タイトルのとおりですが、ワンボードマイコンのひとつ、ArduinoのUNOというタイプを用いて、鉄道模型用PWM制御のコントローラーを作成してみました。こちらもインターネット上で素敵な情報を提供してくださっている方がいらっしゃり、大いに参考にさせていただきました。 感謝を込めて、私も製作記を公開したいと思います。 参考にさせていただいた、しろくまさんのページ: ArduinoでPWMパワーパックを作ってみた ▼できあがり写真 では、以下に詳細を。 ●使用部品 基本的には、しろくまさんがリストアップされているものと同じです。 ただし、7セグLEDについては、表示情報量を格段に増やすことができるキャラクター液晶ディスプレイ(C-LCD) TC1602を使うことにし、マルツで入手しました。秋月電子で買えるSC1602でも同じです。 ●製作順序 1. 電気のINPUT側から、H/Wを組み立て始めま
traintrainのPWMコントローラーコンテストでPWMコントローラーを知り挑戦しようと思ったが、電子工作は全くの素人のため断念。 武蔵野電波のブレッドボーダーズでマイコンで簡単にPWMを出力できることを知る。 ArduinoとパワーMOSFETと数点の部品を組み合わせて、下記のような数行のプログラムでPWMコントローラーの完成 int outPin = 9; // 出力はピン9に接続 int analogPin = 3; // アナログピン3に可変抵抗 int val = 0; void setup() { } void loop() { val = analogRead(analogPin); // 得たアナログ値を1/4して、0-1023の値を0-255に変換 analogWrite(outPin, val / 4); } プログラムも初心者だがこれならなんとかなりそうと、ブレッ
8月28日より、当Webサイト(gihyo.jp)は外部からのDoS攻撃1)を断続的に受けています。この結果、その攻撃期間はgihyo.jpドメイン以下のページ閲覧や、提供しているサービスをご利用できません。皆さまにはご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。 gihyo.jpの最新の状況については、このページ、またはTwitterにおける当Webサイトの公式アカウント@gihyojpにて随時お知らせいたしますので、そちらをご確認ください。 ※「遮断中」となっている場合も、逐次再開を試みていますので、各種情報をご参考にアクセスいただけると幸いです。 1) DoS攻撃については、Wikipediaの説明等を参照してください。 現状把握している範囲では、DNSアンプ手法による攻撃と推測され、ホスティング元でネットワーク遮断処置が行われています。 DoS攻撃による、サービス提供不可時間 201
先日、文章を書く際のテンプレートの話をしましたが。 以前卒業論文の書き方について後輩に尋ねられた時も同じようにテンプレートの存在の話をして、その際ある卒研生が言ったのが、「『近年、』って書き始めればいいんでしょ?」という一言。 確かに、「きんねん、」と言う音の響きもさることながら、その後に続けて研究の背景となる動機について、現在問題となっている/話題となっている事柄と絡めて書いていく際にこの「近年、」という一言はとても便利です。 「現在、」とかでもいいですが、普段は全然使いもしないのに論文の時だけ使う堅苦しさからしても「近年、」という響きは「なんとなくそれっぽく聞こえる」という良さがある気も。 自分も多用しますしね。 しかし「『近年、』って書き始めればいいんでしょ?」と言った卒研生が裏でそこまで考えていたかと言えばそうではなく、おそらくはその人が読んだ論文や過去のうちの大学の卒業論文の中に
日本取引所グループ(東証と大証の総元締め)がブロックチェーンの実証実験をやるっていうのが以前話題になっていましたが、その結果がついに出ました。ありがたいことになんとレポートを全文無料で読むことができます。 http://www.jpx.co.jp/corporate/research-study/working-paper/tvdivq0000008q5y-att/JPX_working_paper_No15.pdf そんなに長くないのでぜひ原文を読んでほしいのですが、要点をまとめると以下のような感じです。 実証実験内容 コンソーシアム型ブロックチェーン。ノードを持つのは市場管理者・金融機関・株式発行体(要は上場企業)の三者 市場管理者と金融機関が認証処理を行う権限を持つ。株式発行体はデータの参照のみ可能で、書き込みはブロックチェーン外で市場管理者に依頼する。投資家は金融機関に受託して取引
2016年8月22日頃から、日本の複数サイトで接続し難い、あるいは出来ないといった事象が確認されています。ここでは関連情報をまとめます。 サーバー(Webサイト)への接続等で障害発生しているサービス、サイト 各サイトのTwitter等での発表をまとめると次の通り。 障害発生元 発生原因(運営元発表抜粋) さくらインターネット DoS攻撃、あるいは攻撃と思われる 技術評論社 サーバへのDoS攻撃が検知されたことを受け,サービスが提供できない状態 スラド DDoS攻撃の影響 はてな さくらインターネットDNSサーバー障害に起因 したらば掲示板 ネットワーク障害 ふたば★ちゃんねる サーバ会社よりDoS攻撃との報告 小説家になろう 上位回線の管理会社よりDos攻撃を受けているとの連絡 OSDN DDoS 攻撃の影響 Feeder 全サーバがDDoS攻撃を受けており、サービスをご提供できない状態
