タグ

ブックマーク / wholekernel.blogspot.com (16)

  • 欧州の若年層の失業率

    66年ぶりの豪雪に見舞われたというスイスのダボス。「魔の山」は天にも見放されたのか・・・。 今年のダボス会議に出席されてる(らしい)竹中平蔵氏のツイートがTLを流れてきた。 「ユーロ圏各国の自助こそが必要だ。」はい。 しかしですよ、氏のこのツイート上に、こころに留めておくべき重要なインフォメーションが何かひとつでもあるであろうか。 ダボス会議の経済フォーラムとしての地盤沈下も、そろそろ目に余るようになってきたな。 昨年のちょうど今頃、このブログに『ダボス会議に出席なさりたい方のために』という記事を書いていたのだが、今年はなにかトピック拾って記事を書こうという気すら起こらない。今年も、去年の記事に書いたとおりです。 ただし記録しておこうと思ったのは、Zerohedgeの記事で紹介されていた欧州のワカモノの失業率のチャート。16歳~24歳の労働者の場合、欧州圏全体では20%程度だが、ギリシャ・

    欧州の若年層の失業率
    tartvf
    tartvf 2012/02/02
  • オバマのためにニュートに投票?

    24日夜は、オバマ大統領による一般教書演説があった。 演説は、オバマのスピーチの動画とトランスクリプト全文が同時にみれるNYタイムズのこちらが非常にいいです。 President Obama's Fourth State of the Union Speech (New York Times, 1/25/2012) 筆者も夜9時からTVの前に座って演説を聞いていたのだが、オバマの姿を観ながら、もしも、これ、しゃべってるのがニュートだったらと想像して、心底ゾッとした。 そう思う人が多いという前提で、今後の戦略としては、民主党員もみな共和党のフリして予備選挙に参加してニュートにガンガン投票し、ニュート選んでオバマ楽勝、という風に持ってゆくのが、いちばんいい。 そんなことを考えるのは私ひとりではなくて、クリスチャン・サイエンス・モニターに同様の記事があった。 Like Obama? Vote f

    tartvf
    tartvf 2012/01/26
  • システミックリスクのビジュアル化

    今日のNY市場も冴えない動き。出来高もスカスカ。金融株が特に弱い。 Bank of America(BAC)は2009年の底値にどんどん接近。数ヶ月前に6ドルを割ったときも、この低水準のまま推移することになるとかなりマズイと思ってたのに、6ドルどころか、いまや5ドルも割ってしまった。 日3時45分頃に拾ったBACのチャート。かなり痛々しい。 欧州向けのエクスポージャが相対的に大きいという理由から、欧州リスクの懸念が強まるたびに大きくネガティブに反応して売られるモルガン・スタンレー(MS)は、日もやられている。 こちらはMSの3時45分頃のチャート。 現在、米の大手金融機関の株価はどれもブックを大きく割っている。P/Bレシオをざっとみてみると・・・ JPM = 0.66 GS=0.63 MS=0.47 C=0.43 BAC=0.23 ・・・悲惨な数値であるな・・・orz ここだけみれば、

    システミックリスクのビジュアル化
    tartvf
    tartvf 2011/12/20
  • 2012年に入れば米株は上下いずれかに大きく動く?

    筆者はテクニカル分析はようやらないのですが、興味深い記述があったので、メモ。 Market moves swiftly but goes nowhere:Market may break out of trading range early next year (Market Watch, 12/14/2011) 米株市場は、ボラティリティが比較的高い割りには、一定のトレーディングレンジの内側をウロウロするばかりで方向性がない。年内は、こうしたレンジ内の動きに終始するだろうが、2012年に入ったら早々にも、株価はサポートを突き抜けてブレイクアウトするかもしれない。 ただし、ブレイクアウトする方向は、激しく上昇するかもしれないし、派手に下落するかもしれないし、どちらになるかはわからない、と記事の書き手のLarry McMillanの意見。 You can see from the figur

