エントラストジャパンは6月21日、ワンタイムパスワードのハードウェアトークン「Entrust IdentityGuard Mini Token」を発売した。1台当たり2500円と、同様の製品の価格に比べて4~5分の1の低価格。「これまで導入コストや利便性から導入に踏み切れなかったユーザーに利用してもらいたい」(代表取締役社長 保坂真氏)。 製品は2種類。オープンな業界標準仕様であるOATH HOTPアルゴリズムを採用するイベント同期方式の「Entrust IdentityGuard Mini Token OE」(OE)と、DES/3DESを用いて、より強固なセキュリティを実現する時間・イベント同期方式をサポートする「Entrust IdentityGuard Mini Token AT」(AT)。OEは他社製品との互換性がある。電池寿命はOEが約8年、ATが約6年。 同社は1990年代前半