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ブックマーク / agora-web.jp (59)

  • 郡を知らずして日本史を語れず

    『消えた都道府県名の謎 (イースト新書Q)』というマニアックなを出したら好評だったので、姉妹編で 『消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」』 (イースト新書Q)を刊行したことは、すでに「消えた1万市町村名の謎を追う」というタイトルで紹介した。 今日は、そのなかで扱った郡について紹介したい。 郡は律令制の空洞化に伴い、正式の行政単位ではなくなった。しかし、もともと河川流域などを考慮した自然の摂理にあったものなので意識の上では帰属意識も強く根付いたもののだった。また、幕府が領地を与えるときも、郡の単位で与える事は多く、藩内の統治単位としては重要だった。 そして、明治11年(1878年)に大区・小区制の行き詰まるののち、郡を復活させ、町村制を再活性化させることが図られた。 同時に、主要都市には区が設けられ、その区域は伝統的な郡から離脱し、これが、市町村制ができたのち

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    tamekko
    tamekko 2017/08/17
  • 慶応SFCは二子玉川に移るべきか?

    SFC25周年記念事業実行委員会の特設サイト どうも新田です。学生時代は、新宿区は西早稲田にあるキャンパスに丸5年通いました。ところで、昨日(10月10日)は慶応SFC25周年記念のお祝い行事が藤沢キャンパスで開かれたそうで、卒業生の知り合いがFacebookに投稿しているのを見かけたのですが、そのSFC卒業生であるNewsPicksの佐々木編集長がある記事にこんなコメントをしておりました。 二子玉川は、都心からも近くて、便利な場所。ただ、実際に二子玉川を歩いてみると、活気はあるのですが、何かが欠けているなと感じました。まだうまく言語化できていないのですが。。。。。 たとえば、未来を感じさせる、テクノロジーに強い大学があれば、かなり雰囲気が変わるのではないかと(多摩美、学芸大、都立大などが近くにあり、文化・アート系は強そうですので)。慶応のSFCを移転させては?。 ■「何かが欠けているニ

    慶応SFCは二子玉川に移るべきか?
    tamekko
    tamekko 2015/10/20
  • 明治38年5月23日の密封命令ー捏造された日本のリーダーシップ像

    司馬遼太郎さんの発見者であった海音寺潮五郎さん(昭和52年歿)は私の大好きな作家の一人で、いまでも「武将列伝」とか「悪人列伝」など、同氏の史伝をことあるごとに読み返しています。 この海音寺潮五郎さんの唯一(?)のファンサイトではないかと思うのですが、「海音寺潮五郎 私設情報局 ~ 塵壺(ちりつぼ)」というサイトを運営されておられる方がおられます。そのブログに「海音寺潮五郎記念館誌」のバックナンバーをアップされるなど、地道な活動をされていますが、最近では文藝春秋社で海音寺作品が復刊するなどしていますので、それなりの成果を収めていると言っていいのではないかと思います。 先日、このブログにアップロードされた記念館誌の第27号(2007年4月22日発行)を斜め読みしていたのですが、そこに掲載されていた海音寺氏没後三十年記念講演で話された半藤一利さんの講演録が面白かったので、この場を借りてご紹介させ

    明治38年5月23日の密封命令ー捏造された日本のリーダーシップ像
  • 「教育改革」の本音は「教育施設改革」にある。

    報道によると、自民党は2月14日、自治体の教育委員会制度改革について、教育委員長と教育長を統合して新設する「代表教育委員」(仮称)の任期を2年とし、「総合教育施策会議」という、地方自治体の首長と代表教育委員らが加わる法定協議会を設置することを含む、地方教育行政法改正案を固めた。「総合教育施策会議」の協議事項は、学校設置や教職員給与など予算に関わる案件を中心に扱うこととし、教科書採択の基準などは従来通り、教育委員会に委ねるとした。 これは、安倍内閣による右寄りの学校教育を意図するものと報道されがちだが、実は当の意図は全く別のところにあると考える。それは、今回の「教育委員会制度改革」は、教育そのものの改革ではなく、教育「施設」の改革にあると考えられるからだ。 下図1は、神奈川県内の人口約60万人の典型的な某市における、公共施設の整備年度と床面積をグラフにしたものである。この市に限らず、大都市

