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ブックマーク / www.riabou.net (28)

  • とりあえず、この1冊を読んでおけば。「安全保障入門」 - リアリズムと防衛を学ぶ

    安全保障入門 (星海社新書) 作者: 石動竜仁 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/26 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 書は安全保障に関するさまざまなトピック、概念をひとつひとつ丁寧に解説した入門書です。安全保障に関連する国際政治や防衛のトピックについて、専門書を買って勉強するほどではないけど、何となく興味はあるし、ちゃんと知りたい、という人に好適です。 書の良いところ…手に入りやすい入門書で、類書がない 「安全保障」と呼ばれる領域について入門書を書くというのは、すごいことです。「安全保障」領域は「戦略学」や「平和学」などに比べ、とても幅の広いものだからです。だからその類の入門書は、分厚くて値段が高くなりがちです。 例えば「安全保障ってなんだろう」「新訂第4版 安全保障学入門」「安全保障のポイントがよくわかる―“安全”と“脅威”のメカニズム」等はどれ

    とりあえず、この1冊を読んでおけば。「安全保障入門」 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • ネバー・アゲイン・レゾルーション(二度と繰り返さない決意) - リアリズムと防衛を学ぶ

    手痛い失敗経験はその後の行動に大きく影響します。そして「二度とこんなことは繰り返すまい」と思うのですが、そんな決意が報われるとは限らないのが、この世のままならないところです。個人であれ国家であれ。 リアリズムに従えば、日は軍事大国になるはずだった 高度経済成長を遂げた日は、その経済力を格的に軍事力に転化し、ふたたび軍事大国となって、核武装も検討し、アメリカから独自の行動をとりはじめるだろう、と見られていました。 そのように観測していたのは、リアリズム学派の国際政治学者たちです。国際政治学のリアリズムは、ざっくり言うと、国家は軍事力を中心とする力を高めることに執着する等、力に重きを置いた仮定に基づく見方です。 なお、口語でいうリアリズム、現実をありのままに捉えているかどうかとか等とは殆ど関係がありません(国際政治学徒だってカントくらいは聞きかじっているのですし)。だからリアリズムという

    ネバー・アゲイン・レゾルーション(二度と繰り返さない決意) - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/08/16
    「二度と繰り返してはならない(何を?)」 "ネバー・アゲイン・レゾルーション(二度と繰り返さない決意) - リアリズムと防衛ブログ"
  • ブログなんか書いて何が楽しいのかって、こんなコメントを読んだとき。 - リアリズムと防衛ブログ

    これから非常に大げさなことを言います。この記事は、小声で壁にでも話してるんだと思ってください。 過去記事へのコメントが嬉しい 1年前に書いた集団的自衛権の起源についての記事が、最近また多くの人に読んで頂いているようです。時勢ですね。 その中で特に嬉しかった感想がこちら。 集団的自衛権の歴史・性質を解説した記事。 リアリズムと防衛ブログ「集団的自衛権の起源と、戦争の克服」 http://t.co/gsu41l52fo ブログの域を超えた、超わかりやすくも現実的な解説。 安保法案反対の、より詳しい根拠を各自鍛えるとGOOD! #当に止める— 納戸地蜀江錦翁狩衣 (@emagovstr) 2015, 7月 16 集団的自衛権の起源と、戦争の克服 - リアリズムと防衛ブログ http://t.co/xaV2u8YpWp 今一度、このエントリーは広く読まれるべき。安保関連法案に賛成であろうとなかろ

    ブログなんか書いて何が楽しいのかって、こんなコメントを読んだとき。 - リアリズムと防衛ブログ
  • 安保反対と経済の勝利 - リアリズムと防衛を学ぶ

    政府の安全保障政策に反対し、知識人や学生を中心に大きな反対運動が起きました。国会前ではデモが行われ、今回の条約は日戦争に巻き込む、憲法違反のものだと主張しました。 …という、1960年のお話について、積ん読を少し片付けたので、その中で気になった点を紹介します。 安保改定 怒れる知識人 憲法と安保 過激派の野望 経済の勝利 外交論議の不毛 安保改定 1960年1月、岸信介総理大臣はアメリカを訪問し、新安保条約に調印しました。安保改定です。これによって日戦争に巻き込まれる危険が増す等、猛烈な反対運動が巻き起こりました。 安保条約の改定を進める岸内閣及び自民党に、それに反対する野党社会党と学生運動を始めとする大衆たちが対抗しました。 怒れる知識人 安保改定は、単に外交・防衛政策の転換であるのみならず、日の民主主義にとっても危機であるという意見が強くありました。条約の中身だけでなく、改定

