ポーランドの大統領は2人の犠牲者を出した東部に着弾したミサイルについて、「ウクライナ軍が発射したミサイルの可能性が高い」と明らかにしました。 ポーランドのドゥダ大統領は16日、東部にミサイルが着弾し、2人が死亡した問題で「ポーランドへの意図した攻撃の兆候はなかった」との見方を示しました。 さらに、着弾したミサイルについて、「ソ連製の古い地対空ミサイルS‐300でロシアから発射されたという証拠はない」と述べました。 そのうえで、「ロシア軍のミサイルを迎撃するためにウクライナ軍が発射した可能性が高い」と明らかにしました。 NATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長も同様の見解を示したうえで、ロシアがNATOに対し、軍事行動を準備している兆候はないとの分析を示しました。