    「教育改革」の本音は「教育施設改革」にある。
    tamekko
    tamekko 2014/03/17
  • 虚像に押しつぶされた男--猪瀬直樹都知事 : アゴラ - ライブドアブログ

    エネルギー 虚像に押しつぶされた男--猪瀬直樹都知事 「水に落ちた東電を打て」--猪瀬氏の傲慢 東京都の猪瀬直樹知事が、病院グループ徳州会から無担保で5000万円を借りた疑惑で辞任した。同会は売却予定の東電病院の取得の意向を猪瀬氏に示した後で金を貸しており、背任などに発展する可能性もある。 猪瀬氏は辞任会見で、「政策を一生懸命やればいいと思っていた。政治家としてアマチュアだった」と、自分を語った。 当にそうなのか。 福島原発事故の後で、「原発どうする」など、エネルギーをめぐるさまざまな問題が噴出した。立場ごとに、取り組むべき優先課題は違う。東京都は電力では「消費地」という立場だ。その制約条件から考えれば、消費の抑制と安定供給手段の確保、福島など原発立地県の方への感謝が、東京都の最大の課題であるし、今でもそうであろう。 ところが、ある会合に出席した時、猪瀬氏の驚愕する発言を聞いた

    tamekko
    tamekko 2013/12/20
  • どこかで本質を外している「デジタル教科書」論争

    アゴラでの「デジタル教科書」推進の議論を引っ張っているのは中村伊知哉さんを始めとして多勢いるが、懐疑論者は数学者の辻元さんにほぼ集中しているように思えるので、先ずは辻さんの論点をよく咀嚼する事から始めるべきは当然だろう。辻さんの議論はこちらで一括して読める。 結論から言うなら、私自身は、辻さんが仰っておられる事の多くは正しいと思っており、現在多くの人たちが陥っている「ネット依存症」の問題点についても、実は相当憂慮している人間なのではあるが、だからと言って「デジタル教科書の導入は急ぐべきではなく、先ずは実証実験を重ねるべき」という辻さんの提案には組みさない。 「デジタル教科書」の導入は、先ずは特定の学校で今直ぐに行い、そこでの経験を通して、早急に「望ましい運用方法」を練り上げていくべきだ。他国の様な実証実験をこれまで気でやってこなかったのは国の責任であるが、今更過去を振り返ってあれこれ言っ

    どこかで本質を外している「デジタル教科書」論争
  • デジタル・ディストラクションについて : アゴラ - ライブドアブログ

    教育 デジタル・ディストラクションについて ICT(情報通信技術)は、我々の生活や仕事に欠かせないものになっている。だから、子どもたちに早期にICTに慣れさせようという、松徹三さんのご意見も分からないわけではない。 しかし、私は、ICTが子どもの学力を低下させているのは紛れもない事実だと考えており、教育の情報化は慎重に進めるべきだと考えている。 ここでは、その根拠を述べたい。 デジタル・ディストラクション Digital Distractionsという言葉を聞いた方はいるだろうか。 これはデジタル機器が引き起こす注意散漫という意味で、デジタル機器は、学習能力を低下させる。 この問題を扱った、ニューヨークタイムスの記事:Growing Up Digital, Wired for Distractionの一部を翻訳、紹介すると: 学生は、常に注意散漫になったり、時間を無駄するリスク

  • レゴだけじゃない知育ブロック最前線

    先日、北欧の子育て支援について書いたが、北欧は良質なおもちゃを作ることでも有名だ。デンマーク発のレゴは最も成功している例で、今や世界中の多くの子どもたちがレゴを体験して育っている。年間売上は3900億円と、玩具メーカーとして世界2位にまで上昇、最近も業績好調のもよう。私自身も貧乏な子ども時代、テレビゲームやおもちゃは全く買ってもらえなかったが、レゴだけは誕生日プレゼントとして買ってもらっていた。兄と一緒にいろんな創作品をつくったものだ。私が比較的数学に強かったのは、おそらくレゴの効果があったに違いない。 レゴの教育効果は世界中で注目されており、MITメディアラボで研究対象になったり、各地でレゴを使った塾のようなレゴスクールもできている。さらに、今年になってご当地デンマークでは遂にレゴ社の運営する学校(インターナショナルスクール)まで創設された。デンマーク政府から補助金が出るため月額約5万円

