採算が合わず、製薬会社が開発しそうにない感染症に対抗するためのワクチンを、ばく大な資金を投入して開発する。 by Jamie Condliffe2017.01.20 19 22 2 0 大流行の恐れがあるウイルスに対抗するワクチンを開発するため、世界最大規模の構想が発表された。 「感染症予防のイノベーション連合 (CEPI:Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)」と呼ばれる予定の新構想は、ウェルカム信託とビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から1億ドルずつ、残りはノルウェー、ドイツ、日本の各国政府の資金提供により、まず4億6000万ドルの資金提供を受ける。CEPIは2022年までに10億ドルの資金確保を望んでおり、インドや欧州委員会による参加がすでに期待されている。 CEPIは世界経済フォーラムが開催されているダボスで発足し、近い将来
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