経済産業省は2007年度の事業として仮想マシンを開発する。オープンソースの仮想マシン・ソフトウエアである「Xen」をベースに,異なるOSでユーザーのアクセス権情報を統合管理する機能や,セキュリティや堅牢性を向上させる機能などを開発する。開発した成果はオープンソース・ソフトウエアとして公開する。 異なるOS間でユーザーのアクセス権情報を統合管理することで,WindowsとLinuxを1台のサーバー上で共存させ,管理することが容易になる。またXenはLinuxをホストOSとするため,Linuxの普及が促進される可能性もある。 セキュリティや堅牢性を向上させるための機能も開発する。ただしセキュリティや堅牢性を向上させるために具体的にどのような手法を用いるか確定していない。 このプロジェクトは経産省の2007年度概算要求の中の「IT及びサービス産業の生産性向上」のための「IT革新を支える産業・基盤
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