    レゴだけじゃない知育ブロック最前線
  • 【書評】不格好経営 --- 岩瀬 大輔

    不格好経営 チームDeNAの挑戦 ライフネット生命の立ち上げを始めてしばらくの間、ブログなどを書けなくなった時期があった。「金融機関の経営者に相応しい人間でなければならない」といった勝手な観念に取りつかれ、冗談も書けない、辛口の批評も書けない、面白くも何ともない文章しか書けなくなった時期がある。 そんなときに一つのブレイクスルーとなったのが、DeNA 南場さんが当時綴っていたブログ。ウイットあふれる、チャーミングな人柄がにじみ出る、でも飾り気のない文章を読んで、一部上場企業の経営者でもこれくらい肩肘張らず、自然体でいいんだ、そんなことを学んだ気がする。 特に、「DeNA にはワタナベ姓の人間が多いが、これは子供の頃からあいうえお順で自己紹介が一番最後に回ってくるから、常に気の効いた面白いことを考える習性が身についているからだ」といった趣旨のエントリーはゲラゲラ笑いながら読んだことを今でも覚

  • ちまたの教育論の外側にある全寮制私立高等学校の姿【全面改稿しました】

    ※眠い中、勢いで書き上げた文章のため、誤字、構成ミスがいろいろ多かったために、全面改稿しました(13:09) 私事なのではあるが、現在の教育を考える上で、考えさせられたことがあり、少し書いておきたい。私の息子は、中学時代には不登校で、ほぼ学校に通っていない。様々な要因から、典型的な引きこもりだった。部屋にこもりきりで、ネット中毒状態で、家族との関係も険悪で、手をつけられなかった。家族しても将来をどうするべきなのかを思い悩んだ末に、助言を受けた上で寄宿制の高校を選択した。もちろん、私も人並みの親であるため、この高校を選ぶ上では、全国の高校を含め、得られる限りの情報を集め慎重に検討した。おもしろいことに日では寄宿制の学校は限られており、特に関東圏には適切な学校がない。 先日、三重県にある日生学園第二高等学校に、私の息子が入学し、4月9日その入学式に参加した。日では数少ない寄宿舎制度を取って

    ちまたの教育論の外側にある全寮制私立高等学校の姿【全面改稿しました】
  • ブックオフ創業者が69歳ではじめた「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」 --- 内藤 忍

    日経ビジネス(2013.3.25.号)に坂孝という経営者が登場しています。あのブックオフコーポレーションの創業者で、現在はレストラン運営会社「俺の」の社長として活動しています。 ブックオフというのは、新刊書店に近い古屋という新しい概念を作り、古業界に革命を起こした会社です。2004年に東証2部、翌年には東証1部に上場という華々しい成功を収めましたが、2007年に不正会計問題が発覚。坂氏は、会長を退任しました。 その後69歳で設立したのが、バリュークリエイト(現「俺の」)です。この会社は「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」といったお店を2013年2月までに11店舗オープンさせています。東京では予約の取れないお店として、大変な人気です。 私も去年の夏に行って時のことをこのブログに書いています。既成概念を打ち破る、革命的なお店です。 このような型破りなお店を作った坂氏の発想はこうです。

    ブックオフ創業者が69歳ではじめた「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」 --- 内藤 忍
  • 変わる大学図書館

    成蹊大学の図書館がネットで話題になっている。 NAVERまとめ「どこの未来都市?成蹊大学の図書館がとんでもない事になってる」は、2月16日時点で15万回以上閲覧されている。 成蹊大学HPによると、この図書館は成蹊学園創立100周年記念事業の一環としてフランス・ニューポンピドーセンターの設計コンペで1位を獲得した坂 茂氏と三菱地所設計が共同で設計し、2006年09月の開設以来、大学のシンボルのひとつになっているということである。 私も見学させてもらったことがあるが、図書館内に、「プラネット」と呼ばれる5つの球体型閲覧室を設置していて、まるでSF映画に出てきそうな世界である。 外見だけではない大学図書館の変化 ネットでは、図書館の外見に注目が集まっているが、その質は機能面にある プラネットは、ゼミ発表に備えたグループ研究などに使うことができる学習スペースであり、大学の学習支援機能の重要なピー

