ストーリー by nagazou 2023年01月19日 16時01分 眠らない、眠ら~せない 部門より 米スタンフォード大学、米UCLA、カナダのウォータールー大学の研究者が発表した論文によると、Wi-Fi機器に偽のデータパケットを継続的に送信することで、機器のバッテリーの電気を急速に低下させる攻撃が可能になるという。この研究は、IEEE 802.11規格に存在する二つの脆弱性を活用して攻撃をおこなった(ITmedia)。 一つ目の脆弱性は、応答すべきでないときに応答する仕様。ネットワーク外の不正なWi-Fiデバイスから受信した偽のパケットに対しても、ACK(Acknowledgment、受信完了通知)で応答を返してしまうこと。二つ目はWi-Fi無線が起動してはいけない時に起動している仕組み。 Wi-Fi機器の大半では、節電のためのスリープモードを搭載しているが、Wi-Fi機器は定期的に