ポータルシリーズが続いてきたが一応これで最終回である。勢いに任せて企業情報ポータルの技術的解説を書き続けてきたが、こういう真面目な話題だとアクセス数が伸びないので結構萎えたりもする。 さて昨日のポートレット&widgetの類型に続いてパーソナライズの類型であるが、実のところこのパーソナライズの分類は現時点で完成したものではない。というか一応分類方法はあって使っているのだが、いつも結局たいしたパーソナライズが実装できないので、いまのところ論としては成り立っているが実はちょっと空虚である。このあたり前5回ほどの他のポータルシリーズとは若干様相が異なることをあらかじめ宣言した上で始めたい。 パーソナライズの分類・分析には、まずパーソナライズする主体がユーザ側なのか情報提供側なのかという分類がある。私はユーザ側で自由にカスタマイズできることが本当のパーソナライズだと思っているが、情報提供側でユーザ