人生, いろいろ, 男も, いろいろ | 22:46 | 少し前、政治家鈴木宗男に収賄の疑いがかけられ、その影響で北海道東部(道東)で実際にいくつかの建設業者が倒産してしまった。建設会社の総務で地道に仕事をこなし、収賄なんて全く関係ないところで生きていた高橋(仮名)も、その煽りを食って職を失ってしまった。彼は、もう既に転職するには、歳を取りすぎていたし、実際に仕事など見つからなかった。否、仕事はいくらでもあったかも知れないが、どれも今までの生活水準を維持できるものではなかった。既に自分の家を建て、ある程度の税金も納め人並みの生活をしていた彼には、無職である自分を許せなかったし、それなりのプライドもあったのだ。そして、彼は雇用保険の受給期間が終わり、家を無くし、職を無くしホームレスになった。帯広市では、どれだけがんばっても職が見つからないと考えた高橋は、なけなしの金で普通列車を乗り継ぎ、札幌