「酒は百薬の長」という言葉は死語になるかもしれません。最近の研究で、1合以下のお酒でも、がんが増えるという結果が出ています。「一滴も飲まないことが健康に一番」が結論で、酒飲みの私には耳が痛い話です。たしかにお酒は、口や喉のがん、食道がん、肝臓がん、乳がん、大腸がんなど、多くの臓器のがんを増やします。たとえば日本人男性の場合、日本酒を毎日4合飲むと、大腸がんになるリスクは3倍になります。日本
20代、30代の酒の消費量が減少している。その理由は何か。経営コンサルタントの鈴木貴博さんは「『酒の味が苦手』というのは少数派で、酒を嫌いになったわけではない。行動変化の理由としては、『アルコールを飲むと生産性が著しく下がる』という見方が背景にありそうだ」という――。 酒離れの原因に挙げた「宴会文化の消失」「第3のビール」 もう何年もの間、「若者の酒離れが起きている」という話題がビジネスの世界で議論になっています。この話自体には諸説があって、若者に言わせれば「成人になった当初から飲んでいないので私たちは犯人ではない」といいます。国税庁の「酒のしおり」を見ると成人1人当たり酒類消費数量は1992年の年間102リットルをピークに、2020年には75リットルにまで減少していますから、誰かが酒を飲まなくなったのは事実です。 私はこの「酒離れ」についてこれまでもいくつかの説を唱えています。最初の頃は
千葉県八街市で起きた、幼い子どもの命が奪われる痛ましい事故。 まだトラックドライバーによる飲酒運転が報じられる前、見通しのいい直線道路がスマホ画面に映し出された時、「これは何かある」と直感的に悟った。 これまでの報道によると、容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールを検出。同容疑者は「事故前にコンビニで酒を買い、車内で飲んだ」と供述しており、車内からは焼酎の空き容器が見つかったという。 酒気帯びの状態でハンドルを握っていた同容疑者には、釈明の余地は微塵もない。危険運転致死傷罪の適用も視野に、徹底的に調査すべきだ。 しかし、誤解を恐れず述べると、筆者はトラックドライバーによる「車内飲酒」そのものを「悪」だと思っていない。現状、トラックドライバーの車内飲酒は、ある程度認められるべきだと思っている。 そう思う裏側には、世間が知らないトラックドライバーたちの複雑な事情がある。 詳しく説明していこう
国税庁は9日、新型コロナウイルスの感染拡大で経営に重大な影響を受けているレストランなどに対し、ワインや日本酒といった酒類を料理と共にテークアウト(持ち帰り)販売できるよう、期限付きの酒類小売り販売免許を新設したとホームページで発表した。外出自粛で客足や売り上げが激減した飲食店などからは、売り上げ確保のため酒類の販売を認めてほしいとの声が上がっていた。 【図解】新型コロナ予防、すぐにできる四つのこと 新たな免許は地元の税務署に申請すれば、早期に免許を付与する方向だ。6月30日が申請期限で、免許の期間は付与から6カ月間。販売できるのは在庫や既存の取引先からの仕入れに限定する。インターネットを使った2都道府県以上の消費者を対象にした販売はできない。仕入れや販売を帳簿に記帳する義務が課され、販売数量の報告等を行う必要もある。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛要請などを受け、飲食業界の売
ビール、発泡酒、第3のビールを合わせた「ビール系飲料」の2018年1~6月の出荷量は、上半期としては6年連続で過去最低を更新した。昨年強化された安売り規制の影響で小売価格が値上がりし、「ビール離れ」に拍車をかけた。 ビール大手5社が11日発表した出荷量は、前年比3・6%減の1億8338万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。ビールが6・3%減、発泡酒は8・4%減。一方、割安で人気の第3のビールは1・9%増と5年ぶりに前年を超えた。 酒税法改正でビール系飲料の安売り規制が強化されたほか、各社は3~4月に業務用ビールを値上げ。ラーメンチェーン「日高屋」は昨年、生ビールを20円値上げし、焼き鳥店チェーンの「鳥貴族」も生ビールを含む全品均一価格を18円上げた。「飲食店では、ビールよりもハイボールやチューハイが飲まれるようになった」(キリン)とみる。 第3のビールが増えたのは、キリンが製造を受託したプ
ビール、じわり値上がり=安売り規制でさらに上昇へ 改正酒税法施行による安売り規制で、5月中のまとめ買いを呼び掛けるポップが並ぶスーパーのビール売り場=23日、東京都杉並区 スーパーやディスカウントストアの店頭で、ビール類が徐々に値上がりしている。メーカーが値下げの原資となる販売奨励金(リベート)を減らしているためだ。また、法改正によって6月以降は過度な安売りが厳しく取り締まられる。さらなる値上げは必至で、家庭での晩酌の本数に影響を及ぼしそうだ。 ビール類の値上がりは年明けから始まっている。昨年5月に成立した改正酒税法の来月施行を前に、国税庁がメーカーに対して不当なリベートを削るよう指導したことが理由だ。総務省調査によると、1~4月の東京都内のビール1パック(350ミリリットル入り缶6本)の平均小売価格は、前年同期に比べ9円高い1136円に上昇した。 「6月より値上がりします。まとめ買い
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