パキスタン・イスラマバードで行われた名誉殺人に対する抗議デモで、プラカードを掲げる人権活動家たち(2014年5月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/AAMIR QURESHI 【5月7日 AFP】パキスタン北西部の村で長老による会議(ジルガ)の命令により、友人の駆け落ちを手伝った若い女性が残酷な手法で殺害され、同国の人権団体「パキスタン人権委員会(Human Rights Commission of Pakistan)」が6日、非難する声明を発表した。 16歳~18歳とされるこの女性は先月29日、同国北西部マコル(Makol)村の指導者によるジルガの命令により、いわゆる名誉殺人として薬を投与された後に絞殺された。遺体は小型トラック内で焼かれたという。 警察は少女の殺害を命じたジルガのメンバー13人を逮捕。また、ジルガの決定を支持したとして、少女の母親も逮捕された。 地元の反テロ法廷は5日