人は、誰かに冷たく接すると、罪の意識から自分もイヤな気分になってしまうということが、最新の調査により証明された。 米ロチェスター大学の調査によると、我々人間は、誰かを仲間はずれにしようとすると、のけ者にされた張本人と同じくらい心を痛めるハメになることがわかったそう。実験では、被験者たちにコンピューター上でゲームをしてもらい、その中で誰か1人をシカトするよう指示。すると、例え顔が見えない相手であっても、無視されるのはとても辛い経験であると同時に、シカトした方もプレッシャーやストレスを感じ、辛い思いをしていることが判明したという。 調査をおこなったNicole Legate氏によれば、「誰かを仲間はずれにしたときに当事者が心を痛めるのは、人間が社会性動物である証」だそう。それゆえに、仲間を1人失うと、罪の意識に苛まされることになるのだとか。なおこれまでの調査で、社会的な孤立は物理的な痛みと同じ