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ブックマーク / www.geekpage.jp (35)

  • ソーシャルメディアが急激に衰退する可能性:Geekなぺーじ

    ソーシャルメディアを急激に衰退させる可能性があると指摘されている法案SOPA(Stop Online Piracy Act)が、米国で通りそうな雰囲気になりつつあります(そもそもインターネット全体に影響を与えるという意見もありますが、今回はソーシャルメディアに絞って書いています)。 SOPAは、今年10月に米国下院で紹介されましたが、おおまかな特徴として以下のようなものがあります(上院では似たような内容であるPROTECT IP Actがあります)。 著作権侵害コンテンツを含むサイトへのアクセス遮断をISPに命令できる(DNSブロッキングなどによってISPが通信を遮断するようになる) 著作権侵害コンテンツへの資金提供を停止させる(GoogleなどのAdネットワークや、PayPalやVisaなどに対して、著作権侵害コンテンツを含むサイトとの取引停止命令を出せるようになる) 検索エンジンの検索

  • ネットデマ用ファイアウォール:Geekなぺーじ

    昨日の記事に対して「ネットデマに対するファイアウォールって何でしょう?」というような反応が数件ありました(「議論の中心がそこにないのはわかっているが」という前置きがあるコメントもありました)。 昨日の記事ではファイアウォールの話は、デマに直接かかる話題ではなかったので、文章を書いている人としては「ネットデマに対するファイアウォール」という発想はありませんでした。 しかし、「じゃあ、どういうのがネットデマに対するファイアウォールなのだろう?」と考えると最近のインターネットの流れがそっちに向かっているかもと思いました。 まず最初に私の感想としては「ネットに対するファイアウォール」というものを実際に実現するのは難しいと考えています。 ネットにおけるデマは、最近ホットな話題ではありますが、そもそもデマというのはネットでなくても発生する話であり、デマの登場そのものを防ぐことは不可能に近いのではない

  • クラウドとソーシャルゲームについて (Re: ソーシャルゲームがパチンコよりも優れている理由):Geekなぺーじ

    を代表するハクティビスト的存在(注:犯罪関連という意味ではなく昔から使われている意味でのHacktivismです)であるかも知れないと個人的に思っているHamachiya2さんが「ソーシャルゲームがパチンコよりも優れている理由」という記事を書いています。 パチンコのお金の流れがどうなっているのかを私は知らないのでパチンコと比べるという話ではありませんが、ソーシャルゲームに関して言えば、現在のソーシャルゲームブームはホスティング事業者やデータセンター事業者やISPの売り上げにも繋がっています。 クラウドへの取り組みに関して発表するホスティング事業者等の話を聞いていると、その多くに「最近非常に多いお客様はソーシャルゲーム系です」という内容が登場します。 ソーシャルゲーム事業者がなぜ従来通りのホスティングを使わずにクラウドを使うかというと、ソーシャルゲーム系のサービスは急激なトラフィック増な

  • 松江のIIJコンテナ型データセンターを見てきた:Geekなぺーじ

    島根県松江市にあるIIJ松江データセンターパークに行って来ました。 IIJ主催のデータセンター見学会という名のブロガーミーティングに参加した形です。 昨年開催された、実証実験中のコンテナ型データセンターの見学会にも行きましたが、当時と色々変わっている部分もあったり、当時は公開されていなかったコンテナ型データセンターを利用した戦略に関する情報もあり、面白かったです。 全部読む気を無くすぐらい記事が長くなってしまっているので、最初に目次一覧を書いておきます。 昨年行われていた実験との違い 松江データセンターパーク コンテナ型データセンターの形状 外気冷却による消費電力低減 空調モジュール コンテナ型データセンターの容積 送電ロスの低減 200V給電 2タイプのコンテナと検討中の第3のコンテナ 国土交通省による「技術的助言」 コンテナ搬入 現時点でIIJ社唯一の物理的データセンター IIJにおけ

