あと10日ほどで今年のノーベル賞が発表される。今年の授賞テーマの最有力候補と目されるのが「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」だ。mRNAワクチンは新型コロナウイルス感染症で初めて実現した。たった1年で完成したように見えるかもしれないが、実は30年に及ぶ開発の歴史がある。「mRNAワクチンは緊急性の高い状況でも速やかに作れる利点がある。しかし、このワクチン自体が急ごしらえの技術だと思った
第一三共が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を3月下旬にも始める。米ファイザーのワクチンと同じ「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ばれる物質を国内勢で初めて採用する。国内ではファイザー製ワクチンの接種も始まったが、次のパンデミック(世界的大流行)への備えや安全保障の観点からも国産技術確立を急ぐ。第一三共は月内にも健康な152人の成人を対象に治験に入ることを決めた。被験者には2回接
武田薬品工業は5日、米バイオ企業モデルナの新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請した。承認は5月以降の見通しで、6月までに2000万人(4000万回)分の供給をめざす。日本が契約した3種類のワクチンのうち米ファイザー製は2月に先行接種が始まった。英アストラゼネカも2月に承認申請済みだ。3例目のモデルナもそろえば、世界に遅れていた国内のワクチン普及が加速しそうだ。モデルナ製
今夏に迫った東京五輪・パラリンピック。その組織委員会の会長辞任劇は国内だけでなく世界からも注目されました。低迷する開催機運のさらなる逆風にもなっています。この騒動にスポーツアパレルを扱うドームで社長を務める安田秀一氏は大会組織委の問題から、日本社会に残る無意味な風習にまで考察を広げています。◇ ◇ ◇東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任しました。森氏の女性蔑視発言につ
【ニューヨーク=野村優子】米バイオ製薬のモデルナは30日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を同日中に申請すると発表した。申請は米製薬大手ファイザーに続いて2例目。FDAが12月中旬に開く第三者委員会での議論を経て緊急使用を認めれば、年内に実用化される見通し。モデルナは、承認が下りれば年内に2000万回分(1000万人分)を米国向けに供給する方
新型コロナウイルス対策で、多くの会社員が切羽詰まった気持ちで在宅勤務を始めている。規制改革会議の元作業部会座長としてテレワークを推進してきた鶴光太郎・慶応大学大学院教授にテレワークの今後を聞いた。生産性・効率性アップを実感――在宅勤務の急増は職場にどう影響するか。「テレワーク普及のビッグプッシュとなるだろう。時間と場所を共有し、あうんの呼吸によるコミュニケーションで成り立ってきた日本的な職
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