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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (4)

  • 【特集】2011年6月16日 明け方の皆既月食

    6月16日の明け方、月全体が地球の影に隠れる「皆既月」が見られます。低空の現象で、月は欠けたままの状態で沈んでいきます。 月はなぜ見える 月は太陽・地球・月が一直線に並ぶ満月の際、地球が月に対して太陽の光をさえぎる場合に起こります。満月はおよそ1か月に1度起こりますが、毎回月になるわけではなく、また起こっていても地球の反対側では見られないことを考慮すると、月は1年に2回ほど観察できることになります。2011年は今回のほか、12月10日の深夜から11日にかけても皆既月が見られます。 太陽に照らされる地球の後方(太陽の反対側)には、長い影が伸びています。この影には、太陽の光が地球に完全にさえぎられる「影」と、一部が届く「半影」の2種類があります。地上から見ると、ちょうど太陽から180°反対のところに影と半影が二重円になって位置しています。 月の一部が影をかすめれば部分月、月

  • 銀河の“黄金レシピ”、暗黒物質は太陽3000億個分

    【2011年2月17日 ESA】 赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測データの分析から、爆発的な星形成を起こす銀河を作るのにちょうどよい暗黒物質の量は太陽質量の3000億倍であることがわかった。この数値により、銀河形成の理論モデルの精度がさらに高まることが期待される。 研究対象となったハーシェルの観測画像。「ロックマンホール」と呼ばれるおおぐま座の一角で、星間ガスが少なく天の川銀河の外をクリアに見通せる領域をとらえている。点の一つ一つが100〜120億光年先の銀河で、明るく白い箇所が星形成が活発な部分。クリックで拡大(提供:ESA & SPIRE consortium & HerMES consortium) 宇宙誕生から約30億年後の暗黒物質の分布のシミュレーション画像。初期宇宙の物質密度のむらからできた網の目構造が見られる。左は暗黒物質の粒子の分布図、中央は見え方を単純化したもの、右は銀

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    tartvf 2011/02/17
  • 大衝突による月の誕生を支持する新たな論文(続報)

    【2000年2月23日 BBC (2000/2/16)】 Nature誌に発表された論文によると、アメリカ・コロラド州のサウスウエスト研究所(SwRI)のチームによるコンピュータシミュレーションを使った研究の結果、月の軌道が持つ傾きは大衝突により月が誕生したと考えると説明できることがわかったという。 ( 速報・「大衝突による月の誕生を支持する新たな論文」より) 月の成因については様々な説がある。たとえば太陽系形成時に地球と一緒に創られたとする「兄弟説」、地球とは別の場所でできた天体が地球に接近して捉えたれたとする「捕獲説」などがある。その中で1984年、新たな月起源説が提唱された。地球が誕生して内部に中心核とマントルが分離した頃、地球に火星程度の原始惑星が衝突し、飛び散った破片の一部が地球をまわりながら月を形成したとする「ジャイアントインパクト説」である。月の岩石の組成が地球のマントルの組

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    tartvf 2011/02/10
  • 初めて太陽を全角度同時撮影 「STEREO」2機が左右から

    【2011年2月8日 NASA】 2月6日、NASAの太陽観測衛星「STEREO」2機が太陽をはさんで180度の位置に到達した。太陽の全容を同時に観測することで、新しい太陽の姿が見えてくることが期待される。 太陽と2機のSTEREOの位置関係を表したイメージ図。5年がかりで180度に展開した。クリックで拡大(提供:NASA) 2月2日に撮影された太陽の姿。地球から見えない側も「STEREO」によって余すところなくとらえることができる。クリックで拡大(提供:NASA) 直径は地球の109倍。質量は33万倍。この巨大な恒星である太陽の全容を、2機の衛星が左右合わせて360度から同時にとらえることに初めて成功した。 2006年10月に打ち上げられた太陽観測衛星「STEREO」は、地球の公転軌道上の異なる2点から太陽を3D観測する。1機は地球の前方に、もう1機は後方に向かって徐々に地球から遠ざかっ

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    tartvf 2011/02/08
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