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2014年7月7日のブックマーク (2件)

  • 悪化するシリア情勢に難民たちはいま/井上慶子 - SYNODOS

    2014年3月15日、シリアで最初のデモが起こってから3年が経った。国連難民高等弁務官(以下UNHCR)の統計[*1]によれば、6月16日時点で、シリアの紛争による避難民は287万人、うち正式に難民登録をしているのは280万人。難民登録数は2013年4月半ば過ぎから急激に増え、今もなお増え続けている。 シリアでの戦闘が悪化し国際社会の関心が強く集まっていた頃、ある友人が「毎日たくさんの人が亡くなる。彼らの埋葬が追いつかず、かつて墓地には死者の名前を刻んでいたが、今は数字になった」と言っていた。 また今年の4月には、シリア人の友人から突然、「シリア国外に出た」というチャットが入ってきた。私が2007年12月末にシリアに訪れた際に都市アレッポで知り合った友人だった。政府派と反政府勢力の衝突が激しくなった頃に一度シリア国外に出たものの、すぐにシリアに戻ったが、「政府の強制徴兵に参加したくなかった

    悪化するシリア情勢に難民たちはいま/井上慶子 - SYNODOS
    tartvf
    tartvf 2014/07/07
  • 水から電子取り出すマンガン触媒開発

    地球は水の惑星。いっぱいある水を資源としていかに利用するかは人類の永遠の課題である。その課題の解決に一歩近づく成果が出た。植物の光合成による水分解の仕組みを参考に、中性の水を分解して電子を取り出す「人工マンガン触媒」の開発に、理化学研究所環境資源科学研究センターの中村龍平チームリーダーと山口晃(あきら)大学院生リサーチ・アソシエイト、東京大学大学院工学系研究科の橋和仁教授らが成功した。触媒による効率的な水分解の可能性を示す研究として注目される。6月30日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。 水分子は自然界に最も豊富に存在する電子源の1つで、水素や有機燃料の製造を担う重要な化学資源になる。自然界では、植物などがマンガンを含む酵素で水から電子を獲得し、その電子を用いて、光合成で二酸化炭素から炭水化物を作り出している。植物の水を分解する酵素の構造をまねて、水から電子

    水から電子取り出すマンガン触媒開発