2014.01.30 07:00:37 by NEWSポストセブン Tags : 国内 小泉純一郎元首相が都知事選で民主党などが推す細川護煕元首相を支援したことに呼応して、地方議員などが小泉派に寝返るなど、足下では安倍官邸の求心力の低下が指摘されている。そんな安倍政権にさらに外から圧力を加えようとしているのが、オバマ米大統領である。「安倍さんは日米関係強化のために日本版NSC(国家安全保障会議)をつくったが、谷内正太郎・初代局長の初仕事が、対中国でも対北朝鮮でもなく、訪米して安倍さんの靖国参拝の後始末をすることだというのだから、こんなブラックジョークはない」(親米派の自民党ベテラン議員) 安倍政権寄りのメディアは、谷内氏がヘーゲル国防長官、ライス大統領補佐官、ケリー国務長官と会談したことを「異例の厚遇」(産経新聞)などと持ち上げたが、外務省OBの天木直人・元駐レバノン全権大使の見方はまるで