韓国Hyundai Motor Group(現代自動車グループ)は、インドネシア・西ジャワ州に廃棄物から水素を生成する「W2Hエコシステム」を構築すると発表した。西ジャワ州の州都バンドンの近郊にある埋立地で採取したバイオガスから低炭素水素を抽出する。この水素は、インドネシアの国営石油会社Pertamina(プルタミナ)が所有する天然ガス(CNG)インフラを利用して輸送し、同グループが現地で開設する水素燃料補給ステーションに供給する。このステーションは2027年から稼働する計画だ。 すでに同埋立地を開発するための技術的な実現可能性調査を完了しており、2025年中に水素製造工場の建設を始める。同埋立地は、バンドンで毎日排出される1500トンの廃棄物の80%を処理している。食品残渣や農業残渣などのバイオマスから出るメタンガスを、水蒸気メタン改質して水素を製造する。同グループはPertaminaと
