花の都と言われるフランス・パリは、凱旋門にエッフェル塔、シャンゼリゼ通りなど、世界トップクラスの美しさを誇る。しかし、美しいバラにはトゲがあるとはよくいったもので、スリをはじめとする軽犯罪が後を絶たず、観光客が標的とされることもしばしばだ。 気を抜けば財布をスラれることもめずらしくなく、先日もパリの地下鉄でスリの瞬間が激撮された……のだが、普通と違ったのが今回のスリ。その盗人は「世の中捨てたものではない」と思わせてくれる行動に出た。 ・泥酔した男性をスリが襲う 衝撃シーンをとらえていたのは、地下鉄の防犯カメラ。泥酔しホームのベンチで寝てしまった男性にスリが近づき、犯行に及ぶ一部始終が収められている。案の定、グデングデンに酔っ払っていた男性はアッサリとスラれてしまう。 ・泥酔した男性が線路に転落 ところが、そこから事態は急変する。財布をスラれた男性はおもむろに立ち上がると線路の方へフラフラ。