    2012年に入れば米株は上下いずれかに大きく動く?
  • OWSからウォール街に就職

    いつも暗い話ばかり書いてるので、たまには明るい話を。 オキュパイ・ウォール・ストリート(OWS)でプロテスターとして参加していた女性が、たまたま通りかかったウォール街エグゼクティブに見出され、投資会社のアナリストとして雇われた、という話をNew York Postが紹介している。 Occupier gets an occupation: Wall Street firm hires protester (NY Post, 12/5/2011) この女性はマンハッタンに住む30代の女性トレイシー・ポスタートさんで、バイオメディカルの分野で薬理学のPh.D.を持っているが、長いこと職にありつけず、OWSに参加して、拠地であるウォール街近くのズコティ・パークで、道端の掃除をしたりサンドイッチ作ったりして運動を支援していた。 トレイシーさんは、「バイオメディカルのPh.D.科学者、フルタイムの仕

  • 感謝祭ウィークの下げ幅、過去最悪

  • 本命は欧州フロント(ではなかろうか・・・?)

    S&Pによる米国ソブリン格下げのニュースが出てから、この週末は、米国のテレビは(予想通り)このトピックで持ちきり。 ウンザリ。 前回のエントリーの最後に「この格下げは政治的に影響をおよぼすだろう」と書いたが、(やはり予想通り)こんなことになってしまったのはお前のせいだ、いやお前が悪い、と民主と共和とで指の指し合い、米政界はフィンガーポインティングの嵐である。 民主党のケリー代議士などは、日曜朝の報道番組Meet The Pressに出演して、「This is a Tea-Party downgrade!」と、これはお茶会がもたらした格下げだと言い放った。一方の共和は共和で、(これでますますオバマを苛めるネタができたとばかりのドヤ顔で)「オバマのリーダーシップのなさが格下げの直接原因」と言い返す、というありさまである。 Finger-Pointing in Washington Follow

    本命は欧州フロント(ではなかろうか・・・?)
  • デフォルト回避と歳出削減の次のお題は「増税」か

    しかし、法案が可決されて大統領が正式にサインをしたとたんに、NY株市場は激しいセル・オフ。最終決議が出る前に、ワシントンDCのアホ騒ぎは「終わった話」になっていた。そして、格下げされるぞと脅され続けていた米国債には大きく買いが入り上昇。ドルは沈下、ゴールドは上昇。今日も引き続きゴールドは値を上げて、米株は大きく上下に振れ、10年米国債はさらに上昇。大荒れである。 ダウのトランスポーテーション株は昨日4%ダウン。どこかに明るい話は転がってないかと探してみると、The Big PictureのBarry Ritholtzによると、トランスポーテーションが下がると通常は原油価格低下の伏線になるとのこと。もし毎日往復で70マイル走るひとがいるとすると、ガソリンが$1低下すれば$1500の年間セービングになり、これは消費者にとっては税金の削減効果に等しい、と。 ヤタ!(←空しいけれど、いちおう、言っ

  • デフォるか、デフォらないか(それが問題だ)

    6月2日に、ブログで『ギリシャ、Caa1に格下げで「HALL OF SHAME」入りを果たす』と言う記事を書いたのだが、あの時、ちまたでは、ギリシャ救済策は6月4日か5日には決まっているはずだった。 今日は6月21日。ワケわからんうちに、すでに3週間近くが経ち、ギリシャ問題はその後発展したのかしないのか、それすら、もはやわからないというメチャクチャな状態になっている。 いまこれを書いているこの瞬間にも、ギリシャ首相が信任されるかどうかで秒読み態勢に入っているとかメディアは騒いでいるが、ハッキリ言わせてもらうと、「だからどうした」。 ギリシャ問題を「先延ばし」するための案にユーロ圏関係者が同意するのを「先延ばし」しているうちに、気がつくとあら一年経ちましたね、そういう話である。そして、その間にもCDSは天井ぶち抜けて下がる気配もなく、前回の記事に書いたようにデフォルトの定義に抵触するかどう

    デフォるか、デフォらないか(それが問題だ)
  • 【記事】Banking's Moment of Truth

  • キャッシュポジション:「サル芸」から「意図的なレバレッジ」へ

    米企業のバランスシートにキャッシュ積み上がってるぞ、という話は過去に何度か書き、MHJでは、ほとんどシリーズ物になっております(笑)。 2010年9月29日 『マクロ低迷下でミクロ企業体にはバイバックの好機到来』 2010年10月1日 『米国の事業会社はCash Hoarders』 2010年12月19日 『サルでもできる芸当、その後』 株式買戻し(Share Buyback)なんぞ、積み上がったキャッシュの使い道にクリエイティビティ発揮できない経営陣がやる常套手段、すなわち、「サルでもできる芸当」だ、ということでありますが、その「サル芸」がその後どうなったか。アップデートは、こちらのグラフをどうぞ。 2011年の第一四半期は、期中の買い戻し額が$100bnを超え(グラフがスティープになっていますね)、今四半期に入っても買い戻しのペースは落ちておらず、ここ数週間で再びバイバックが活発化。

