「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国で、新たに、上海の市場のニワトリなどから「H7N9型」のウイルスが検出され、上海市は、6日から生きた鳥の販売を一時的に禁止し、感染拡大を防ぐ措置を強化することにしています。 H7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次いでいる中国の東部では、5日、新たに江蘇省で2人の感染が確認されたほか、浙江省で治療を受けていた男性の死亡が報告されました。 これで、このウイルスの感染が確認されたのは16人、死者は6人となりました。 こうしたなか、中国農業省は、5日夜、上海にある3つの農産物卸売市場のニワトリやハトなど19の検体から、新たにH7N9型のウイルスが検出されたと発表し、このウイルスは、これまでに感染したヒトから検出されたウイルスと起源が同じ可能性が高いとしています。 上海市では、市場の2万羽以上の鳥を処分し、鳥が