    安保反対と経済の勝利 - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/07/22
    「革命を起こして自ら権力を奪取することが目的であって、平和や民主主義はむしろ破壊すべきものでした」 "安保反対と経済の勝利 - リアリズムと防衛ブログ"
  • 成城石井で売ってる新しいフルーツミューズリーが美味しかった(ハーネ マルチフルーツミューズリー) - リアリズムと防衛を学ぶ

    近くの成城石井で新しい銘柄のミューズリーを売っていたので、買ってみました。その名は「ハーネ マルチフルーツミューズリー」 総評 聞いたことのない銘柄でしたが、ものは試し。べてみると、これがなかなか美味しかったです。 オーソドックスなフルーツミューズリーですが、果実の種類が豊富なうえ、切り方もほどよく、好印象でした。 小麦の美味しさはふつう。可もなく、不可もなくといったところ。それも、フルーツミューズリーとしては悪くないと思います。 コストパフォーマンスも悪くはありません。他の種類も試してみたい銘柄です。 成分組成 組成は、オーソドックスなフルーツミューズリー。 レーズン バナナチップ イチジク デーツ 梨 アプリコット りんご プラム と、各種のドライフルーツがバランスよく入っています。 安価なフルーツミューズリーと比較すると、種類が多め これを廉価ですが味はそこそこの「カントリーファー

    成城石井で売ってる新しいフルーツミューズリーが美味しかった(ハーネ マルチフルーツミューズリー) - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/07/13
    ミューズリー、大好きなんだけど、牛乳で100%お腹を壊す。つらい… "成城石井で売ってる新しいフルーツミューズリーが美味しかった(ハーネ マルチフルーツミューズリー) - リアリズムと防衛ブログ"
  • 平和はカネで買える。商業的平和論(Capitalist Peace )のはじまり - リアリズムと防衛を学ぶ

    ブログのタイトルに関わらず、リベラリズムの話をします。 これから2回にわたり、商業的平和論について簡単な紹介をします。商業的平和論とは、経済発展が世界を平和にするという理論です。 商業的平和論の思想的起源 貿易や商業の発展が、世界を平和にするという考えは昔からあり、多くの大学者がこれを説いてきました。 モンテスキューやアダム・スミスは、市場は戦争を嫌うと説きました。戦争になれば、交戦国の間では自由な商取引ができなくなるからです。トマス・ペインは「商業は、愛国心と国防の2つの気運を減退させる」としています。 マンチェスター派の台頭 わけても有名なのはコブデンとブライトの「マンチェスター派」。1839年に結成され、自由貿易を強力に推進した集団です。 指導者たるコブデンとブライトは、貿易の経済的メリットだけでなく、思想的な正義を訴えました。貿易こそ平和への道だというのです。 それ以前の英国は、植

    平和はカネで買える。商業的平和論(Capitalist Peace )のはじまり - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/05/05
    「経済発展によって戦争が無くせる、という議論はまるで意味がないものだったのでしょうか?」 "平和はカネで買える。商業的平和論(Capitalist Peace )のはじまり - リアリズムと防衛ブログ"
  • 女性にも徴兵制を適用するノルウェーの社会 - リアリズムと防衛を学ぶ

