はじめに 愛車をリフォーム・アップグレードできるサービスKINTO FACTORYプロジェクトに参画している金谷です。今回は、JIRAとGitHub Actionsを活用し、複数環境へのデプロイのトレーサビリティを向上した取り組みを紹介します。 なお前回は、決済チームでリモートモブプログラミングに関する記事を書きました。 背景と課題 私はKINTO FACTORYプロジェクトの開発工程の後半から参画しました。プロジェクトのうちECサイトのフロントエンドチームリーダーを担当することになりましたが、担当する中で以下の課題があると考えました。 GitHub issues, JIRA, Excelがタスク管理に使われており進捗が管理しにくい どのタスクがどの環境にデプロイされているか分かりにくい テスト環境へのデプロイ時のリリースノート作成が面倒 ![ExcelのWBS+ガントチャートの例](/a
※この記事は 開発生産性 Advent Calendar 2022 カレンダー2 の20日目の記事です。 前回記事の16日目は nakayamaatsushiさんの 『Findy Team+ Award 受賞の裏側~開発生産性向上の取り組みを振り返る~』でした。計測した開発指標をどのように開発生産性向上に結び付けているのか、具体的なアクション事例が紹介されており非常に参考になりました! この記事の内容 カナリアリリースを導入しました やってみての感想 うまくいったこと デプロイ頻度が上がる 本番で発覚するバグのユーザー影響を抑えられる 試しやすくなる 期待通りじゃなかったこと 開発リードタイムが短縮される⇒それほどでもない 機能開発のスループットがあがる⇒べつに上がらない マージが分散することで、衝突が起こりづらくなる⇒ならない 本番環境での不具合は発生しなくなる⇒そうとはいいきれない わ
※この記事は 開発生産性 Advent Calendar 2022 のカレンダー2の13日目の記事になります。 前回は1日目は hiroshinishio さんの 『より筋肉質なチームにするために、開発者が見るべき21のDevOpsアウトプット指標』 で、個人的には指標それぞれの分析や改善の方法が書かれていて勉強になりました。 こんにちは。 モノタロウで主に DevOps エンジニアとして活動している伊藤です。 休日はジムに節制した食事、サウナと健康を意識するおじさんとしても活動しています。 (最近だと渋谷の改良湯さんのサウナと外気浴スペースの具合が最高でととのいました) 今回は DevOps Four Keys*1 (以降 4keys と呼称) というソフトウェア開発チームのパフォーマンスを示す4つの指標を導入し、部門の目標として掲げたここ1年の取り組みを紹介できればと思います。 背景
続編記事を投稿しました 🥳🎉 (2023/06/08) CodeSpaces の紹介の他に実際の開発で活用している Dev Container 設定のサンプルも紹介します。 Dev Container で MySQL や LocalStack などのサービスを起動する方法や、ローカル環境と Dev Container 環境での開発の共存方法など実際の開発で活用しているものから抜粋したものを紹介しています。 [続!Dev Container] GitHub Codespaces でクラウド開発環境を構築 はじめに こんにちは。共通サービス開発グループで複数のサービスが利用する決済プラットフォームの開発チーム[^1][^2]に所属している鳥居です。 この記事をご覧の皆さんは、ローカル開発環境の構築時にこんな経験ありませんか?IDE の設定を環境構築手順書に従って構築したが動かなかったり、プ
はじめに KINTOテクノロジーズで、複数のサービスが利用する決済プラットフォームの開発チーム[^1]に所属している金谷です。 新規プロジェクトに対して、リモートでモブプログラミングを行い、オンスケジュールで開発完了させた事例を紹介します。 [^1]: 決済プラットフォームの他の取り組みは、 グローバル展開も視野に入れた決済プラットフォームにドメイン駆動設計(DDD)を取り入れた をご参照ください。 背景 社内向けの決済に関する業務システムを新規で作るプロジェクトが発足し、東京勤務のプロダクトオーナーと、東京勤務のエンジニアに、私含む大阪勤務の2名による3名のエンジニアの体制で開発することになりました。 素早く作りたいことと、運用コスト(特にAWSコスト)を減らしたいことから、フロントエンドにはAWS AmplifyをベースとしたReactによるSPAを採用し、いくつか必要なAPIの開発に
NTTでは機械学習の研究者、株式会社はてなではWebアプリケーションエンジニア、株式会社モノタロウではデータエンジニアなどデータに関わる幅広い仕事に携わる。2022年9月に10Xに入社し、データマネジメントの業務を中心に担当。データエンジニアリングやデータ活用に関するコミュニティdatatech-jpの運営も行なっている。 オンラインでの一人目職種のオンボーディングは難しい 10Xでは手厚いオンボーディングのプログラムがあり私も非常に助かりました。一方で、一人目の職種(データマネジメントの専門職)として入社したこともあり、他職種の方と関係をいかに強化していくといいか?という課題感を持っていました。この課題感は「データのことを全般的に責任を持つ自分の仕事は、一人ではなくAs One Teamとして取り組まなければ価値が発揮できない / されない」側面が大きいことも関係しています。実際、データ
