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2019年6月7日のブックマーク (1件)

  • 東芝が復活を賭ける「地味な稼ぎ頭」の正体

    同じ東芝の半導体事業で、業績の明暗が大きく分かれている。 東芝は2018年6月に、虎の子だった半導体メモリ事業「東芝メモリ」を売却した。当時は東芝の営業利益の大半を占めており、反対の声も少なくなかったが、データセンターやスマホ向けなどでメモリの需要が落ち込み、東芝メモリホールディングスは2019年1~3月期に連結営業損益が284億円の赤字に転落した。その一方、東芝に残った半導体事業の一部は底堅く推移している。 東京・羽田空港から約1時間。小松空港から車で約30分走ると、最先端工場が集まる約23万平方メートルの広大な敷地が見えてくる。東芝のディスクリート(単機能)半導体製造拠点の総山、加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)だ。ここ数年、この旗艦工場では24時間のフル稼働状態が続いている。 自動車向けパワー半導体が牽引 特に好調なのがパワー半導体と呼ばれる製品群だ。交流と直流など、電力を制

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