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ブックマーク / dev.ariel-networks.com (89)

  • Smart Frameworkクイックスタート

    それでは「フォトレポート」アプリの作成を始めましょう。 デザイナーの起動 Smart FrameworkのアプリケーションはWebベースの開発ツール「Designer(デザイナー)」を利用して作成します。Designerは次の手順で起動します。 1. Smart FrameworkのWebデータベースにログインします。 2. 左上の「menu」->「テナント管理・運用」->「アプリ管理」から「スキーマ管理」を選択して、スキーマ管理画面に遷移します。 3. ツールバーの「アプリ連携」から「Designerを開く」を選択して下さい。 4. 新しいウィンドウでDesignerページが開きます。 プロジェクトの作成 アプリケーションは「プロジェクト」と呼ばれる単位で管理します。プロジェクトはDesignerから次の手順で作成します。 1. 画面左上にある「新規プロジェクト」アイコンをクリックして、

  • ムック「Web開発の基礎徹底攻略」が発売されました

    以前執筆してWEB+DB PRESSに掲載された「良い設計」の記事を収録したムック「Web開発の基礎徹底攻略」が発売されました。編集部の意向でタイトルは「はじめての設計」になっています。 情報は下記を参照してください。 アマゾン 技術評論社 ムックには赤松さんの「コーディングの基礎知識」も掲載されています。実は、「良い設計」の記事を書くときの最初の打ち合わせで、編集者が参考記事として持ってきた記事がこれでした。その場では目次だけ目を通しました。 赤松さんの記事は約3年前の記事です。たぶんリアルタイムでも読んでいます。とは言え、3年前なので流石に内容の記憶はしていません。今回、執筆前に赤松さんの記事を再読してしまうと自分の記事が書きづらいので、目次以上は目を通しませんでした。代わりに、目次からなんとなく内容を想像して、自分の記事が被り過ぎないように多少の配慮をしました。その試みが成功したかは

  • アリエルの製品の開発環境ってどんなの?

    アリエルの開発環境ってNotesのそれに似ているそうです。基的にデータは全て、文書と呼ばれる単位で保存されます。RDBMSで言えば、テーブルの一レコードが一文書に相当します。それらの文書をアプリケーションって呼ばれる単位で格納しています。また、RDBMS的に言えばアプリケーションはテーブルに相当する概念らしいです。偉い人からは、厳密に言えばその説明は間違っている、って怒られそうですが…。 Notesの開発者にならもう少し厳密にマッピングできるように説明できるそうですが、Notesの開発者は希少種になりつつあるそうなので、それは触れてはいけないそうです。極めて単純化してしまえば、Notesも一覧画面と文書のCRUDが簡単に作れるシステムでしかないですよね。ちなみに、RDBMSもCRUDが簡単に作れるシステムの一つらしいです。 CRUDが簡単に作れるシステム、って言われても何ができるかよく分

  • しばらくCRITICAL WORKSにブログ出張します

    昨日、Agile渋谷のEmacs勉強会で話をしてきました。参加者に若者が目立ちました。みんなが積極的にLTするのが印象的でした。下手すると会場で最年長だったかもしれません。怖いので確認していませんが。 プレゼン資料はCRITICAL WORKSに公開しています。公開記事は「Agile渋谷のEmacs勉強会で話した講演資料を公開します」です。 しばらく、ありえるえりあを離れてCRITICAL WORKSでブログを書く予定です。別にありえるえりあが嫌になったわけではありません。気分転換です。たぶん1年後にありえるえりあに戻ってきます。ただCRITICAL WORKSの黒い背景色が気持ち悪いので、これがいつまでも変わらなかったらもっと早く戻ってくるかもしれません。ついでに書くとCRITICAL WORKSというタイトルもあまり気に入っていませんが、良い代案がないので、こっちは特に変更を希望してい

  • WEB+DB PRESSにコードリーディングの記事を書きました

    WEB+DB PRESS Vol.69に「大規模コードリーディング」と題した記事を寄稿しました。 元ネタはTGSで行った講義です。この時の講義資料を見た編集者から執筆を依頼されました。講義は2月初めでしたが、雑誌として記事が載るのは6月末になりました。こう考えると紙媒体のタイムラグは相当なものです。今回に関しては時流に関係する内容ではないので問題はありませんが。 講義で一度話した内容なので執筆は余裕だろうと思っていましたが、書けばそれなりに苦労しました。 コードを書く技法もそうですが、コードリーディングの技法はそもそも伝達可能なのかという深刻な問いがあります。わかった気にさせることはできるかもしれませんが、経験しないと結局わからない懸念もあります。ブレンダン・アイク氏もゲシュタルトなプロセスと言っています。ただ、そんなことを言っていると、ソフトウェア開発はいつまで経っても未熟な産業のままで

