今からおよそ70年前、長崎は島原半島を小浜温泉へと向う鉄道があった。昭和13年に廃止。 レールがあったところは、現在道路となっている。 何も知らないでそこを通ると、 「なんか妙に道幅狭いなー」 くらいで通り過ぎてしまうかもしれない。が、 いったん廃線跡だと言われると、もう 「バリバリ廃線跡だよ!!」 と思うほど面影の残っている興味深い道だった。 そこをドライブに行ってきました。 (text by T・斎藤) 道の駅ではない 国道沿いにこんな看板がポツンと立っている。 「駅の看板を模した、道の駅の看板かな」 と思ってしまいそうだが、これがかつて鉄道がここを走っていたことを示す石碑だという。 長崎市から小浜(おばま)温泉へと向う国道251号線。 国道沿いに走っていると、これが現れる。 線路があった道はやがて国道をそれ、海岸沿いの細い道へと進んで行く。すると、一気に廃線跡っぽさ抜群の道が迫って来
« いすみ鉄道を行く。 | メイン | 老人ホームの「給食軌道」。(中) » 2007年07月15日 老人ホームの「給食軌道」。(上) 動画付き ▲厨房棟(右)から「夕食列車」を引き出すシュトルプ製6号機。背後に聳える煉瓦造りの教会の時計台からは、毎時澄んだ鐘の音が響き渡る。'03.9.26 クリックするとポップアップします。 日本からの観光ツアーが必ず訪れるウィーン随一の観光名所シェーンブルン宮殿のちょうど裏手に、ヨーロッパ最大の特別養護老人ホーム=アルタ・ウント・プフレーゲハイム・デァ・シュタット・ウィーン(Alters-und Pflegeheim der Stadt Wien)があります。市電の電停にして3駅分にもおよぶ広大な敷地には、病院、教会、カフェ、そしてパビリオンと呼ばれる17もの病棟・居住棟が点在し、3500人あまりの入居者が暮らしているといいます。 そしてこの各棟に日
知り合いから聞いた話です。 ある日、上野駅から電車に乗ろうとしたら、車両の半分をロープで区切って荷物を載せている光景を見た、というのです。 専用の貨物列車ではなく、普通の電車に荷物を載せるなんてことがあるのなら、これはぜひ見てみたい! いや、むしろ荷物と一緒に旅立ちたい、旅立ってしまいたい! (萩原 雅紀) その正体は新聞輸送列車 荷物列車に乗るために昼下がりの上野駅にやって来たところ、この日はほかに何やら珍しい列車が来ていたようで、平日にもかかわらずかなりの人だかり。ちらっと覗いてみましたが、どんな列車なのかは分かりませんでした。 (注:あとで調べたところ新型の皇室車両の公開でした) 僕と荷物が乗る宇都宮線の黒磯行きは、その隣の14番線に停まっていました。 フラッシュが光る方に背を向け、誰も見向きもしない地味な方を追いかける。考えてみれば、僕の人生昔から同じことを繰り返している気がします
Wikipediaによると、世界で最も長い駅名は、イギリスのウェールズ北部のアングルシー島にある「Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」駅だそうです。 なんだかキーボードをメチャクチャに打ったら出てきそうな駅名ですが、ちゃんとした意味のある実在の駅名とのことで、実際に駅の看板を撮影した写真もあります。いったいどう読めばいいのでしょうか…。 詳細は以下の通り。 これがChris McKenna氏が撮影したLlanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch駅の看板です。駅名の読み方は「ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ」だそうです。 なお、以下のリンクによると駅名の意味は「赤い洞窟の聖ティシリオ教会のそば
ぼくは いわゆる鉄道マニアではないが、地下鉄にはちょっとぐっとくる。 その「ぐっ」の対象は車両ではなくトンネルだ。地下鉄路線図を見ながら、地下に曲がりくねりながら張り巡らされたトンネルの複雑さに思いをはせるのはちょっと楽しい。 今回はそんな地下鉄のトンネルの一部であるホームを愛でてみたい。 (text by 大山 顕) ■ホームはトンネルの一部です 地下鉄のトンネル本体とも言うべき、駅と駅の間の線路部分を思うがままに歩き回れたらどんなに楽しいだろうか。しかし残念 なことにそこに立ち入るのは簡単ではない。逮捕覚悟でなければ、新しく開通する線の記念行事でよくある「線路を歩いてみよう!」といったイベントに参加す るかあるいは路線保守の職に就くしかないだろう。 しかし、考えてみたらホームだってトンネルの一部だ。見慣れたホームにトンネル感を見出してこそ真のトンネル鑑賞家と言えるのではないだろうか。
