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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (9)

  • 日韓合意について米専門家の見解 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。真冬にしてはそれほど寒くないと感じるのは私だけでしょうか? さて、昨年末の電撃的な日韓合意ですが、この問題について追いかけているアメリカの研究者の見解について探していたらFP誌のサイトにリンド教授の簡潔なインタビューがあるのを教えてもらいましたのでその要約を。 ======  日の巧妙な「自責の念」の知恵 ●第二次大戦中に日軍によって女性や少女が性奴隷を強制された、いわゆる「慰安婦」を巡る、長年にわたる外交面での停滞に終止符を打つために交わされた日韓国による今週の月曜日(12月28日)の合意は、ジョン・ケリー米国務長官を含む人々に、その直後から賞賛を受けている。 ●NYタイムス紙の社説では両政府がこの問題について「終わりを求めたことで賞賛されるべきである」と書いており、英ガーディアン紙もこの合意を「明らかな前進だ」と書いている。 ●ところが国際政治

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  • ドイツの新しい反ユダヤ主義:リベラルのパラドクス | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はよく晴れておりまして、気温も秋晴れの空の中で少し上がっております。相変わらず過ごしやすいですね。 さて、ニコニコ動画の生放送(http://ch.nicovideo.jp/strategy/live)でも触れたドイツの新しい反ユダヤ主義の台頭についての記事の要約を。 今回の記事について番組中で触れたところはYoutube(http://youtu.be/TU5nQH985W8)の方にも公開しておりますので、ぜひ御覧ください。 それにしてもなかなか考えさせられる話です。 === ドイツの新しい反ユダヤ主義の背景にあるのは? byヨッヘン・ビットナー ●ヨーロッパは反ユダヤ主義の新たな波にさらされている。ドイツの「ユダヤ人中央協議会」の代表は、ヨーロッパにおいて第二次大戦以来の最悪の状態だと述べているほどだ。 ●彼の見立てはおそらく正しい。シナゴーグ(ユダヤ教寺院)への攻撃はほ

    ドイツの新しい反ユダヤ主義:リベラルのパラドクス | 地政学を英国で学んだ
    teajay
    teajay 2015/01/21
    20140926
  • テクノロジーは人間を変える?! | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はやや寒かったのですが、朝から快晴の素晴らしい天気でした。日差しは「春」です。 さて、昨日のエントリーの続きを。 90年代に戦略学の分野で集中的に議論された、いわゆる「軍事における革命」(RMA)の主唱者たちが、 「物のRMAが起こるためには、技術面、ドクトリン・作戦面、そして組織面の、3つの分野でのイノベーションが必要だ」 と言っていたことを踏まえて、私は、 「日の“ものづくり”を中心としたテクノロジーの考え方というのは、それ以外の(2つの)要素を無視しているために、バランスを決定的に欠いている」 ということが言えるのでは、という分析をしたわけですが、最近入手したの中で、これに加えるべき非常に興味深い記述があったので、それを簡単に触れたいと思います。 そのとは、 キッチンの歴史: 料理道具が変えた人類の文化 ビー・ウィルソン (著), 真田 由美子 (訳) という

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  • ウクライナ危機が世界に及ぼす10の変化 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼すぎまでスッキリ晴れておりましたが、午後から雲が出てきました。けっこう気温が低めじゃないですか? さて、ロイターの記者がウクライナ危機が今後の世界に及ぼす影響の可能性についてうまくまとめておりましたので、この要約を。 === ウクライナ危機が世界に及ぼす10の変化 BY ポール・テイラー ●クリミア併合によって東西の対立は深まっているが、これが世界各国の政策に及ぼす影響はいかなるものだろうか。以下に10のポイントにまとめてみた。 ①ロシアの影響力低下:一時的にせよ、少なくともロシアの国際政治における影響力は低下する。G8から外され、OECDとIEAへの参加は凍結される。モスクワ開催のサミットも未定になった。 プーチン大統領はBRICSの新興国を使って西側による孤立化を防ごうとしたが、中国とインドが「クリミアはチベットとカシミールでの前例になってしまうのではないか」と恐れて

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  • ロシアが感じる「恐怖感」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。これからどんどん気温が上がるようで、ようやく春が。 さて、ウクライナ情勢を考える上で参考になりそうな文章が、拙訳の『自滅する中国』の中にありましたので、その部分を抜書きしておきます。 ぜひ参考にしてください。 === 『自滅する中国』第三章より ●ロシアも他国の動機をロシア人にしかわからない考え方で常に理解しようとしている。 ●この典型的な例は、NATO(北太平洋条約機構)が冷戦後になってから、五つの元共産主義国家と旧ソ連のバルト三国の参加を認めることによって勢力を拡大した時のことだ。 ●アメリカにとってのNATO拡大は、これらの新しいが不安定な民主制国家を、最も迅速かつ安価に安定化するものであった。なぜならEUへの加盟手続きは、非常に時間のかかるものだったからだ。 ●このためアメリカは「ロシア自身もこのやり方に参加し、そこから利益を得ることができるはずだ」