  • 「苦悩からユーザビリティテストに希望を託すまでの道のり」と題してプレゼンしたので、資料を公開します

    自己紹介の代わりに著書紹介 「P2P教科書」 「パーフェクトJava」 「実践JS サーバサイドJavaScript入門」 「パーフェクトJavaScript

  • 「ソフトウェア開発という仕事」と題して講義をしました

    社内で新卒向けに講義をしました。社内固有の情報を削除した上で、下記に講義資料を公開します。 ソフトウェア開発における開発者の仕事を理解してもらうために話をしました。 講義対象者の半数以上が開発志望ではなかったので、開発者でない人が、今後、IT業界の中でどう開発者と向き合っていくかを主眼にして話しました。IT業界にいながら、開発者のことを理解できない人たち、あるいは何をしているのか分からない、と偏見を持つ人がいるからです。彼らにそうなって欲しくないからです。共感できるかは別です。考え方や価値観が違うなら違うでもいいと思います。はじめから理解を拒否していたら、いつまでもコミュニケーションが生まれません。 ついでに、半数以上が女性だったので、裏の意図として、プログラマがモテるようになって欲しいと思って話しました。プログラマがモテる世界にしたいと思っているからです。若い女性の前で話す機会を得られた

  • 2013年度、アリエル新卒募集が始まりました

    この4月にアリエルに入社した人たちは新卒第1期生と呼ばれています。IT企業らしく第ゼロ期も存在していますが、多くを語らないのが暗黙のルールです。 2013年度の新卒募集が始まりました。入社すると第2期生になります。2進数を使うとイチゼロ世代です。 – アリエル新卒募集ページ 開発者はシャイな人が多いせいか、上記ページの「現職社員ページ」に開発者が出ていません。しかし、開発者も募集しています。ありえるえりあ読者に大学生がどれほどいるかわかりませんが、アリエルに興味があればエントリーしてみてください。エントリーは無料です。無料でエントリーさせてその後課金するようなこともありません。 5月ごろ開発志望者向けの説明会を行う予定です。アリエルが採用したい開発者像や入社後どのようなキャリアパスがあるかについて話します。こっそりD社とG社の悪口も言います。 説明会の主目的はアリエルの魅力を伝えることなの

  • マネージャになりたくないプログラマのキャリアパス

    金曜日、KLab元CTOの仙石さんからありがたい話をいただきました。 話は、開発者の採用、教育、評価あるいは開発者の心構えなど多岐に渡りました。いくつも興味深い話がありましたが、個人的に一番聞いて良かったと思える話を紹介します。表題の件です。 若いプログラマの中には年をとってもマネージャになりたくないと言う人がいます。他人事ではなく自分もそのひとりでした。若い時にマネージャ志望のキャリアパスに語ることは、プログラマとしての自分の誇りを傷つける気がしていました。マネージャを偉いと見なす風潮が、技術に対する裏切りのような気分がしていました。技術者をマネージャより低いと位置づけるのが許せませんでした。 たぶんピュアだったのでしょう。そんな経験があるので、今でもピュアな若者は好きです。物のプログラマになるには、技術だけに一心に向き合うピュアな期間が必要だと信じています。そして、技術に真摯に向き合

  • コードリーディングについて | ありえるえりあ

    コードリーディングについて アリエルネットワークCTO 井上誠一郎 自己紹介 書籍 「P2P教科書」 「パーフェクトJava」 「サーバサイドJavaScript入門」 「パーフェクトJavaScript」 今回の講義 心構えや経験談が中心 抽象論になりすぎないように実践可能な「トライ」ページ 次回講義の予告 3月1日の予定 「Webアプリのアーキテクチャの歴史と進化」 専門用語多め 反応を比較して今後の講義の参考にします コードリーディング(1) 現場で重要なスキル 既存コードベースがある場合、書くコード行数は驚くほど少ない 学習と実務でのギャップ サンプルコードは短い コードリーディング(2) 既存コードを理解できないと デバッグできない 新機能の追加ができない 既存コードと同じコードを書いてしまう(無知ゆえのコピーコード) => 更に読みづらくなる悪循環 理解できないコードは悪 多少

