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ブックマーク / metallica.livedoor.biz (63)

  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(7) : メタリカ情報局

    前回記事の続き。インタビュー完結編です。ジェイソン・ニューステッドが『...And Justice For All』のツアーでのステージセットの舞台裏、「One」のビデオ撮影について語ってくれました。管理人拙訳にてどうぞ。 ステファン・チラジ(So What!のエディター) そこでまた質問。ジャスティスのツアーのどこかで揺れるトラスの梁によってキミは文字通りあやうく首を切り落とされそうになっていたのを覚えているんだ。ダン(・ニコレイコ、ボックスセットのキュレーター)はシアトルのショーとビデオ撮影について尋ねた。私は、混乱した記憶の中で、この2つが同時に起こったんだ。正確かどうかはわからない。だからこういった質問をするんだ。 ※参考(1:15:46~) ジェイソン・ニューステッド そう。彼らが「...And Justice for All」でドリス像を少し破壊した時、壊れたか転倒したかどうだ

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(7) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(6) : メタリカ情報局

    前回の続き。ジェイソン・ニューステッドが髪型の変化、『...And Justice For All』時代のツアーの思い出について語ってくれました。管理人拙訳にてどうぞ。 ジェイソン・ニューステッド あぁ、(ジャスティスアルバムで)バスドラムの低音域を劇的に失くしていたから、ブラックアルバムが出たとき、ベースはメチャクチャでかいものになった。「Enter Sandman」の始まりの部分は毎週フットボールスタジアムでみんなに刻まれている。俺たちはジェイムズのリズムギターの下に入るベースの周波数を知っている当のプロデューサーを手に入れたんだ(ブラックアルバムのプロデューサー、ボブ・ロックのこと)。これについて科学的な見地を得たいなら、全てはそこに行き着く。みんなミックスやバンドに入った新しい男について話をしたいんだよ。「こういうミキシングだとほにゃらら」ってことでどうにかしてたんだね。それが当

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(6) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(5) : メタリカ情報局

    前回の続き。ジェイソン・ニューステッドが『...And Justice For All』の制作秘話や「消えたベース」について語ってくれています。管理人拙訳にてどうぞ。 ステファン・チラジ(So What!のエディター) じゃあ、ワン・オン・ワンのスタジオに話題を移そう。マイク・クリンクと行った最初の仕事とかもろもろ、どんな思い出があるか聞いてみようと思うんだけど。 ジェイソン・ニューステッド ハッキリしているのは、ジャスティスアルバムでの俺の関与はとても限られていたってことだ。ベースのレコーディングとリハーサルのためにスタジオに行った日があったし、もちろんロサンゼルスのワン・オン・ワンにいる写真とかそういう活動のために行ったってのもあるけど、俺が覚えているのは自分はまだ小さなアパートに住んでいたってことなんだ。 古いトラックにフェンダーとかを積んでいた。おんぼろトラックでね。フロットサムの

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(5) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(4) : メタリカ情報局

    前回の続き。ジェイソン・ニューステッドが、メタリカのメンバーとの関係性について語っています。管理人拙訳にてどうぞ。 ステファン・チラジ(So What!のエディター) 可能であれば、みんなをその場に連れて行って欲しい。つまり、覚えていることを教えて欲しいな。最初に曲を書き始めたときのこと、ジェイムズのようにやっていることが明らかに巨大で特殊なセンスを持つ誰かとジャムったときのことをさ。 それはどうだった?文字通り、できれば読者をその場のソファに座らせる感じで。「すげぇ、俺はコイツと一緒に曲を書いている」とか。どんな感じなの?どういう感覚が伴うんだろう? ジェイソン・ニューステッド 最初の行は「言うだけなら金はかからない」ものであるべきだと思う。リフや楽曲のなすままに話をさせる。彼はそれを聞くつもりなんてない、ただのおしゃべりだよ。たわごとを弾いてみるんだ。もし(リフの出来が)よかったら、そ

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(4) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(3) : メタリカ情報局

