ビデオリサーチは2日、昨年12月31日のテレビ番組の平均世帯視聴率を発表した。「第62回NHK紅白歌合戦」は関東地区で前半35.2%、後半(午後9時から)41.6%、関西地区では前半34.1%、後半41・9%を記録。3年連続で後半40%台超えを記録するとともに、今世紀連続ドラマ最高の驚異の平均視聴率40.0%を記録した「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の最終話(12月21日放送)を上回り、11年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成した。 年間視聴率トップは近年、紅白歌合戦かサッカーW杯中継が占めるのが定番。ただ近年は“テレビ離れ”が進み全体的に視聴率が低迷。紅白も61年には81.4%を記録したが、86年以降は60%を割り込み、04年以降は40%を前後するようになり、紅白の後半が40%を割ったのは04、06、07年に過去3回記録している。 同時間帯の民放(関東地区)では、6年連