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ブックマーク / xtrend.nikkei.com (4)

  • 花王の高価格シャンプーが計画比9倍 「機能より情緒」マーケ大転換

    花王が2024年4月に発売したヘアケアの新ブランド「melt(メルト)」が好調だ。出荷数は24年5月末時点で、6月までの出荷計画の9倍と想定以上となっている。花王は高価格帯市場において、「BOTANIST(ボタニスト)」などで知られるI-ne(アイエヌイー)をはじめとする新興ブランドに後れを取ってきた。巻き返しを図るために、meltの開発に合わせて、ヘアケア事業の抜的な改革を開始。2つのポイントから事業改革とヒット商品誕生の裏側を明かす。 「(販売するマツキヨココカラ&カンパニーグループでは)meltは、春夏に出たヘアケアの他の新商品と比較して2倍ほど売れている」 マツキヨココカラ&カンパニーのマーチャンダイジング戦略を担うグループ会社であるMCCマネジメント(東京・千代田)で、ヘアケア商品のバイイングを担当する商品統括部 商品部 化粧品課 主事の佐名川豊氏は、新ブランドmeltの好

    花王の高価格シャンプーが計画比9倍 「機能より情緒」マーケ大転換
  • 「業務スーパー」はなぜ強い 創業者が語る、唯一無二の経営論

    業務スーパーを運営する神戸物産は、フランチャイズチェーン(FC)展開を始めて約20年で売上高3000億円以上を稼ぐまでになった。同店の前身である品スーパーを1981年にオープンさせ、2001年には神戸物産を創業して16年まで経営に専念、今は日料・エネルギー問題解決を大義名分とする会社を率いる沼田昭二氏に話を聞いた。 ※日経トレンディ2021年10月号の記事を再構成 町おこしエネルギー(兵庫県加古川市)会長兼社長。1954年兵庫県生まれ、兵庫県立高砂高校卒業後、三越に入社。81年品スーパー創業。業務スーパーをFC方式で全国展開し、外事業や国内に20を超える品工場も運営。2012年に長男の博和氏に社長職を引き継ぎ、以降は最高経営責任者(CEO)として博和氏とダブルトップで経営に携わる。16年、日が問題として抱える「料自給率とエネルギー自給率の低さ」を解決することを大義名分とし

    「業務スーパー」はなぜ強い 創業者が語る、唯一無二の経営論
  • すき家で「楽天ポイント、Ponta、dポイント一斉導入」の内幕

    独自の電子マネー機能付きポイントカードを運用してきたゼンショーホールディングスが、共通ポイントの複数導入にかじを切る。キャッシュレス決済のメリットの1つとして顧客情報を取得しやすいことが挙げられるが、実効性のあるソリューションはまだ見いだせていないのが現状だ。 「いつものお支払い方法でCooCa(クーカ)ポイントがたまります」――。2019年2月以降、牛丼チェーンの「すき家」や回転寿司の「はま寿司」、ファミリーレストランの「ココス」など、ゼンショーホールディングス傘下の飲店約3700店でこんな掲示が目に付くようになった。CooCaとは、ゼンショーが15年に導入したグループ共通のハウス電子マネー。決済200円に付き1円相当のポイントがたまるのが売りだった。それが、この電子マネーで決済しなくてもポイントがたまるようになったのだ。 それだけではない。4月には「楽天スーパーポイント」「Ponta

    すき家で「楽天ポイント、Ponta、dポイント一斉導入」の内幕
  • 大幸薬品クレベリンが爆発的な伸び ブランド拡充、先行者抜く

    世界的に新型コロナウイルス感染症が広がり、消費者の衛生意識が高まるなか、爆発的に成長を遂げているブランドがある。2018年9月にリニューアルした空間除菌ブランドの「クレベリン」。19年3月期の売上高はブランド全体で前年度比22%増となり、さらに19年4月から12月までの3四半期では、前年同期比で78.9%増と急速に売り上げを伸ばしている。 その要因となったのが、マーケティング戦略の大きな方向転換。これまでは「衛生用品としての機能訴求しかしておらず、生活の中での使われ方に配慮がなかった」(大幸薬品の中澤健一郎マーケティング部マネージャー)。18年9月のリニューアルでは、デザインオフィスnendoの佐藤オオキ氏によるデザインを採用。「クレベリンといえば『C・(シードット)』のマークと言ってもらえるような強いブランドをつくる」(中澤氏)ための情報整理を行ったパッケージデザインや、効能感を訴えつ

    大幸薬品クレベリンが爆発的な伸び ブランド拡充、先行者抜く
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