    前回の続き。クリフ・バートン死後にラーズ・ウルリッヒが果たした役割やメタリカとしての最初の作曲など。管理拙訳にてどうぞ。 ステファン・チラジ(So What!のエディター) 加入して最初の頃のポジティヴな動きについて焦点を当ててみようか。興味をそそられることはたくさんあったんだけど、私がまさしくと思うのは、ラーズのエネルギーがあの当時、メタリカを続けていくことにどれだけ不可欠なものだったかってことなんだ。彼無しでは続けられなかったし、今ここにこうしていないかもしれない。そしてキミがとても手助けとなるたくさんのエネルギーを携えてやってきた。キミとラーズのペアが前に進ませ、当時のジェイムズとカークを再び元気づけたと思うんだ。 ジェイソン・ニューステッド たしかに。えぇっと、最後の質問から話の腰を折るようだけど、どこか排他的なクラブにキミが調べられなくちゃならないときっていうのは、クラブはキミを

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(3) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(2) : メタリカ情報局

    前回記事の続き。バンド内でのいじめ、メタリカ初来日時のエピソードについて語っています。管理人拙訳にてどうぞ。 ステファン・チラジ(So What!のエディター) 他の3人が取り組まなければならなかった問題の深刻さをキミはわかっていた?キミが参加したとき、彼らが向き合うにはあまりにも多くのトラウマがあるっていう認識はあった?彼らがそういう状態にあったから、ある程度の間違いはあるだろうとあらかじめ受け入れていたの?あるいは「何てこった、これは俺がメタリカに加入する時から期待されていたものってわけじゃないだろ?」とキミが思うような瞬間はなかったかい? ジェイソン・ニューステッド 俺は当にそういう考えや認識、あるいは気付くまでの余裕なんてなかったよ。あのバンドに入るチャンスを得て、ベースでベストを尽くし、できうる限りのことをしようといっぱいいっぱいだった。それが全てだ。実際に全てではないけど、ほ

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(2) : メタリカ情報局
  • 『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(1) : メタリカ情報局

    『...And Justice For All』のリマスター盤が発売されたタイミングで、Metallica.comのSo What!にてジェイソン・ニューステッドのインタビューが掲載されていました。メチャクチャ長いインタビューなので少しずつ訳してご紹介していこうと思います。日語が微妙なのは毎度の事なのでご容赦ください...(誤訳は遠慮なくご指摘ください)。 アリゾナからやってきて、1986年晩秋にメタリカの後任ベーシストとして選ばれたトミーズ・ジョイントでの夜を経て、ジェイソン・ニューステッドがバンドに持ち込んだエネルギーを説明することはたやすくない。 彼の目は不滅の水晶のようにどんな光も捉えて10倍にして対面する顔に放っていた。彼はとても興奮して満ち満ちていたのだ。1カ月間、振りまくったビール瓶の蓋を空けられたようなものだった。我々には、彼が受け入れて後任に就いたポジションについて、

    『...And Justice For All』のリマスター後初のジェイソン・ニューステッド公式インタビュー(1) : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット「ソロアルバムを出すとしたら?」 : メタリカ情報局

    「Worldwired Tour」真っ最中のメタリカ。その合間にカーク・ハメットが電話インタビューを受けていました。管理人拙訳にてご紹介。 カーク・ハメットはギターヒーローである。実にシンプルだ。メタリカの伝説は35年間、感受性の強い若者を圧倒し、地平を広げてきた音楽とスタイルにある。彼の情熱と個性、華麗さや繊細さ、メロディー哲学と積極的な熱意は無数の若者に6弦楽器を手に取る動機を与えてきた。60年代後半から70年代にかけて、カリフォルニアで育ったカークにとって、彼の最初の動機付けとなった人は驚くべきものではない。 「ジミ・ヘンドリックスのドキュメンタリー映画を最初に観た時、彼が視覚的にどんなだったか、どんな弾き方をしていたか、彼の演奏に関係しているものがどんなだったかを、実際に観て度肝を抜かれたんだ。」彼はメタリカの欧州ツアーでの短期間の休暇中に行った電話インタビューでそう回想する。「ど