以前、地下鉄のホームを鑑賞したことがある。やんわりとしなを作るその姿に酔いしれたものだ。しかし、地下鉄ホームの魅力はこれだけではない。その先にもワンダーランドが広がっている。 (text by 大山 顕) ロンドンの地下鉄は「チューブ」と呼ばれているというが、これは地下鉄の本来の姿をよく示していると思う。ぼくらが体験できる地下鉄空間とは、車両とホームと通路だけだが、地下鉄の本来の姿とは、長い長いトンネルだ。そしてふつうその空間を体験することはできない。 通勤、通学などで毎日地下鉄を利用していて彼女のことなら何でも知っていると思いこんでいたが、それは彼女の表向きのほんの一部分。誰にも見せないすっぴんの姿がある。それを見てみたい。 ガードが堅い彼女だが、その素の姿をちらりとかいま見ることができる場所がある。それがホームの一番端っこというわけだ。
独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構とフリーゲージトレイン技術研究組合が中心となって研究開発を続けている軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の第二次試験車輌が完成、先日JR九州の小倉工場内で報道公開されました。 ▲3月17日に小倉工場に搬入されて以来整備・調整が続けられていた第二次試作車輌がついにその姿を現した。先頭部は第一次試作編成よりさらに流線型となり、1・2号車には新在両用のパンタグラフが搭載されている。'07.5.26 小倉工場 P:宇都宮照信 クリックするとポップアップします。 異なる軌間、新幹線(1435㎜)と在来線(1067㎜)を自在に往来できるフリーゲージトレインは、1994(平成6)年から鉄道総合技術研究所(JR総研)が基礎研究を進め、1998(平成10)年に第一次試験車輌GCT‐01形(3輌編成)が完成、翌1999(平成11)年1月に山陰本線(米子〜安来間)で
この項目では、日本の軌間可変電車(フリーゲイジトレイン)について説明しています。各国の軌間可変電車およびシステム全般については「軌間可変」をご覧ください。 この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2023年2月) 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です。脚注を追加してください。(2019年2月) 古い情報を更新する必要があります。(2023年2月) 出典検索?: "軌間可変電車" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL この項目「軌間可変電車」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 第三次試験車両の節の2
▲報道公開のため初めて上野駅に姿を現したE655系。連結器が収納されている点に注意。'07.7.23 P:RM(新井 正) 本誌今月号巻頭でいちはやく速報したJR東日本のE655系がついに正式に報道公開されました。このE655系は“ハイグレード車輌”と呼ばれる一般客の乗車を前提とした車輌5輌と、いわゆる“お召”列車として使用される際の“特別車輌”1輌からなる6輌編成で、形式名からもおわかりのように交直流電車です。しかもエンジン、発電機を搭載し、非電化区間にもディーゼル機関車牽引で乗り入れられるものとなっています。 ▲圧倒的な存在感で日暮里付近を行くE655系。'07.7.23 P:後藤中也 クリックするとポップアップします。 ▲尾久方の連結器は露出したままとなっていた。非電化区間での機関車牽引時にはこの連結器が有用となる。'07.7.23 P:RM(新井 正) 通常の車輌基地ではなく、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く