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    teajay
    teajay 2014/03/16
    他国への不信を基礎に情勢を単純化して捉える倣い癖があるようだという観察
  • ミアシャイマーのウクライナ情勢分析 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から微妙に曇っております。気温は春らしいですが、午後にはまた雨が降るとか。 さて、拙訳『大国政治の悲劇』や『なぜリーダーはウソをつくのか』の原著者であるシカゴ大学教授のジョン・ミアシャイマーが、最近のウクライナ情勢について分析しておりましたのでその要約を。 結論としては、ブレジンスキーのような「フィンランド化」ですね。 === ウクライナ情勢の解釈の間違い By ジョン・ミアシャイマー ●オバマ大統領は、ロシアにたいして経済制裁を行ない、ウクライナの新政府にたいする支援を強化することを通じて、ロシアにたいして厳しい態度をとる決断をした。 ●これは大きな間違いである。なぜならこれは危機を発生させることになったのと全く同じの、誤ったロジックによって行われるものだからだ。危機は解決するよりも、さらなるトラブルへとつながることになるだろう。 ●ホワイトハウスやワシントン周辺で共有

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  • ウクライナ危機なのにロシア専門家が減っているアメリカ | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。相変わらず気温は低くて寒さがこたえますが・・・ さて、相変わらずウクライナ情勢についての報道が続いておりますが、そのウクライナ情勢を研究する人材についての興味深い記事がありましたので、いつものように要約を。 === アメリカの対外政策におけるロシア専門家の凋落 By ジェイソン・ホロウィッツ ●ジョージタウン大学のロシア学部長であるアンジェラ・ステント女史は、最近電話の応対に忙しい。 ●ステント女史をはじめとするロシア専門家たちの電話は、ウクライナ危機の勃発から鳴りっぱなしだ。「なんか同窓会みたいですよ。みんな復活してきたわけですから」 ●アメリカロシア専門家たちは、プーチン大統領がクリミアの支配を進めるにつれて再びメディアの脚光を浴び始めている。ところが同時に、これはアメリカの学者や実務家たちのロシアについての捉え方、そしてその捉え方を考える彼らの、質と

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  • ウクライナ国内の「世界観」の分裂 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から雨が降っております。雪じゃないのがせめてもの救いですが、けっこう寒いですよね。 さて、ウクライナ情勢についてまた興味深い記事の要約を。 これを書いたのはドイツの記者なんですが、ウクライナ内の意識面での分裂状態を指摘していて、個人的には今回色々と読んできたウクライナネタの中では一番おもしろかったです。 === ウクライナの衝突する世界 by ヨッヘン・ビットナー ●先週ウクライナ東部を取材して回ったが、私は単純だが見落とされがちな事実に気付かされた。それは、今回の危機ではクリミア半島をめぐるもの以上のことが争われているということだ。 ●それは、同じ国に住んでいるにもかかわらず全く別々の世界に住んでいる、パヴェルとオスタップの若い二人の男たちの戦いでもあるということだ。 ●私はクリミア自治共和国の首都であるシンフェロポリに住むパヴェルに会ったが、彼はロシアの軍服を着ており

    ウクライナ国内の「世界観」の分裂 | 地政学を英国で学んだ
  • ウクライナ情勢を注視する中国 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はなんとか晴れましたが、なんだか寒かったですね。 日は丸の内で某局の方々を会しながら戦略について色々とお話をさせていただきました。むしろこちらのほうが勉強させていただいた感じでした。 さて、緊迫しているウクライナ情勢ですが、あまりメディアには出てこない「中国政府側の受け取り方」について論じたものがありましたので、いつものように要約です。 === 中国ウクライナの政情不安を、自国の安定を推進するための議論として使用 BY アダム・ミンター ●中国の国営メディアは、去年の12月からウクライナの政変を、躊躇なく事細かに報じている。 ●これは明らかに共産党政府の意向を反映したものであり、「世界中の政情不安は中国国内の急速な改革を求める人々にたいする教訓になる」という意味で積極的に報じさせているようなのだ。 ●この視点は先週の(人民日報の傘下にある)環球時報の社説でも見て取ること

    ウクライナ情勢を注視する中国 | 地政学を英国で学んだ
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