チーム内外の“混乱”をいさめるように言った。日本代表FW本田圭佑(パチューカ)は25日の練習後、報道陣の取材に対応。「余計なことにちょっと捉われすぎているし、議論も全体的にレベルが低いような話が多すぎる」と持論を展開した。 試合内容の乏しかった23日のマリ戦(1-1)後、選手たちはさまざまな課題や反省点を口にし、ハリルジャパンに対する批判の声も強まっている。チームの雰囲気について「暗いのでは?」と問われた本田は「それは事実だと思う」と認め、「みんなが自信を持って、ピッチ上で自分を出せるような雰囲気づくりは必要だと思う」と言った。 縦に速いサッカーを志向するハリルホジッチ監督はマリ戦でもロングボールを指示したが、単調な攻撃は有効打とならず、チームとして連動した攻撃も見られなかった。監督の指示を聞き過ぎる、ピッチ上で臨機応変にプレーすべきだった――。そうした意見に対し、「サッカーは相手ありき。