物心ついたころから、目に触れる情報といえばテレビかネットの記事だった。 うちの場合は新聞もネットで読めという主義だったため、紙媒体で活字を読むということが殆どなかった。 あえていえば漫画がそうだけど正直マンガは苦手だったのでそれほど読んでない。 学校では国語の教科書などを読まされたが 音読が基本で、1日に6~7ページくらいしか進まない。 そんな感じで、まともに自分から本を読もうとすることがなく、 本を読まされているときはゆっくりしたペースで退屈だった。 ずっとこんな感じで来たから本を読むことに根拠なく苦手意識が強かった。 そんなわけで高校に入るまでろくに本を読んだことがなかった。読むことを避けていた。 いざ読んでみたら、本読むのは楽しいものだ。 ネットみたいに読みにくくない。 スクロールしたり、画面の大きさあわせたりしなくていいし、 余計な情報が視界に入らないし、 他人の記事や、今まで書か