    カーク・ハメット「ソロアルバムを出すとしたら?」 : メタリカ情報局
  • メタリカ、『...And Justice For All』のリマスターBOX盤発売か?予告映像公開 : メタリカ情報局

    メタリカがSNSにて4thアルバム『...And Justice For All』のBOXセットを工場で梱包している映像を公開しました。「#comingsoon」というタグ付きのため、リリースも近いものと思われます。 #comingsoon pic.twitter.com/KolLpE0Gl8 — Metallica (@Metallica) 2018年8月31日 これに先がけて、RollingStone誌で『...And Justice For All』のいわゆる「ベース問題」についてまとまった記事が掲載されていたので拙訳してみました。結局、どういう音になっているのか気になる所です。 元メタリカのベーシスト、ジェイソン・ニューステッドは、グループと共にした初のフルレングスアルバム『...And Justice All』が出た時にどう感じたか語った。「それはそれは悪い噂のなかにいた。最終ミ

    メタリカ、『...And Justice For All』のリマスターBOX盤発売か?予告映像公開 : メタリカ情報局
  • 故クリフ・バートンの地元で2018年2月10日が「クリフ・バートンの日」に制定 : メタリカ情報局

    当ブログ管理人thingyです。 ジコマンブログを続けつつ、メタリカ総合情報サイトにでもなっていかないかなぁとなどと野望が燃え始めました。 記事訂正はコメントにて随時受付中です。 ※メタリカ以外の宣伝・告知活動はリンク依頼受付の記事にてリンク依頼に伴う告知以外は原則NGです。 ご協力お願いします。 m(_ _)m リンクバナーを用意しました。リンクの際にご使用ください。

    故クリフ・バートンの地元で2018年2月10日が「クリフ・バートンの日」に制定 : メタリカ情報局
  • メタリカ、『Master of Puppets』のリマスターについて語る(下) : メタリカ情報局

    『Master of Puppets』のリマスター盤発売を受けてのRollingStone誌でラーズ・ウルリッヒとカーク・ハメットのインタビュー。前回の続きです。BOXセットに収録のライヴやクリフ・バートン、ジェイソン・ニューステッドに関するエピソードが語られています。管理人拙訳にてご紹介。 −カーク、BOXセットにはあなたのソロの草案を示すたくさんのリフ・テープがありますね。当時のリードギターのフレーズはどうやっていたのですか? カーク・ハメット 当時、最初から最後までソロ全部を作るのにとても夢中になっていた。スタジオ入りする前に少なくとも80から90%は作っておきたいと思っていた。スタジオで即興はやっていなかったんだ。若かったし、自分の演奏を展開させることや何もないところから500のアイデアを書き溜める能力は持ち合わせていなかった。今ならそれができる。俺は今(当時に比べて)はるかにミュ

    メタリカ、『Master of Puppets』のリマスターについて語る(下) : メタリカ情報局
  • メタリカ、『Master of Puppets』のリマスターについて語る(上) : メタリカ情報局

    長編インタビューが続いてまったく記事が追いつけていませんが、ちょっとずついきます。まずは『Master of Puppets』のリマスター盤発売を受けてのRollingStone誌でラーズ・ウルリッヒとカーク・ハメットのインタビュー。収録曲に関する裏話について語ってくれています。管理人拙訳にてご紹介。 −BOXセットが出るにあたって一番興奮していることは何ですか? カーク・ハメット リハーサル・テープやライヴのものはクールだから興奮しているよ。通常のレベルを越えてる。 ラーズ・ウルリッヒ 俺はいつだってブックレットのファンで、他のビッグなBOXセットに関して言えば、どんなにちょっとしたニュアンスでも、どんなにちょっとした紙片でも、どんな歌詞でもチケットでもじっくり見てきた。だから願うことなら、ファンがこのBOXセットをよりいっそう高く評価してくれればいいね。クリフの不慮の死に立ち向かってる

    メタリカ、『Master of Puppets』のリマスターについて語る(上) : メタリカ情報局
  • フレミング・ラスムッセン、メタリカのアルバムレコーディングを振り返る : メタリカ情報局