  • なぜ「DNSの浸透」は問題視されるのか:Geekなぺーじ

    DNSの浸透」という表現が結構よく使われています。 DNSに設定された情報を更新したけれど、その結果がなかなか反映されずに誰かに相談すると「DNSの浸透には時間がかかります」と説明されて納得してしまうという事例が多いようです。 しかし、うまく準備を行えば、実際の切り替え処理は、いつ完了するのかが不明な「DNSの浸透」を待つのではなく、事前に計画した時間通りに完了させることが可能です。 さらに、来であればDNS情報の設定者(ゾーン情報の設定者)は、いつまでに世界中のキャッシュが更新されるかを知ることができる環境にあり、それ以降も更新がされていなければ「何かがおかしい」とわかるはずです。 DNSにおける設定内容(DNSのリソースレコード)には、その情報をキャッシュとして保持し続けても良い期間であるTTL(Time To Live)という要素がありますが、TTLはDNS情報設定者が自分で設定

  • 「魔法の数字8.8.8.8」を検証する:Geekなぺーじ

    ここ数日、8.8.8.8や8.8.4.4というIPv4アドレスを持つGoogle Public DNSに関する話題が盛り上がっているのですが、多くの人が「よくわからないけど設定変更したら早い!」と言っているので、そこら辺の話を調査してみました。 昨日、Twitterとブログでtracerouteやdigによる調査協力のお願いを発信し、8.8.8.8へのtracerouteを37件、8.8.8.8とISP DNSへのtraceroute比較及びAkamaiキャッシュサーバへのtraceroute比較を21件、日各地及び海外のいくつかの地点からご協力頂けました(皆様ありがとうございました!)。 それらのデータをもとに、Google Public DNSを利用した場合の通信経路と、それによる遅延に関する検証を行いました。 Google Public DNSに対する私の感想 まず最初に。 調査前

  • アダルト専用トップレベルドメイン「.xxx」登録申請開始:Geekなぺーじ

  • 落雷でAmazonとMicrosoftのデータセンターが落ちる:Geekなぺーじ

    8月7日、アイルランド、ダブリン(Dublin)にあるAmazon EC2とMicrosoft BPOS(Business Productivity Online Suite)が落雷によって落ちました。 Data Center Knowledge: Lightning in Dublin Knocks Amazon, Microsoft Data Centers Offline The Register: Lightning strikes cloud: Amazon, MS downed, Down and still out in Dublin Amazonの発表によると、Amazonデータセンターの近くにある変圧器への落雷によって爆発と火災が発生し、電源喪失したようです。 Data Center Knowledgeの記事では、Microsoftスポークスマンの発言を以下のように紹介し

  • 「戦場」としてのソーシャルメディア:Geekなぺーじ

    米国国防総省(ペンタゴン)がソーシャルメディアのスペシャリストを募集しているという記事がNew York Timesにありました。 この記事によると、将来的にTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを利用して情報を得たり、ソーシャルメディアを武器として利用することを目指しているようです。 「The New York Times: Pentagon Seeks a Few Good Social Networkers」 記事中で例として出ているのはエジプトやイランなどでの混乱ですが、そのような状況下で素早く、そして広く情報を集められることが求められているようです。 今回の記事で紹介されている計画は、基的にはインターネット流行探知機(Internet meme tracker)になるだろうとあります。 記事の最後の方に以下のように書いてあるのが印象的でした。 All of t

  • KDDI auひかりユーザの15%がIPv6対応?:Geekなぺーじ

    NetworkWorldで「Yahoo, Facebook and Google to IETF: Where are the IPv6 users?」という記事が公開されています。 現在、カナダでIETFが行われていますが、それに関連してIPv6の普及に関して述べています。 記事の内容を滅茶苦茶ザックリと説明すると、コンテンツ側が「World IPv6 Dayで頑張ったけどIPv6ユーザってまだ少ない。IPv6ユーザってどこにいるの?アクセス側のISP頑張ってよ」という感じです。 詳細は、原文を読んで頂くとして、個人的に興味を持ったのが4ページ目に記載されている以下の文章です。 "IPv6 adoption is pretty flat. It's 0.3%," Colitti said. "The bulk of IPv6 adoption is in two networks in

    tartvf
    tartvf 2011/07/28
  • ジェンダーとテクノロジー:Geekなぺーじ

    Google Videoで「On Girls, Boys, and IT Careers」というビデオが公開されていました。 2006年4月6日にGoogle社内で行われたCornelia Brunner氏の講演を公開したものでした。 59分のビデオです。 非常に面白い内容でした。 このブログで「女性コンピュータエンジニアが少ない理由」という記事で紹介した論文の参考文献に入ってる人ですね。 「Brunner, Bennett, "Gender and Technology", Education Development Center/Center of Children and Technology, New York, New York, 1997」。 まだ読んでいませんが「From Barbie to Mortal Kombat: gender and computer games」と

