総務省は12月25日、LTE方式の携帯電話から出る電波は心臓ペースメーカーに影響を与えない、とする調査結果を公表しました。ただし、携帯電話をペースメーカーから15cm以上離して使うことを呼びかけています。 「第二世代携帯電話」消滅で指針見直し 携帯電話の電波が医療機器に及ぼす影響については、平成17年に策定された「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」で定められていました。しかし、「第二世代」携帯電話(ドコモの「ムーバ」等)がサービスを終了し、第三世代(3G)以降の電波による影響に関して調査研究が進められていました。 LTE携帯電話から出る電波による影響なし 総務省による調査では、現在使用されているペースメーカー25機種について、LTE(800MHz、1.7GHz、2GHz)の電波による影響を調査しています。調査の結果、携帯電話のLTE電波がペースメーカ