  • 勝手にクックパッド vs. アリエル

    WEB+DB PRESS Vol.66の特集3が「クックパッド 開発ノウハウ大公開」でした。他社がどのようなソフトウェア開発プロセスを確立あるいは試行しているのか、どんな開発者文化を醸成しているのかに関心があるので、興味深く読みました。読んだ感想は、クックパッドは良い開発者文化を醸成しているようで素晴らしい、です。なんと言うか、利用者視点の文化が醸成されているようです。 もちろん書かれたものと真実が一致していると信じるほどウブではありません。かつて、アリエルも開発プロセス(主に品質管理)の記事を書いたことがあります。もし社内の人がこれを読んだら、こんな良いことばかりでもないだろうと思うかもしれません。ぼくもそう思います。 そもそも世の中にあふれる「言語化して語られる開発プロセス」と「開発現場の現実」にはギャップがあります。現場の当の根深い問題の多くは語られません。 開発プロセスの良い面あ

  • 「ストラウストラップのプログラミング入門」を読みました

    ストラウストラップのプログラミング入門を読みました。 C++作者のストラウストラップ先生(以下、先生)の書いたです。分厚いです。写真を撮るとこんな感じです。HTCのアンドロイド端末と同じぐらいの幅です。 先生の書いたなので是非読むべきです、と言いたいところですが、この分厚さを万人には勧められません。人生の優先順位は各自それぞれだからです。全部を読めない人のために、優先的に読むべき箇所を決めるために各章の個人的主観を書きます。 用語集 の巻末1093ページから始まる用語集は立ち読みでも読む価値があります。8ページなのですぐに読めます。一例を抜粋します。 型: オブジェクトにおいて有効な値および演算を定義するもの 値: 型に基づいて解釈されるメモリ内のビットの集合 演算: 関数や演算子など、何らかのアクションを実行できるもの 関数: プログラムの別の場所から呼び出せる名前付きのコードの単

  • 公共機関にsudoできるPCを置くのは危険

    ハイデラバードの話の続きです。 ハイデラバードの某大学の図書館に行きました。そこで設置してあるPCのOSはFedoraでした。ちなみに書架にもFedoraとRedHatはたくさんありました。一方、UbuntuとDebianはあまりありません。プログラミング言語の書籍は、C、C++、C#、JavaPerlPythonが揃っている印象でした。日と比べて少ないと感じたのが、JavaScriptPHPRubyです。正確に言うとRubyは探しても見つけられませんでした。もちろん、図書館なので、人気があって借りられている可能性も否定できません。 さて、今回はが主題ではありません。図書館の設置PCの話です。 最近は、公共機関に設置するPCはWebブラウザさえ動けば充分な場合も多いと思われます。このため、無償OSでコスト削減する流れが一定数増えてもおかしくありません。 世の中の一部に

  • インドの認めたくない現実

    最初に注意事項です。下記の話は「たった3人」に聞いた話です。統計的な意味はまったくありません。念のため。 昨年末、インドのハイデラバードに行きました。そこで3人の学生と話す機会がありました。そして驚きました。なんと彼ら3人が揃いも揃ってVimユーザだったのです。 こう聞くと、なんだインド人のITスキルは凄いと聞いていたけれど、実はIT後進国なんだね可愛そうに、と思うかもしれません。 その認識は間違いです。インドの他の都市はともかくハイデラバードはIT先進都市です。Vim使いの学生たちのレベルも日のトップ高の学生に引けを取りません。彼らはHadoopを使うプロジェクトに従事しています。Amazon EC2も使いこなしています。単なるツールの使い手というだけではありません。たとえばSVM、DHT、HMMなどの略語が説明なしで学生に通じます。略語は順にサポートベクタマシン、分散ハッシュテーブル

  • IT業界面接必勝法

    元祖Ariel Advent Calendar 2011の記事です。クリスマスなので就職面接の必勝法について書きます。 新卒でも中途でもどちらでも使えますが、それなりに若い人を想定しています。一定の年齢になっていれば、面接での小細工よりも実績で勝負すべきだからです。実績を積み重ねていれば、面接が多少下手でも採用に至るはずです。同様に、新卒や若い人でも、既に充分な実績や誇れる何かがあればこの記事は不要です。 とは言え、充分な実績を持つ若手は稀です。ほとんどの人はさして誇れるものもなく、売りもなく、挙げ句、下手な面接で採用の機会を逃しているのではないでしょうか。もったいないことです。そもそも就職活動は生産的な活動ではありません。さっさと就職して生産的な活動に精を出すほうが世の中のためです。 必勝法を文字どおり解釈すると、必ず勝つです。必ず通る面接なんてあるはずない、と反論がありそうです。それは