    PodcastAlphabetallica」にて、メタリカと共に『Ride The Lightning』『Master Of Puppets』『...And Justice For All』と3枚のアルバムのプロデュースを行ったフレミング・ラスムッセンのインタビュー。UltimateGuitar.comの文字起こし部分を管理人拙訳にてご紹介。 −レコーディング過程について 我々は最初にリズムギターでドラムを録っていた。ガイドとなるリズムギターだけでね。全部を演奏することもあったけど、ドラムを録っとくだけでそれからドラムの上にリズムギターをのせていくんだ。普通はドラム、ベース、ギター、ヴォーカルとやっていたからね。当時はそうやっていた。 でも私は最初にリズムギターをレコーディングした。明らかにリフをベースとした音楽だったし、ベースさえもほとんど同じリフを弾いていたからね。私はジェイムズの卓

    フレミング・ラスムッセン、メタリカのアルバムレコーディングを振り返る : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、ジョー・サトリアーニから受けたギターレッスンについて語る : メタリカ情報局

    バンクーバーのラジオ局「CFOX」のインタビューにてカーク・ハメットがジョー・サトリアーニから受けたギターレッスンについて語ってくれました。BLABBERMOUTH.NET文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。 −ジョー・サトリアーニのギターレッスンを受けるきっかけについて 1981年に彼からレッスンを受けた。俺たちは前からお互いに知っていてね。カリフォルニア州のバークレーにある小さな音楽店でレッスンをしていたんだ。俺の友だちみんなが彼からレッスンを受けていて、彼らは文字通り一晩でとてつもないほどのギタリストになっていた。だから俺は彼をみつけて言ったんだよ。「俺も一晩でとてつもないほどのギタリストになりたい」ってね。それでしばらくのあいだ、約1年ほど彼からレッスンを受けたんだ。 −ジョー・サトリアーニの最初のギターレッスンについて 実際にはとても厳しいものだった。最初のレッスンではこうだ。「

    カーク・ハメット、ジョー・サトリアーニから受けたギターレッスンについて語る : メタリカ情報局
  • メタリカ、機材の盗難被害に遭ったトリビュート・バンドに救いの手 : メタリカ情報局

    メタリカのカヴァー・バンド「Blistered Earth」がポートランドで行ったライヴ終演後に数千ドル分の機材を盗まれたことを発表。地元ニュースで取り上げられるとそれを観たメタリカから機材提供の申し出があり、実際に機材が提供されて無事に次のライヴに臨めるとのこと。このニュースを取り上げた2つの記事を管理人拙訳にてご紹介。 1つめはOregonLiveの記事から。 Blistered Earthのドラマー兼広報のショーン・マーフィーは木曜日(4月27日)に行ったOregonLiveの電話取材に対して次のように語っている。「(メタリカが)そうすると決めてくれたことはすごくクールだよ。当にありがたい行為だった。」 しかし、全ての機材をバンドに提供してもらっても、当のスターはポートランドのメタル・コミュニティだとマーフィーは語る。「ポートランドの人たちにバンド全員から大きな感謝を伝えたい。み

    メタリカ、機材の盗難被害に遭ったトリビュート・バンドに救いの手 : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、メタリカ加入時を振り返る : メタリカ情報局

    MTVの番組で知られるマット・ピンフィールドによるインタビューにて、カーク・ハメットがメタリカ加入時(1983年)のことを振り返っていました。これまで何度も語られてきた話ではありますが、カークの詳細な記憶によってこれまでの話を補完するものとなっています。UltimateGuitar.comの文字起こしを管理人拙訳にてご紹介。 メタリカがカリフォルニアを発って、アルバム制作のためにニュージャージー州に行くって頃には、シーンの誰もがわかっていた。彼らが(ベイエリアのスラッシュメタルシーンのなかで)実際にスタジオ入りしてレコードを作る最初のバンドになるだろうってことをね。(だからカリフォルニアを去るにあたって)みんなで彼らのためにお別れパーティーをやったんだ。 文字通りその4、5日後に俺はメタリカのサウンドマンから電話をもらった。電話の主は当時、たまたまエクソダスのマネージャーでもあったマーク・

