡がりゆく数学 in 千葉 2012 年 6 月 17 日 (日) 小磯深幸 (九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所) 目次:1. シャボン玉はなぜ丸いか? 2. シャボン膜の数学 3. 自然現象解明への応用 4. 補遺 1 1 シャボン玉はなぜ丸いか? シャボン玉はなぜ丸いのでしょうか? シャボン膜は非常に薄いので重さ を無視することにすると,シャボン玉に働く力は表面張力のみとなる. 表面張力は表面積に比例すると考えられ,シャボン玉は表面張力ができ るだけ小さい形をとろうとする.したがって,私達が解くべき問題は, 問題 1.0.1 (等周問題). V は正の数とする.囲む体積が V の閉曲面の中 で,面積最小のものを求めよ. 1.1 平面におけるシュタイナー (Steiner) 対称化 この節では,「シュタイナー対称化」と呼ばれる方法を平面内で説明す

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