住友電気工業は5月12日、全社レベルでオープンソースのOpenOffice.orgを活用していくと発表した。4月から推奨ソフトウェアとして設定し、Microsoft Officeの代替として、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの利用を開始。社内で購入するPCの推奨モデルにOpenOffice.orgをプリインストールしたタイプを設定した。また購入済みのPC向けとしてOpenOffice.orgのダウンロード用Webサイトを開設し、全社的な活用を促進する。 グループ会社の住友電工情報システムが管理する1万5000台のPCを対象に年間500台ペースでリプレースしていく。部署の希望があれば、Microsoft Officeの併用も継続する。 データの互換性や、操作性や機能、性能面での改善により実業務で十分使用できるレベルと判断。同社では、ほとんどの部署でMicrosoft Officeを購入せ