おととし7月に爆発事故が起きた、能代市にあるJAXA・宇宙航空研究開発機構の実験場で、再建に向けた工事が進んでいます。 実験場では、液体水素の研究拠点の整備も進められていて、所長が将来の構想を語りました。 燃料電池など、幅広い産業での需要が見込める液体水素の県内企業の参入、それに人材育成を目的に去年設立された「あきたJAXAクロスイノベーション研究会」のセミナーが、11日、秋田市で開かれました。 研究会の中心となっている能代ロケット実験場の小林弘明所長が講演し、将来の構想を語りました。 能代ロケット実験場は、宇宙関連の燃焼実験などに加えて、10年ほど前から液体水素の研究にも力を入れています。 小林弘明 所長 「水素航空機の研究というのが、いま全世界的に活発に行われております」 「推進系の電動化ですとか、長距離航空機については、燃料を水素化する、そういった研究が行われております。能代ロケット