    ノルウェーは2015年から女性の徴兵を開始しました。 ノルウェー議会は2013年から女性への徴兵制の適用を審議しはじめ、翌14年にはこれを認める新法が可決。キリスト教系の政党を除く全政党が賛成したそうです。 女性を兵隊にするとは、ノルウェーは亡国まぎわの末期戦でもしているのでしょうか? いいえ、彼ら彼女らにとって、当然の社会を作ろうとしているだけなのです。 今回はニューズウィークの報道とノルウェー軍のウェブサイトを中心に、なぜノルウェーが女性を徴兵するようになったかを見てみます。 徴兵制とは何か 徴兵とは市民を軍隊にいれ、一定期間の軍事訓練を受けさせることです。徴税と同様に義務として行うので、選ばれたのに正当な理由(宗教的信念等)無くして断れば、罪に問われることがあります。 徴兵された市民は、数年程度の訓練を受けた後、一般社会に戻り、ふつうに就職したり、進学したりします。軍隊にいる間にもし

    女性にも徴兵制を適用するノルウェーの社会 - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/04/26
    「徴兵制の軍隊も、やる気がない上に適性がない人を押し付けられても後で困ります。だから、試験をして、多少なりともやる気と適性がありそうな人を選んで採用します」 "女性にも徴兵制を適用するノルウェーの社会 -
  • この道はいつか来た道 〜クリミア併合とエチオピア併合 - リアリズムと防衛を学ぶ

    2015年3月、日の元首相の鳩山由紀夫氏がクリミア半島を訪問しました。NHKはこう伝えています。 ロシア国営テレビは鳩山氏の一連の訪問を連日詳しく伝え、この会見についても、現地時間の午後(日時間11日夜)の全国ニュースで取り上げました。 このなかで、「鳩山氏が、『クリミアの住民投票が民主的な手続きで行われ、住民の意思を反映していることを確信した』と述べた」と伝えました。(ロシアTV「鳩山氏がロシアに理解」と報道 NHKニュース15.3.11) クリミアに関するニュースを思うとき、私はエチオピアを思い出します。この2つの地域と国には共通点があります。国際社会の現状を変革しようとする国が武力を背景に国境線を変更し、そしてその一撃が、世界の秩序を揺るがせた、という共通点です。 この記事では、そもそも国家がある土地を領有できる仕組み、国境をめぐる戦争を人類がどう克服しようとし、そして失敗してき

    この道はいつか来た道 〜クリミア併合とエチオピア併合 - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/03/12
    「戦争を嫌い、相手の言い分にも理解を示し、和解すれば常に平和が訪れるほど、世の中は都合よくないできていない」 "この道はいつか来た道 〜クリミア併合とエチオピア併合 - リアリズムと防衛ブログ"
  • アララ・デラックス・ミューズリーのレビュー - リアリズムと防衛を学ぶ

    アララ デラックスミューズリー 800g posted with カエレバ キタノ商事 2012-05-20 スイスの甘くないシリアル、見た目は鳥さんのエサ、ミューズリーのレビューです。 ミューズリーは麦はじめとする色々な穀物、ドライフルーツなどをブレンドして作ります。商品ごとにブレンドの具合が違い、味わいが全く違います。どんな味がするかは袋買いしてべてみるまで分かりません。そこで、私がべたミューズリーを気が向いたときにご紹介してみます。 今回レビューするのは、イギリスのアララ社が発売している「デラックス・ミューズリー」。日でもっとも手に入りやすいミューズリーのひとつです。 麦が良い、アララのデラックス このミューズリーの特徴は「麦が良い」ということ。 ミューズリーは品によって色んな特徴があります。軽くてべやすいとか、フルーツ大目で甘いとか、香ばしさがいいとか。そんな中、アララ・デ

    アララ・デラックス・ミューズリーのレビュー - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2015/02/21
    久しぶりに更新のリア防ブログ、話題はやはりミューズリー。 "アララ・デラックス・ミューズリーのレビュー - リアリズムと防衛ブログ"
  • 集団的自衛権の起源と、戦争の克服 - リアリズムと防衛を学ぶ