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  • クックパッドにみる“成長の壁”を超えるメディア --- 藤村 厚夫

    印刷メディア事業の“危機”が語られる一方で、インターネットメディアも成長限界に悩んでいる。 広告市場の縮小とモバイルシフトに苦しむネット系メディア。そこに突破口はあるのか? 稿はクックパッドの事業展開をケーススタディとして検討しよう。 2000年を前後して現われたインターネットメディアの多くが、成長性の維持という点で苦しんでいます(たとえば → 参照)。 “成長の壁”とは、以下のような点に集約されます。 広告市場の停滞 ソーシャルメディアへの潮流シフト モバイル化へのシフト これらは実は根っこで共通している事象かもしれません。それはともかく、まずそれらはじわじわと潜在的に進行し、2008年の“リーマンショック”という事件をきっかけに一挙に顕在化したと筆者は理解します。 実際、日の広告費は2008年に前年比減少トレンドに転じました。また、iPhone が発売されたのは2008年のことでし

  • メディア政策参考図書100選 2012 -- 中村 伊知哉

    ■メディア政策 参考図書100選 2012 メディア政策を学ぶ学生向けにオススメの参考図書100冊を挙げてみます。 これだけ読めばメディア政策の授業来なくてもいいよ、というものをKMDポリシー系教員と相談したリストです。 できるだけ基礎レベルのものに絞りました。洋モノも翻訳のあるものに限定。 ただ、この分野は毎年のように状況も重点領域も、そして政策自体も変わっていきます。 これは2012年版。適宜アップデイトしていきます。コレが抜けている、コレは不適当、といった意見があればお寄せください。 ●まずこの10冊 電通総研編 『情報メディア白書』 各年度版 ダイヤモンド社 総務省編 『情報通信白書』各年度版 ぎょうせい 小向太郎『情報法入門』NTT出版, 2011 福井健策『著作権の世紀』 集英社,2010 小寺信良・津田大介『content’s future』翔泳社,2007 ジョセフ・ナイ『

    メディア政策参考図書100選 2012 -- 中村 伊知哉
    tamekko
    tamekko 2012/11/14
  • 音楽自体がもうオワコン

    芸能音楽ビジネスは、基的にレコードやCDの売上げで成り立ってます。歌番組へ安いギャラで出たり芸能雑誌で宣伝するのもすべてはソフトのコピーを売るためだったんだが、これらのコピービジネスはデジタル化ですでに陳腐化し、レコードやCDが売れなくなったし電子配信も頭打ちです。しかし世の中には、売れないアイドルを十把一絡げに集めてプロデュースし、自分が作詞した歌を歌わせ、CDにある種の付加価値をつけ、枚数だけならなんとか大量にさばけるシステムを作りあげたアタマのいい人がいます。 このビジネスモデルでは、音楽出版も自分のところにしてるんで、これにより著作権料や原盤収入のほとんどを手にすることができる。たとえば「2012年JASRAC賞は上位3曲がAKB48であり、さらに作詞者は3曲すべて秋元康氏であり、音楽出版社はAKB48の隊であるAKS、ということになっています。 アイドルらが所属する芸能プロダ

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  • 「マッカーサーの子供たち」が動かす日本の行く末=自由と権利「だけ」を教え込まれると… : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「マッカーサーの子供たち」が動かす日の行く末=自由と権利「だけ」を教え込まれると… / 記事一覧 官邸前の反原発デモの光景。60歳代以上の人々が多かった 反原発集会潜入記−「福島に住んでみろ」の罵声 朝日新聞をはじめとする50−60歳以上の人々の一部には戦後民主主義を守ろうとする異常なエネルギーがある。これは「サンクコスト」で説明できるのではないか。現実世界で社会主義的な政策、思想は現実社会で失敗したが、それを認めると自分の人生を否定することになるので、それに固執する。 こんな仮説を池田信夫氏がコラム「安倍晋三VS朝日新聞」で指摘した。 私はアラフォーだが、興味深い意見だ。私は一記者としてエネルギー問題について発言してきた。そこで原発に絡んで50歳代から上の世代の一部の人の頑迷さに、困惑することが多かった。人々の不思議な姿が戦後の思想潮流に関係しているというのは、

