イタリアでは、経済改革のスピードが遅いなどとして批判を浴びたレッタ首相が辞任したことを受け、議会最大勢力の政党を率いる39歳のレンツィ書記長が新しい首相に指名され、戦後、最も若い首相が誕生することになりました。 イタリアでは先週、レッタ首相が、議会最大勢力でみずからも所属する民主党内から経済改革のスピードが遅いなどと批判を浴びて辞任したことを受け、ナポリターノ大統領が各党の党首らと会談し、調整に当たっていました。 17日、ナポリターノ大統領は、民主党を率いるレンツィ書記長を新しい首相に指名したと発表しました。 レンツィ氏は今後、閣僚名簿を大統領に提出したのち、近く、正式に新しい政権を発足させる見通しです。 新しい首相に指名されたレンツィ氏は39歳。 観光都市としても人気の高いフィレンツェの市長を5年間務め、戦後のイタリアでは、最も若い首相が誕生することになりました。 現地の有力新聞が先月行