    しばらく前、「集団的自衛権」という言葉がテレビや新聞でよく見られました。そろそろ静かになってきたので、いつもの通り政治的な主張はさておいて、基と起源を抑えつつ「集団的自衛権と平和の関係」について書いてみます。 集団的自衛権に賛成の人は、日の安全のために必要なんだというし、反対の人は逆だ危険だといいます。両方とも「日は平和で安全な国であってほしい」という目的意識では共通していますね。だけど、どうやって平和と安全を確保するかという手段の点で意見の対立があるようです。 これは現代日に限らない悩みです。昔から世界中の人が平和をつくるより良い方法を考え、やってみて、失敗し、また考え続けてきました。その過程で誕生したアイデアの一つが「集団的自衛権」です。 この記事では集団的自衛権の誕生の経緯を振り返ることで、人類が平和の作り方についてどういう試行錯誤をしてきたかを解説します。これからどうすべき

    集団的自衛権の起源と、戦争の克服 - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2014/08/26
    「集団的自衛権はいつ、どこで誕生したのか?」 "集団的自衛権の起源と、戦争の克服 - リアリズムと防衛ブログ"
  • 「艦これ」から始まる海軍の歴史 - リアリズムと防衛を学ぶ

    ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」が大ヒットしています。 「艦これ」から艦艇に興味をもった方も多いかと思いますので、「艦これ」の時代から現代まで、水上艦艇の戦いがどのように変化してみたかを追ってみましょう。 「艦これ」の時代は来なかった 航空機がすべてを変えた 空母の時代の始まり 「核兵器の時代」 キューバ危機と艦隊の復活 エイラート事件とフォークランド紛争がミサイルの威力を見せ付けた 空母 VS 対艦ミサイル飽和攻撃 イージス艦の登場 CSGは砕けない 再び、航空機がすべてを変える時代? 「艦これ」の時代は来なかった 「艦これ」は第二次大戦期の軍艦をモチーフにしています。ゲームバランスは「こうなるだろう」と構想されながら、史実では「来なかった時代」をモデルにしています。 戦争で使われた艦の多くは、 大戦が始まる前にすでに建造されました。太平洋戦争をまだ知らない設計者や軍人が、「次の戦争

    「艦これ」から始まる海軍の歴史 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 戦場に社会が見える - リアリズムと防衛を学ぶ

    「人類の歴史は、戦争歴史だ」とはよく言ったものです。なぜなら戦争とは、社会の営みの延長線上にあるからです。戦争と軍隊のカタチは、その時代、その社会のあり方と分かちがたく結びついています。 戦争歴史を追うことは、戦争という切り口で、人類の歴史を追うことなのです。 戦争について知ること 戦争や軍隊は、どこか一般社会から遠くかけ離れたもののように、とかく日では思われがちです。 「日軍事史」では、こう述べられています。 軍事とは、軍隊・軍備・戦争など、文字通り軍にかかわることをさす言葉であり、一般には敬遠さ れることの多いテーマかもしれない。しかし、ここ数年の事態を持ち出すまでもなく、戦争や軍隊の 問題は現代に生きる私たち一人ひとりにとって、無関係でいられないものになっている。 … 平和と民主主義の大切さを考える時に、その対極にあるものを敬遠し忌避するだけでは不十分である。…戦争や軍隊の問

    戦場に社会が見える - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2012/05/26
    「戦争は、「戦い以外」でできている」"戦場に社会が見える - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • ○○は戦争から始まった - リアリズムと防衛を学ぶ

    何ごとにも、起源と歴史があるものです。また、人類の歴史戦争歴史といいます。 だから、意外なものの起源が戦争につながっていたりします。例えばインターネットです。 インターネットと核戦争 インターネットの起源は1969年。核戦争を戦うために作られました。 核兵器を投げ合う戦いでは命令を一瞬で伝達して攻撃できることが大事です。 味方の拠点1つや2つが敵の核攻撃を受けて蒸発しても、生き残りは連絡をとりあって、すぐ反撃せねばなりません。 よって高速で、分散した通信網の開発がスタートし、インターネットの起源になりました。 弾道ミサイルも衛星打ち上げも似たようなもの 核戦争の恐怖を生み出したのは核ミサイルですが、その起源は宇宙旅行です。 地表を核で焼きつくすためのミサイルも、その起源はというと、人を月へ運ぶという夢のロケットでした。 ロケットに人を乗せれば宇宙旅行になり、人工衛星を乗せれば打ち上げに