    カーク・ハメット、メタリカ加入時を振り返る : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、バス事故でクリフ・バートンと生死を分けた運命について「絶えずつきまとっている」 : メタリカ情報局

    イギリスの編集者ティム・ノークスが行ったカーク・ハメットへのインタビューを抜粋してご紹介。クリフ・バートンが亡くなったバス事故についての考えやエピソードについて語っています。 ティム・ノークス メタリカを取り巻く、語られてきた話として、ベーシストであるクリフ・バートンの30年前の悲劇的な死があります。あなたは彼にカードゲームで負けて、罰としてツアーバスで2段ベッドで寝るのを諦めなければならなかった。しかしあなた方全員が寝ている間に事故が起こり、クリフが2段ベッドから窓の外に投げ出されてバスの下敷きとなったわけです。 カーク・ハメット 間違いなくその通りだ。俺たちみんなでカードゲームをして、一緒にあれを経験した。 ティム 大変悲しい話です。2人の友人間のありふれたカードゲームがこの悲劇的な死をもたらしたという思わぬ運命の行方は、まだあなたを悩ませていますか? カーク 絶えずつきまとっているね

    カーク・ハメット、バス事故でクリフ・バートンと生死を分けた運命について「絶えずつきまとっている」 : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(3) : メタリカ情報局

    前回の続き。カークが「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話で『Hardwired...To Self-Destruct』アルバム全体の印象、好きな曲について語っています。管理人拙訳にてご紹介。 ステファン ちょっと長くなったアルバムとともに取り組んできた、キミの気持ちを伝えてほしい。 カーク 最高だと思うよ。たくさんのグルーヴがのった当に最高でヘヴィなアルバムだし、グルーヴ命、スウィング命って感じだね。俺はイカしたグルーヴやスウィング、軽快なリズムを聴くのが大好きなんだ。俺にとっては、大抵そういうものがソロとか即興を弾くにあたって一番楽しいからね。このアルバムではそれがたくさんある。ギターソロをやっている時にはそれが助けになったと思うし。曲の感覚が当にはっきりと表に出ている。過去にやっていたものよりもずっと、感覚を捜し出さなきゃならない、あるいは曲に差しはさむ感覚を頭

    カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(3) : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(2) : メタリカ情報局

    前回の続き。カークが「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話でレコーディング時のラーズとの関係について語っています。管理人拙訳にてご紹介。 ステファン いつものようにキミのソロのためにラーズが一緒にいたことは知っているんだけど、今回はどうだったの? カーク ある一日はこう。俺がスタジオ入りするとグレッグが「OK、この曲をやろうか」と言う。そして俺にキーは何かとたずねる。俺は「Fシャープに入るまではEマイナー、Fシャープになったら、たぶん相対的なマイナーキー。最後にはアルペジオを演奏するアイデアがある。」と答えると、グレッグは「いいね、必要とするところがわかっているように聴こえるよ。」とこうさ。それから俺に準備できたかきいて、準備できたら彼らが録音ボタンを押して何が出てくるかを待って見ていた。俺は25から30くらい全部違うソロを2時間とか3時間弾くんだ。それからラーズがやって

    カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(2) : メタリカ情報局
  • カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(1) : メタリカ情報局

    カーク・ハメットは『Hardwired...To Self-Destruct』のソング・ライティングに参加していないということもあってか、B!誌にもインタビューが掲載されず、どういうスタンスでレコーディングに臨んだのか気になっていました。オンライン版「So What!」でその気になるところについて語ってくれています。ジェイムズ同様、「So What!」の編集長、ステファン・チラジとの会話を管理人拙訳にてご紹介。 ステファン・チラジ 「Lords of Summer」が作曲された時期やニューアルバムについて最初に演奏されたのはどの時点だったと思う?ニューアルバムの制作過程はいつ始まったんだろう? カーク・ハメット ヨーロッパツアーに出ようとしている時かな。知っての通り、俺が最初に「Lords of Summer」を聴いた時、リフに関しては『Death Magnetic』のようなものじゃなかっ

    カーク・ハメット、『Hardwired...To Self-Destruct』制作過程について語る(1) : メタリカ情報局