    キャッシュポジション:「サル芸」から「意図的なレバレッジ」へ
  • 米国の輸出、過去最高

    長期でみると合衆国の米国の輸出額は過去最高、文字通り「V字回復」の格好してるぞ、というグラフ。(期間1992年~2011年3月)

    米国の輸出、過去最高
  • チェルノブイリ事故25周年

    皮肉というのは、福島原発の事故勃発で、長いこと人々の記憶から薄れてきていたチェルノブイリ事故に再びフォーカスがあたることになり、ほうぼうからチェルノブイリ事故の研究用にと多額の寄付が寄せられることになりそうで、福島での事故の「最大の恩恵」を受けるのが、よりにもよってチェルノブイリ、という意味だ。 この記事に『チェルノブイリの遺産』という別記事へのリンクが紹介されていたので、合わせて読んだ。 記事の内容については、また時間のあるときにでも書くとして、今日は、そこにあった年表だけ紹介したい。 福島原発が撒き散らした放射能は、チェルノブイリのそれよりもずっと少ない、ということはこの記事でも述べられているし、日のケースはまだ起こったばかりで、いま、なにがどうしたと素人の私がわめいたところで、どうなるものでもない。 ただ、この年表をみながら思ったことは、事故から25年も経ったいまなお、原発施設近く

    チェルノブイリ事故25周年
  • 合衆国が取れないリスク

    週明けの今日は、このニュースが、何と言っても目立つニュースでありました。 CNBC局では一日中、「アウトルックをダウングレード」、「アウトルックをダウングレード」と叫びまくってて、筆者はそのたびにイライラした。 というのも、見通し(Outlook)というのは変更(Revise)されることはあっても、格下げ(Downgrade)されることはないんである。「格下げ」とか「格上げ」という用語は、格付けとしてつけられている【記号】(AAAとか)が実際に変更になるときに用いる言葉。 だから、格付けアクションの3段階それぞれで使われる動詞の用法は、 1) 見通し(Outlook)が変更になるとき S&P revised (あるいは changed) the outlook to negative. 2) 格付けの見直し(Review/Watch)に入るとき S&P placed the AAA rat

  • 日本震災から影響受けてる意外な業界=ハリウッド

    の震災によるサプライチェーンの混乱が世界各地で起こっている。震災直後から、日製の部品に頼る海外メーカーが製造の一時中止を余儀なくされたりしているのだ。 例えば、この、3月18日付のFTの記事。地震後直後の月曜から早々と製造を一時中断せざるを得なくなったGMはじめ, ソニー・エリクソン、フォルクスワーゲン、ノキア、アップルなどなど、世界の有名どころが次々に部品サプライの流れが滞ることに懸念を示した。 製造中止していたGMのルイジアナ工場はその後1週間で製造再開にこぎつけたようだが、福島原発事故の解決がなかなか進展せず、産業用電力の不足が長期化するとの懸念も浮上し、自動車メーカーやハイテク産業など日製品に頼っている海外製造業各社の不安を払拭するにはまだ先のよう。 そんな中、一見直接関係のないように見えるところで、サプライ不足を懸念するあまりパニック買いに走ってる業界があるという、(ちょ

  • オスカーにもソーシャルメディアの波

    Serious? Snarky? Oscar Courts a Social Medium (New York Times, 2/25/11) 来る日曜日、2月27日はアカデミー賞授賞式。今年の司会者は、アン・ハサウェイとジェイムズ・フランコという若手俳優2人。これまでの司会者の中で最も若く、アカデミー賞の番組制作側は、TV離れの激しい若い層の取り込みに相当気を使っているらしく、ソーシャルメディアを駆使して視聴者の取り込みに尽力している、とNYタイムズ。 (以下、記事から引用) The theme of this year’s show on ABC is “You’re Invited,” and the normally staid Academy has been working overtime to lift the veil on its big night. It’s liv

    tartvf
    tartvf 2011/02/25
  • 1