羽田空港第2ターミナルで「離れ小島の空港ビル」といえる別館「サテライト」と本館の統合工事が進められています。ただ、同空港には「もっと離れ小島の搭乗口」といえる不思議な施設もあります。 「サテライト」と本館合体後も残る? 羽田空港第2ターミナルで2023年4月現在、本館と北側サテライト(別棟)を接続する工事が始まっています。このサテライトは羽田空港ならではのユニークな設備で、本館からバスで行き来するものの、本館と同じような搭乗待合室や搭乗ゲートがあります。まさに「離れ小島の空港ビル」のような施設です。 ただ、このサテライトは2025年春をめどに、本館と合体します。これで同空港のユニークな空港施設が姿を消すことになりましたが、実は羽田空港にはもうひとつ、特徴的な空港施設が存在します。 奥に見える建物が羽田空港第2ターミナルの「ボーディングステーション」(2020年1月、乗りものニュース編集部撮