  • 中国でVPNへのネット検閲開始?:Geekなぺーじ

    中国のネット検閲システムに新たな仕組みが加わったのかも知れません。 5月6日より、VPN(暗号化された通信)やネット検閲を迂回するツールが使えなくなっているようです。 guardian.co.uk: China cracks down on VPN use GlobalVoices: China: Cracking down circumvention tools 5月6日より一部通信が行えなくなったのは、大学や企業で、一般家庭での通信は変わっていないと上記記事は述べています。 具体的には、China TelecomとChina Unicom経由で、海外のWebサイトを閲覧や海外とのVPN接続ができなくなったようです。 Appleのapp storeも閲覧不能になったとGlobalVoicesの記事に書かれています。 各企業や大学は、この状況に対処するために、学生や社員に対して問題となりそ

  • Geekなぺーじ : 世界のWebトラフィック3割を配信するAkamaiの創設者Tom Leighton博士インタビュー

    2月17日に赤坂で、Akamai Technologies社の創設者であり、MIT教授でもあるTom Leighton 博士によるプレス発表会が開催されました。 そこで発表された内容のうち、個人的に興味を持ったのは以下の項目です。 IPv6サービスに関して Ericsson 社との提携によるモバイル網への進出について DDoS 等による攻撃トラフィックに対処するためのコンサルティングと、それらの不正トラフィックによって発生したトラフィックに対して課金を行わない保険サービスの紹介 Leighton博士へのインタビュー さらに翌18日、Leighton博士への単独インタビューに伺いました。 主に前日の発表内容に関連した質問を行いましたが、それ以外にも幾つか興味があったことを聞いてみました。 以下、インタビューの内容です。 基的にテープ起こしに近い状態ですが、Tom Leighton教授が英語

    tartvf
    tartvf 2011/02/26
  • Geekなぺーじ : IPv4とIPv6の違い

    ここでは、プロトコルに起因するIPv4とIPv6の違いを扱っています。 デュアルスタック環境に伴う問題点などは今回は範疇外です。 IPv4のアドレスは32ビット、IPv6のアドレスは128ビットである点が最も大きな違いです。 ただし、IPv6のアドレスのうち上位64ビットがネットワークアドレスとして利用されるため、実際には「128ビットという無限のアドレス」というのは運用上は事実ではなく、インターネットの43億倍の数倍(ネットワーク数なので正確には言いにくいため)ぐらいです。 IPv4では「198.51.100.254」のような表記ですが、IPv6では「2001:db8:aaaa:bbbb:cccc:dddd:eeee:1」のように「:」で区切る表記になります。 「::1」のように、ゼロを省略することも可能です。 IPv4では通信の種類は、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストの3

    tartvf
    tartvf 2011/01/31
  • オバマ政権はインターネット停止権を獲得するのか?:Geekなぺーじ

    アメリカ大統領の権限でインターネットを停止できることが盛り込まれた法案が「 Mother Jones:Should Obama Control the Internet?」で紹介されていました。 法案原文はCDT(Center of Democracy & Technology)で公開されているものです「 The Cybersecurity Act of 2009(PDF)」。 前半はセキュリティ的な危機やインターネットの重要性などが説かれていて、政府インターネットセキュリティに関する専門組織設立や、定期的に大統領に状況報告等をすることが書かれています。 そこを見ると、まあ、普通の提案に見えます。 しかし、途中で凄い表現が入っています。 元記事で注目されているのは43ページから44ページに記述されている部分です。 以下、法案原文より。 SEC. 18. CYBERSECURITY RESP

    tartvf
    tartvf 2011/01/30