こんにちは。サービスインフラ-Bグループの宮本・高野です。 今回はManabiCon第3回で発表した「梅田オフィスで認証VLANを導入したプロジェクト」について紹介します。 自己紹介 梅田オフィス構築後に発生した問題 前提 フリーアドレス 通信品質の安定 本題 そもそもVLANとは何なのか? じゃあ認証VLANとは何なのか? 認証VLANのキーワード「IEEE802.1X」とは? プロジェクト概要 プロジェクト体制 プロジェクトの予定期間 実現したいこと 検証時の苦労 苦労したことその1: 必要機材とテストパターンの洗い出し 苦労したことその2:検証環境の構築 苦労したことその3:VLAN設計変更 苦労したことその4:有線LAN接続時、通信が不安定になる 苦労したことその5:認証VLANを利用しているPCへリモートデスクトップ接続ができない 在宅勤務・出社勤務 802.1X の認証モードに
データ基盤グループの吉本です。 最近急に気温が上がり下がりして着る服を毎日悩んでいます。 先日の10/14(金)にGoogle Cloud主催でInnovators Hive at Next ’22が開催され、その中のBigQueryに関するパネルディスカッションに登壇しました。 パネルディスカッションの模様は下のリンクある動画で見ることができます。 cloud.withgoogle.com 登壇で話したこと パネルディスカッションでは主にBigQueryをどう学んでいけばいいのか、社内に広く使ってもらうためにどう取り組んでいけばいいのか、 そして昨今話題になっているデータマネジメントに絡めてBigQueryにおけるデータ管理について、普段からBigQueryの活用や運用をしているエキスパートのみなさんと話しました。 一登壇者としてはモノタロウにおけるBigQueryの利用促進として、Bi
久しぶりに、いわゆるポエムを。 新規・運用ヘルプを問わず、受託や副業でよくフロントエンドをやってるWeb屋の見解、そして手札のお悩み。 この先、また技術選定する際なんかにも参考になるかと思ったので。 React 「いまフロントエンドやるなら最初に覚えるべき!」は、もう過去の話かなーと個人的には思ってる。 Reactは`UI = fn(state)`なのが良い!とか言われるけど、あなたが必要としてるのは`UI = Component(props)`かもよって。 一昔前までは、たしかにあらゆる面で頭一つ抜けてる印象はあったけど、今はそうでもないか、その差はだいぶ埋まってきてると思ってる。(もちろん先行者利益みたいなところで、エコシステムはまだまだ優位な差があるかもしれんけど、それもあまり実感できたことはないし、いまからはじめる人はそんなんで困らんやろうし) 原初の時代からReactな案件をそれ
はじめに この記事では、モノタロウの基幹系を構成するシステムの一つである、商品情報管理システム(PIM:Product Information Management システム)の導入プロジェクトで、商品情報を基幹系と同期するシステム(商品情報同期機能)の性能や運用環境の改善を行った話をご紹介します。 背景 モノタロウの基幹系は、長年内製のシステムで支えられてきました。基幹系のシステムは、少数のWebアプリケーションと多数のバッチから構成されています。中でも商品情報の管理に関するシステムは、在庫や仕入先に関するシステムと一体化していて、商品情報に関する数多くのマスタメンテナンス画面を備えたやや複雑なシステムです(図1)。 図1 基幹系の概略図 当社のシステムは、もともと自分たちのビジネスに必要な機能を提供する手頃なパッケージ製品がなかったため、すべてを内製でまかなってきたという経緯があります
こんにちは。モノタロウで開発を担当している河本です。2021年7月から2022年2月に技術評論社様で発刊されている Software Design にモノタロウにおけるPython大規模開発に関する取り組みを連載させていただきました。そして無事に8か月分の雑誌連載を完遂することができました。ここでは、雑誌連載プロジェクトの体制やスケジュール、成功させるために取り組んだことについてご紹介します。 Software Designの記事の再紹介 連載のきっかけと狙い プロジェクト体制 スケジュール プロジェクトを成功させるために取り組んだこと さいごに Software Designの記事の再紹介 全8回の連載のテーマは「Python」、「大規模」、「レガシー」の3本柱でした。 連載してきた記事は以下になります。 第1回 Software Design連載 2021年8月号 Python製のレガ
Dev fest 2020 taiwan how to debug microservices on kubernetes as a pros (ht...
The web today is a growing universe of interlinked web pages and web apps, teeming with videos, photos, and interactive content. What the average user doesn't see is the interplay of web technologies and browsers that makes all this possible.� Over time web technologies have evolved to give web developers the ability to create new generations of useful and immersive web experiences. Today's web is
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
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