#はじめに Manifestファイルに書くインテントフィルタの書き方でハマったので、簡単に整理しておきます。 NDEFレコードを含まないNFCカードの検出方法について書いています。 #NFCカードをタッチしたときにアクティビティが起動する仕組み Androidがタグディスパッチシステムという機能を持っていて、NFCカードをタッチしたとき、いくつかのインテントを発行します。 これをManifestファイルに記載したインテントフィルタで検出すると、アクティビティを起動することができます。 タグディスパッチシステムの解説はここを参照。 http://developer.android.com/intl/ja/guide/topics/connectivity/nfc/nfc.html#dispatching #インテントフィルタの種類 android.nfc.action.ACTION_NDEF
こんにちは、アプリケーションエンジニアのid:shiba_yu36です。今回ははてなで毎週開催している社内技術勉強会で発表した「技術ブログを書くことについて」という発表資料を公開します。 speakerdeck.com 今回の発表をなぜ行ったかというと、もっと気軽に自分のやったことをブログに書くといいのではという考え方を社内に伝えたかったからです。エンジニアをしていると、ブログを書くときは他の人が書いていないことしか書いてはいけない、しかも完璧に書かなければならない、というような気持ちになることもあります。しかし、ブログを書くことで自分の学習をより深め、加速することもできるので、あまり気負いせずにブログを継続して書いて欲しいという思いを発表しました。これがエンジニアのブログに関する正しい考え方と言い張るつもりはなくて、一つのブログに対する考え方として、参考になれば良いなと思います。 発表で
##概要 為替レート取得は各FX証券会社がAPIを出していますが、口座開く必要があったり、証拠金を差し入れる必要があったりとなかなかフリーで取ってくるAPIが無いのが現状です。 ですが、外為オンラインさんがJSONで出力していて口座とか開かなくても使えそうなのでこれをつかってみましょうというお話です。 やっぱりこういったWebサービスはJSONで出力してくれたほうがパーサが使えて楽できるので、とてもありがたいですね。 JSON最高!超便利! ##出力フォーマット ここ http://www.gaitameonline.com/rateaj/getrate にアクセスすると、JSONでこんな感じで出てきます。 {"quotes":[{"high":"2.0130","open":"2.0125","bid":"2.0071","currencyPairCode":"GBPNZD","ask"
(【追記】コメントにあるようにgc373さんのご協力で、問題のデータはJSONとして修正されています。) データは大切です。優れたデータは社会によい価値を提供するでしょう。優れたデータというのは、価値の高い情報を持っているだけでなく、それが扱いやすいということも大切でしょう。扱いやすいというのは、データに簡単にアクセスでき、そのデータを容易に読み込めるということでしょう。特別なソフトウェア用の形式であったり、余計なものが書かれていて読む前に人間が読まないといけないというのは扱いづらいと言えるでしょう。SHIFT_JISなのも困りものです。 とはいえ、まずはデータがあって初めて何かができるわけで、オープンデータとして、政府がデータを公開し始めているのは評価すべきことのはずです。しかし、どのような状態のデータを公開すると良いのかについてはノウハウが不十分におもわれます。 さて、http://w
機械学習ライブラリ「TensorFlow」と、オープンソースのシステムトレードフレームワーク「Jiji」を組み合わせて、機械学習を使った為替(FX)のトレードシステムを作るチュートリアルです。 システムのセットアップからはじめて、機械学習モデルの作成、トレーニング、それを使って実際にトレードを行うところまで、具体例を交えて解説します。 システム構成 次のようなシステムを作ります。 Jijiのバックテスト機能を使ってトレードデータを収集。これをTensorFlowに入力してモデルをトレーニングします。 予測する内容については後述。 訓練したモデルを使って予測結果を返すREST APIを作り、トレード時にJijiから呼び出して使います。 レート情報の取得やトレードには、OANDA REST API を利用 トレード状況の確認やアルゴリズムの管理は、ブラウザ or スマホアプリで 外出先でも状況
diff コマンド 2016/07/23 2つのテキストファイルの差分を抽出するコマンド。 2つのファイルの内容が一致しているかどうかをチェックする目的でも使える。 編集前のファイルをバックアップしておけば、編集後のファイルとバックアップとをdiffすることで、編集した箇所を確認できる。まあ、そんなことしなくても git や svn などのバージョン管理を使っていれば、差分は確認できるが。 diffコマンドをブラウザで使えるウェブアプリもあるようだ。 テキスト比較ツール difff《デュフフ》 http://difff.jp/ 基本的な使い方 2016/07/19 2つのファイル名を引数で渡すと、差分が標準出力される。 $ diff -u foo.txt bar.txt 片方のファイル名として - と書くと、標準入力が使われる。 $ foocmd | diff -u - bar.txt
はじめに モバイルアプリを開発しているときに、アプリとサーバー間の通信を確認したいときがあります。たとえば、期待通りの HTTP リクエストが送られているか調べたり、サーバーからのレスポンスが間違っていないか確認したりする必要が生じます。 そんなときに、いちいちデバッガで止めても良いのですが、プロキシをはさめば簡単に通信を覗くことができます。しかも、レスポンスを改竄して、わざと不正なレスポンスにしてアプリがクラッシュしないかテストしたり、特定のリクエストだけブロックしてサーバー障害を擬似的に再現することができます。 mitmproxy とは mitmproxy は man-in-the-middle 型のプロキシサーバーのツールです。OS X や Windows、Linux 上で動作し、対話式の CUI を持ちます。SSL サポートをしている点が特長になります。 公式サイト: http:/