  • 日本は、いつまでも「外交音痴」でいる訳にはいかない。

    尖閣諸島の問題は、遂に日中国の関係を最悪にしかねない状況を惹起した。政治家の思慮不足が招いた憂慮すべき状況である。この事によって損害を受ける人達は日中両国において相当数に及ぶだろうが、どちらかと言えば中国に進出している企業の多い日側の方が深刻だろう。関与した政治家は、その事の責任をよくかみ締める必要がある。 日の外交下手は今に始まった事ではないが、戦後はずっと対米関係だけを無難にこなしていれば済む状況だったので、あまり心配する事はなかった。中国との関係も基的にはニクソンの後について行くだけでよかったわけだ。戦前はと言えば、「外交で解決できないのなら、戦争で解決するしかない」という単純な二者択一論で全てが語られた上に、小村寿太郎や幣原喜重郎の例を引くまでもなく、少しでも妥協をすると「軟弱外交」として民衆に糾弾されるしかなかったので、外交手腕を磨きたくても磨ける筈がなかった。 しかし

    日本は、いつまでも「外交音痴」でいる訳にはいかない。
  • 平和な世界の作り方:政治と個人と友だちについて

    先週末、アメリカ人とアルゼンチン人たちと一緒に飲んだ。 ここアルゼンチンの政治は混迷を極めており、クリスティーナ大統領の支持率も急降下している。 そこでアメリカ人のマイクは「クリスティーナなんて、あやうくアメリカ副大統領になりかけたサラ・ペイリンに比べて全然マシだ」と言って、「たしかに」と一同納得した。 その話の流れでマイクが、自分の父親の友人に配管工がいて、その彼は大の共和党支持者で、そして猛烈にビル・クリントン元大統領を毛嫌いしていたという話をし始めた。 ニューヨーク在住の父親のその友人は、なぜかその大嫌いなビル・クリントン家から依頼があり、地下室にある配管を見ることになった。そして、その配管を見ていると当のビル・クリントンがお茶とお菓子を出してくれて、世間話などを色々と話をしたらしい。 小一時間ほど経った後、クリントン家を出たその彼はすっかり熱烈なビル・クリントン支持者になっており、

    平和な世界の作り方:政治と個人と友だちについて
    tamekko
    tamekko 2012/09/10
    まったくそのとおりだと思う。とっても同意できる文章。
  • 日本の若者に「職」を!

    今朝のBBCは世界に蔓延する若者の失業を伝えている。ILOの説明では、全世界で7,500万人の若者が失業中との事である。 The effects of the euro crisis will spill over from developed to emerging economies, the ILO says, pushing youth unemployment to almost 13% by 2017.The ILO warned that many young people have given up hope of ever finding a job. 欧州債務危機の影響は先進国から新興産業国に転移している。 ILOが伝える所では2017迄に若年層の失業率は13%に達し、多くの若者が最早職探しを諦めてしまった事を警告している 若者の失業が直ちに日の財政や経済力に大きなイ

    日本の若者に「職」を!
  • 「ものづくり」をどうするか

    夏休みも終わり、子どもたちは課題を提出し終わってホッと一息、という感じでしょうか。日は「ものづくり立国」と言われているんだが、ものづくりの世界も過渡期のようです。既存の考え方では、この「Computerworld」のようなイベントになる。このサイトには、パナソニックが子どもたち向けにパソコン組み立ての工房を開いた、というイベント紹介記事が載ってます。 「ものづくり」と「おもてなし」のコラボを強調してるんだが、次代を担う子らに技術者の気持ちがちゃんと伝わればいいなぁ、と思う。しかし、子らに教えることで、組み立て工程の見直しや新製品のヒントなんかを逆に教えられることもあるはず。こうした視点がないのがちょっと残念。 一方、この「自動車評論家 国沢光宏のホームページ」は、ライバルを意識せず唯我独尊に陥ったモノ作りは負ける、と書いています。若い技術者の意識も変化している。個人的には、日のクルマメ

    「ものづくり」をどうするか