花王が行ったワキガ臭(ワキの下に特有のニオイ)の解明を目的とした研究によって、ワキガ臭の発生のメカニズム、メンタルストレスによるニオイへの影響が解明されたそうです。 自分のニオイに悩んでいる人には興味深い話かもしれません。 詳細は以下の通り。 ワキガ臭の発生メカニズムを解明 このリリースによると、ワキガ臭は主に3種類のニオイ(硫黄臭、スパイシー臭、脂肪酸臭)で構成されており、ワキガ臭を最も特徴付ける硫黄臭(生臭く鼻をつくニオイ)も他のニオイと同様に、臭いを出す原因の物質「3-メチル-3-スルファニルヘキサン-1-オール」にアミノ酸の一種「システイン」が結合した状態で汗腺から分泌されることが原因となっており、これが皮膚の細菌によって分解されることでニオイが発生することが明らかになったそうです。 つまり臭いの種類にかかわらず、ワキガ臭は汗腺からの分泌物を皮膚の細菌が分解したことによるとのこと。
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