まっちーの仮想化講座 第12回:ZFSでサーバをストレージに 2012年5月15日 Oracle Solarisには、古くからファイルシステムを他のサーバと共用する機能(NFS)があります。すでにOracle Solarisをお使いの方は、NFSを使ってファイルサーバなどにしている方は多いのではないでしょうか。 ZFSにはNFSのほかにiSCSIなどを使ってボリュームを共有する機能も備わっています。これらの機能は、Oracle Solaris 10から実装されているのですが、Oracle Solaris 11では設定方法が変わっています。 そこで、今回はOracle Solaris 11のZFSを用いて、サーバをストレージにしてしまう方法をご紹介したいと思います。 NFSを使ったファイルシステム共有 まずはお馴染みのNFSを使ったファイルシステム共有の設定です。 前回作成したpool