最近、「ゲーミフィケーションを取り入れた○○」が目立つようになりました。それを見ていても色々な解釈がされて使われている言葉だなということを強く感じます。拡散して使われるのは言葉の浸透という点では基本的にいいことだと考えています。ゲームの要素をゲーム以外の領域で使っていれば、ある意味何でもゲーミフィケーションの1つだと言えてしまう部分もあるので必ずしも間違った使われ方だということでもありません。 が、一方でゲーミフィケーションというのは「道具」(※)だというのが僕の考えでもあり、道具である以上は使い方の良し悪しがあります。ゲームにクソゲーがあるように、道具の使い方を間違ったゲーミフィケーションはクソゲーミフィケーションになってしまいます。しかしながらこういうことになってしまうのは、大体が道具の使い方として適切ではないということを意味しています。それを避けるための3つのポイントをお話しします。