    ○○は戦争から始まった - リアリズムと防衛を学ぶ
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    toshikaz55 2012/05/03
    "○○は戦争から始まった - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 経済で戦争は防げるか――『The Costs of Conflict』 - リアリズムと防衛を学ぶ

    The Costs Of Conflict: The Impact On China Of A Future Warposted with amazlet at 10.12.19 Univ Pr of the Pacific 売り上げランキング: 1190170 Amazon.co.jp で詳細を見る 書、「紛争の代価(THE COSTS OF CONFLICT)」は、台湾有事について主にコストの側面から分析した論文集です。戦争のコスト、つまり貿易の一時途絶や、国際社会からの孤立といった代価を払ってでも、中国台湾侵攻に踏み切るのでしょうか? それとも、経済的な相互依存が著しく進んだ今日、台湾有事が起こりうるなど時代遅れの幻想に過ぎないのでしょうか。 書の結論は明快です。 中国台湾に武力を行使しないだろうと広く信じられている。……その見方の一つは「中国は経済的に失うものが多すぎて、台

    経済で戦争は防げるか――『The Costs of Conflict』 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    toshikaz55 2010/12/20
    「国家にとって、世の中にはお金よりも大事なものがあるから」 "経済で戦争は防げるか――『The Costs of Conflict』 - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」と被災者に聞いてみたページがすごい - リアリズムと防衛を学ぶ

    「一日前プロジェクト」をご存知でしょうか。たいへんいい企画だと思うので、ご紹介させて頂きます。「一日前プロジェクト」は地震、津波、豪雨などさまざまな災害に遭った方々に「もし災害の一日前に戻れるとしたら?」と聞いて、小さな物語を集め、発信し、共有するプロジェクトだそうです。プロジェクトが発信している物語、イラストは利用自由。企業の社内報や地域の広報にコラムとして掲載するなど、幅広く活用してOK、むしろドンドン語り継いで行こう、といういうものです。 被災者視線での短い体験談なので、読みやすく、いかにも身につまされます。このブログでは代表的なものをいくつか紹介させていただきます。ご興味をもたれたら、ぜひ元サイトをご覧になってください。 震災の前に知っておけば良かったと、今でも悔やんでいること 分かっていたけど、やらなくて後悔したこと ちょっとした備えで助かった 危機管理のリーダーシップ 被災時の

    「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」と被災者に聞いてみたページがすごい - リアリズムと防衛を学ぶ
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    toshikaz55 2010/12/07
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  • ビデオ流出による3つの問題 - リアリズムと防衛を学ぶ

    尖閣諸島沖で中国漁船が海保の巡視船に体当たりしてきた事件で、公開だ、非公開だと議論になっていたビデオがYoutubeに流出しました。ビデオの内容と検証画像は「週刊オブイェクト」で見られます(参照「尖閣衝突ビデオが流出 : 週刊オブイェクト」)。NHK他の報道によればこのビデオは物の可能性が高いようです。すでに海保はこれを物とみて、流出経路の調査をはじめました。(NHK 11/5) この流出事件にはネット上、報道ですでに色々な意見が出されていますが、大別すれば論点は3つに分かれるでしょう。第一にはこのビデオの公開に一貫して抵抗、反対し続けた政府の判断と能力への疑問です。第二には、恐らく個人的な暴走によってかかる流出をおこなった容疑者の処罰と統制の問題です。第三にはこのような流出が可能であった、海保、ひいては日政府の情報保全体制の問題です。 政府の問題 流出ビデオの内容は、これまで断片的

    ビデオ流出による3つの問題 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    toshikaz55 2010/11/05
    "ビデオ流出による3つの問題 - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 「中国の漁船は中国軍の手先」とNYTが報道 - リアリズムと防衛を学ぶ

    ニューヨークタイムスで、中国が海洋権益を広げるために民間船を活用している件が報道されました。中国は漁船を「海上民兵(maritime militia)」にして送り込んでいる、というのです。(「Chinese Civilian Boats Roil Disputed Waters」2010/10/5) 民間船の活用は中国の常套手段 中国の海洋戦略と民間船の活用については、このブログでも何度か記事にしてきました。南シナ海で中国が海洋権益を広げている方法をみると、明らかに漁船が中国政府の手先となって働いています。 民間の漁船を送り込むことからスタートして、段々と実効支配を固めていくのです。まずは係争地域に中国漁船が活発にでていき、次に漁船を保護する名目で漁業監視船がでる。しかる後に海上警察、そして海軍の軍艦と進みます。もと外交官の茂田氏はこう分析されています。 中国のこういう場合のやり方には一つ