  • インターフェースについて語った時に使ったメモ

    前回の「オブジェクト指向について語った時に使ったメモ」に続いて、今度はインターフェースについて話しました。 用語や表現が違うだけで結局オブジェクト指向の時と同じことを話していないかと思ったなら、たぶんその直観は正しいのだと思います。自分でもそう思います。 前回も少し言いましたが、「オブジェクト指向」という用語には、過剰な思い入れや大げさな物言いがまわりにまとわりすぎて、快く思わない部分があります。オブジェクト指向設計ぐらいなら許せますが、オブジェクト指向を認知論や世界観と結びつけるような説明は誇大広告めいて好きではありません。 それに比べるとインターフェースは巨大な対象を分割統治していく時の武器として実にわかりやすく、素直に向き合えます。 20代の頃、Lotus Notesの数百万行のコードと格闘していました。デバッガで追えば細部は理解できますし、バグも直せました。しかしいくらコードを読み

  • オブジェクト指向について語った時に使ったメモ

    今日、オブジェクト指向について1時間ほど語りました。整理するため自分用に書いたメモを公開します。大まかな構成はメモどおりに話しましたが、メモに書いていないこともたくさん話していますし、書いていても話さなかったこともあります。 前提として自分自身のオブジェクト指向へのスタンスを書いておきます。 自分のプログラマとしてのキャリアとオブジェクト指向の隆盛の重なりを考えると客観的に見て自分はオブジェクト指向世代のプログラマなんだと思います。一方で、世間で過剰にもてはやされる技術には反発してきました。オブジェクト指向も例外ではありません。オブジェクト指向を否定はしませんが、金科玉条のように扱う人の前では、オブジェクト指向なんて技法のひとつに過ぎないと、冷たく突き放してきました。 ただここ数年、かつてに比べてオブジェクト指向の威光は下がっている気がします。関数型プログラミング支持者から、オブジェクト指

  • インドの若者を調査してきました

    2週間ほどインドに行ってきました。目的はインドの若者の技術レベルの調査です。 日の若者との技術レベル比較、インドではvim派とEmacs派のどちらが優勢か、Android派とiPhone(iOS)派のどちらが優勢か等々、書きたいのですが日での野暮用で時間が作れないので後日書きます。それからパーフェクトJavaScriptも見誌ができました。発売日は明後日です。これの紹介記事も書きたいので、インドレポートはその後になります。 今日は、インドの写真と動画のみ挙げておきます。暇つぶしにどうぞ。

  • 速報 書籍「パーフェクトJavaScript」

    来月9月にパーフェクトJavaScriptが出ます。紛らわしいですが、パーフェクトJava (PERFECT SERIES) (PERFECT SERIES 2)ではなくパーフェクトJavaScriptです(「パーフェクトJava」のJava7対応はしたいとは思っていますが未定です)。 今年4月に実践JS サーバサイド JavaScript 入門を出したので、1年に2冊執筆とは凄いな(=暇だな)、と思うかもしれません。自分の中では「実践JS サーバサイド JavaScript 入門」は去年執筆したで「パーフェクトJavaScript」は今年執筆したなので、1年1冊ペースです。 「実践JS サーバサイド JavaScript 入門」はタイトルに反してNode.jsの話が少ないじゃないかと言われましたが、今回の「パーフェクトJavaScript」は2章分もNode.jsに割きました。前作で

  • 「実践JS サーバサイドJavaScript 入門」発売

    実践JS サーバサイド JavaScript 入門 「パーフェクトJava」発売の時に章ごとの自己評価を書きました。 同じことを「実践JS サーバサイド JavaScript 入門」で書こうと思います。ただ「パーフェクトJava」の時と少し事情が異なります。「実践JS サーバサイドJavaScript 入門」は冒頭の「書の読み方」でパートごとの簡単な紹介を書いています。要は、既に公式には自己評価に近い内容をの中に吐露済みです。そんなわけでこれから書くのは裏バージョンです。 1章 サーバサイドJavaScriptの動向 なぜサーバサイドJavaScriptなのかを可能な限り客観的に書いたつもりです。もちろん、サーバサイドJavaScriptなので、なぜサーバサイドJavaScriptかの論旨に強引さがあるのは否定しません。そもそも結論ありきの話です。 を書いたことを差し引いても、J