こんにちは、チーフエンジニアの id:hakobe932 です。 はてなでは毎週、社内技術勉強会を開催しています。先週の勉強会では現在開催中のはてなインターン2016の参加者のみなさんもインターン生も参加して、いっしょに技術交流を行いました。 このエントリでは、そこで発表した、契約による設計の紹介をしたスライドを公開します。 契約による設計はBertrand Meyer氏によるオブジェクト指向入門*1という書籍で紹介されている考え方です。 オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト (IT Architect’Archive クラシックモダン・コンピューティング) 作者: バートランド・メイヤー,酒匂寛出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2007/01/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 307回この商品を含むブログ (130件) を見る 契約による設計で
Pythonで引数に入力された文字列のハッシュ値を求めるスクリプトを作成してみました。 hash.py #!/usr/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- import hashlib def calc_hash(string): u'''入力文字列のハッシュ値を求めて辞書型で出力する''' hash_dict = { 'md5': hashlib.md5(string).hexdigest(), 'sha1': hashlib.sha1(string).hexdigest(), 'sha224': hashlib.sha224(string).hexdigest(), 'sha256': hashlib.sha256(string).hexdigest(), 'sha384': hashlib.sha384(string).hexdigest(), 'sh
この連載では、Javaでリアクティブプログラミングを行うためのライブラリである「RxJava」を使って、リアクティブプログラミングにおけるポイントや、RxJavaが持つ機能について学んでいきます。今回は、RxJavaおよびリアクティブプログラミングの概要について解説します。 対象読者 Java経験者(初心者可) RxJava未経験者 リアクティブプログラミング未経験者 RxJavaとは RxJavaは、Javaでリアクティブプログラミングを行うためのライブラリです。このライブラリは軽量であり、また、他のライブラリに対する依存がないのでRxJavaのjarをパスに通すだけで使えるようになります。対応しているJavaのバージョンは6からで、さらにAndroidもバージョン2.3(Gingerbread)からサポートしています。 そして、RxJavaは厳密には関数型リアクティブプログラミング(F
Wake on LAN しない!! Wake on LAN をしたいので MagicSend という古のツールを使っていたが、調子悪い。 起動するときはあるが、起動してくれない時もある。 NIC2枚刺しだと意図した方にパケットが飛んでくれていないのか? ブロードキャストアドレスを指定しないと駄目なんじゃない? で、MagicSend のコマンド引数はMACアドレスしか渡さない仕様になっている。ブロードキャストアドレスを指定したいのに。 MagicSend のソースコードを覗いてみるかぁ・・・と思ったらもうサイトクローズしちゃってんじゃん!! WOL するには Magic Packet を送る 以下のように、UDP で Magic Packet を送ると起動してくれます。 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0602/25/news014.html
…というのに行ってきたのでメモを晒します。社内共有用に書いたんだけど、秘匿情報もないのでほぼそのまま公開します。乱文かつ文中敬称略にて失礼。 ~マネジメントに悩める全てのエンジニアにささげる~ 伊藤直也の1人CTO Night |転職ならDODA(デューダ) 開発組織マネジメントのコツ対象 : 50 – 100人ぐらいのWeb / 受託会社CTO or VP of Engineering海外ではCTO : テックリードのイメージが強いマネジメントをするのはVPofEが多いCTOがマネジメントしたくなければVPofEを雇うのもありスコープチームマネジメントヒューマンマネジメント基本姿勢「イシューから始めよ」解の質 x イシュー度 -> バリューのある仕事イシュー度 : 問題設定の正しさ問題解決ではなく問題発見にフォーカスマネージャーの仕事は問題設定あとはメンバーが解いてくれるチーム構造開発組
アプレッソというベンチャー企業の CTO を務めて6年と2ヶ月になる。変化の激しいベンチャーに比較的長い期間身をおいていたので、社内外のいろいろなタイプのエンジニアと仕事をしてきた。 あるエンジニアが参加することで開発チームが短い期間で大きく変わったこともあったし、開発チームのメンバーが15人いた頃よりも、お互い補い合えるエンジニアが5人くらいの頃の方が成果が出たりすることもあった。 そういう経験を重ねていくにつれ、私の中では、スターエンジニアと呼べる人たちの持っているものについての、いくつかの類型ができてきている。今まで一緒に仕事をしていく中で本当に心強かったのは、最近エンジニアのキャリアパスの議論でよく言われるような財務のわかるエンジニアとか営業もできるエンジニアではなく、あるいは人と異なるユニークな能力を身に付けようとしているエンジニアでもなかった。ではどういうエンジニアが、というこ
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