    「中国の漁船は中国軍の手先」とNYTが報道 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    toshikaz55 2010/10/11
    "「中国の漁船は中国軍の手先」とNYTが報道 - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 抑止力の正体 - リアリズムと防衛を学ぶ

    抑止力、なんてものは当に存在するのでしょうか? 昨年来、抑止という言葉は話題になりました。鳩山前総理は沖縄を訪問したとき「学べば学ぶほど…(沖縄の海兵隊は他との連携のなかで)抑止力が維持できるという思いに至った」と述べました(時事5/4)。新聞はこれを「移設問題とは、『抑止力』と沖縄の負担軽減という困難な二正面作戦に他ならない。そのことは初歩の初歩のはずではなかったか。」(10/5/7朝日社説)と、気づくのが遅いよと批判しました。 その一方で、「沖縄の海兵隊に抑止力なんてない」「というか、そもそも抑止力なんてウソだ」と考える人もいます。なぜこんな風に人によって「あれは抑止力だ、いや違う」と意見が分かれるのでしょうか?? なぜなら、あいまいだからです。抑止力は目に見えず、手で触ることもできません。そこに部隊が存在する、ということは誰にも明らかです。しかしそれが抑止力になっているかは、見ただ

    抑止力の正体 - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2010/06/10
    "抑止力の正体 - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ

    マキアヴェッリが「君主論」を書いたとき、彼の問題意識は「新しい君主はいかにあるべきか」ということでした。 当時のイタリアは「油断をすればすぐにも崩壊しかねない脆弱な政治的支配関係」ばかりの不安定な政情にありました。そのために政治的に安定した近隣の大国であるフランスによっていいように振り回され、つまみいされても、ほとんど何もできない状況でした。 慈悲深く、敬虔で善良な君主は、しかしそのためにかえって脆弱な支配力しか持てない恐れがあります。そのため狡猾さと力に満ちた君主の方が、それによって権力を保ち、そのため善良なだけの君主よりもはるかに偉大な事業を達成できる、というのです。 新しく権力を握った指導者について 権力の維持がとくに難しいのは、旧制度を打倒し、それにとってかわった君主です。そういった君主は権力を安定させるため、新制度を設立せねばなりません。その際に注意すべきこととして、マキャベリ

    「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2010/06/02
    「新しい君主はいかにあるべきか」 "「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ"
  • 中国海軍の沖縄通過は何を意味するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ

    中国艦隊は沖縄を突っ切って沖ノ鳥島へむかった (イメージ) 10隻の中国艦隊が沖縄と宮古島のあいだを通過し、東シナ海に抜けました(4/13読売)。防衛省の発表によれば、中国艦隊は現在も日領沖の鳥島の近海で活動中とのことです(4/20産経)。中国海軍はこれを長期間の外洋演習としています。 沖縄と宮古島はいずれも日領ですが、そのあいだは公海ですから軍艦の通行は自由です。しかしながらこういった航路を艦隊で進み、東シナ海に抜け、沖の鳥島付近をうろついてみせるのは、単なる訓練という以上のものを含んでいます。 艦隊は戦争のときに使われるのみならず、平時にも暗に外交上のアピールとして機能します。これを念頭において考えると、中国艦隊のこれみよがしな動きが意味するところが見えてきます。 中国艦隊の威嚇行為 この艦隊の詳細はすでに自衛隊が発表しています。(参照「中国海軍艦艇の動向について(pdf)」)また

    中国海軍の沖縄通過は何を意味するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ
    toshikaz55
    toshikaz55 2010/04/21
    中国については、地図を回転して見てみると面白い、ってのはどこか別のところでも見たなぁ "中国海軍の沖縄通過は何を意味するのか? - リアリズムと防衛を学ぶ"