礼文島(れぶんとう)は、北海道の北部、稚内の西方60kmの日本海上に位置する島。礼文郡礼文町に属する。 礼文水道を挟んで利尻島の北西に位置する。冷涼な気候により海抜0メートル地帯から200種類以上の高山植物が咲き乱れているため別名花の浮島と呼ばれている[2]。人口は2022年(令和4年)3月1日現在、2,352人[3]。礼文島の北部は樹木が少なくササ原となっているのは明治期の薪材の伐り出しや、度重なる山火事によって樹木が消失したことによる。 島名の由来[編集] アイヌ語では「沖の・島」を表す「レプンシㇼ(repun-sir)」「レプイシㇼ(repuy-sir)」と呼ばれ、日本語名はこの「レプン」に字を当てたものである[4]。 アイヌ語研究者の山田秀三は利尻島の沖にあるためついた名としている。 地理[編集] 礼文島の地形図 スコトン岬とトド島 日本最北端の有人島(北海道本土や北方領土を除く)