韓国警察が先月18日、パク・ユハ世宗大学教授の著書『帝国の慰安婦』に対する起訴を決定してから、韓日両国で激しい賛否両論が続いている。先月26日、日本の知識人たちが、今回の起訴の「抗議声明」を発表したのに続き、2日、韓国でも似たような趣旨の声明が公開された。在日朝鮮人3世として、今年「歴史批評」夏号の紙面を通じて『帝国の慰安婦』を鋭く批判した鄭栄桓(チョン・ヨンファン)明治学院大学教授は「パク教授に対する検察の起訴を単に権力による言論弾圧として捉えるのは、適切ではない」として「パク教授の本は数多くの誤りと飛躍を犯しており、(日本帝国に)愛国する存在という慰安婦のイメージを“本質”と主張するなど、(慰安婦被害者)ハルモニ(お婆さん)たちが名誉を毀損されたと感じるような、少なからぬ問題を内包している」と指摘した。 日本で慰安婦問題を研究してきた 在日朝鮮人3世の歴史学者 「日本の一部知識人たちに
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